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キノの旅一巻第三話 レールの上の三人の男 感想

●レールの上の三人の男 -On the Rails-
一言でいうなら:3人それぞれがレールで徒労している話
名言:(強いてあげるものはなし)


登場人物:キノとエルメス
話の長さ:十数ページ
備考:国外・徒労な話

アニメ一期「レールの上の三人の男」ページ

 

 

あらすじ
   方角がつかみづらい森を進み、目印となるレールを発見した。レール沿いに進むと一人の老人がいた。
   老人の先にはレールがピカピカに磨かれていた。彼は十八のころに鉄道会社に入って以来、まだ止めろと言われてないので五十年もの間、一度も国に帰らずレールを整備しているという。先に進むため、綺麗に整備されたレール進んでいると、再び別の老人を発見した。

 

オチ
   老人の先にはレールがなくなっており砂利がひかれていた。彼は十六のころに鉄道会社に入って以来、まだ止めろと言われてないので五十年もの間、一度も国に帰らずレールを外しているという。先に進むため、砂利の上進んでいると、再び別の老人を発見した。

   老人の先にはレールが作り直されていた。彼は十五のころに鉄道会社に入って以来、まだ止めろと言われてないので五十年もの間、一度も国に帰らずレールを整備しているという。
   三人の男全員から、旅人さんはどこに行くのかと聞かれた。

 

感想
   三人のことを考えると、その徒労具合にもはや腹立たしくなってくる話。会社はなぜ止めないで一方通行なのか、そもそも三人の男も五十年も国に帰らず会社の指示の確認や家族に会わずおかしくないか、ちょっと前や後ろへ進んでみる気はないのかなどなど。でも、だからといってキノが先に人がいますよと言い始めると、話がややこしくなるのでこの形が良いのか。
   これが別の主人公シズだったら、わざわざ道を引き返して三人を出会わせて会社まで抗議に行きそうだ。

 

追記
   改めてこのお話を読み返してみると、「宝探しの話 -Genocide-」でのドクターの台詞を思い起こす。依頼主から遠く離れた地で、師匠達はドクターを確保しようとしていた。その際ドクターは「〜誰も見ていない場所で、仕事なんかしなくてもいいじゃないか!〜」と言う。さすがに今回のレールの仕事に関してはその通りとしか言いようがない。

 

 

キノの容姿と装備:十五、六ほどの髪の短い人間・黒いジャケット・二丁のパースエイダー
エルメスの言い間違い:なし (累計言い間違い数:1)
殺害人数:0(キノの累計殺害人数:0)
キノが危害を加えられそうになった回数:0(累計数:1)
国の技術レベルと特産物等:国外
収穫:なし

[ 小説第1巻 ] 20:12 - | comments(4) | trackbacks(0) |2017.07.27 Thursday
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[ - ] 20:12 - | - | - |2020.09.19 Saturday
個人的には、終戦を知らずに海外に残っていた日本兵(小野田さん、横井さん)のことを連想しました。

このレールの話自体は鉄道会社に直談判すれば何らかの決着を得られるかもしれません。が、もしかしたら作者は、そういう細かい決着を逐一描きたいのではなく、レールの話の例えを通して、そういった取り残されたままの人、取り残されたままの習慣、思い込みを読者が自由に連想する余地を残したのではないかと思いました。
| ビビッド | 2020/01/23 11:55 PM |
連投すみません。
よくある表現ですがレールは人生の進路の例えでもあります。他人に自分の人生の進路を決められてしまう(しまった)ことを”レールを敷かれた”と例えることがありますね(親の決めた進路通りに生きることを子どもが拒否するシーンなどで「他人に敷かれたレールを歩むのはもうやめる」的なことを言う)。
三人の男は会社から敷かれた人生のレール通りに人生を進めているのでしょう。
また、鉄道は車や船と違って惰性でも(ある程度)進んでいく乗り物でありますし、レール以外の道は進むことができない乗り物です。「今までそうだったからと惰性で続けていませんか」「レール以外の自由な道も実はあるのではありませんか」とも問われていそうですね。
| ビビッド | 2020/01/24 1:27 AM |
感想が的外れ過ぎるので読み返した方が良いと思います。もしかしたら読書の才能が無いかもしれません。気を付けてください
| あな | 2020/04/23 10:28 PM |
あらあら、ご意見ありがとうございます。
確かに言われた通りな気もしますね。
今度良かったら、このお話のあなたのご感想もお聞かせ下さいね。
| 管理人 | 2020/05/01 12:15 AM |









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