キノの旅を総括したい

"世界は美しくなんかない。そしてそれ故に、美しい"
そんな世界を余すことなく総括する、キノの旅まとめサイト。ネタバレ注意


 
 〜 管理人コメント 〜

学園キノ6巻が2019年10月
より発売中です。学園キノは
今のところレビュー予定は
ありません。申し訳ない


キノの旅データベース
作中言語解説記事
〜それぞれ公開中です


全話リストはこちら


学園キノ(6) (電撃文庫)    


 記事検索

 全話リストはこちら



 
SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
         











































<< キノの旅二十二巻エピローグ・プロローグ 川の畔でb・a 感想 | main |
キノの旅二十二巻 巻末特別短編「二十年目のボク達」(あとがき) 感想

●二十年目のボク達 -Traveling for Two Decades-
一言でいうなら:二十年後のキノ達

 


内容
 前半部は32歳になったキノのお話。後半部はそんなお話なんて収録できないという著者と編集部のやりとり。さらに黒星さんによる二十年後のキノ達のイラスト。

 

あらすじ
 「あれから二十年か……」。赤い花が地平線の向こうまで咲き誇る草原で、大人になったキノとエルメスが話していた。十二歳の誕生日直前に国を飛び出し、明日でキノは三十二歳になる。二十年…シズさんは太ったオッサンになっており死ぬ程驚いた。ティファナちゃん(ティー)は国一番の医者になっていた。陸君は残念ながら亡くなっていたが、陸二世達は可愛かった。

 

 著者と編集部のやりとりが始まる。さきほど送ったお話はどうだったかと聞きボツだと言われた。あーだこーだのやりとりを経て、あとがきに収録することで収まった。次に書く作品について「それはもちろん、が―」というところで通話が途絶えた。


感想
 32歳。これを書いている管理人もちょうどその年齢である。これでも初めてキノの旅を手にしたのは高校生だった。今回のあとがきは単なる冗談のお話に思きや、実はキノの旅における長年の謎を解き明かす重要なお話なのかもしれない。気になるポイントが2つある。

 

 1つ目は、キノが32歳の大人になったという点である。ネット上にてキノは大人になる手術を受けていない=子供のままの不老説というものが存在する。しかし今回のお話はその説に対する牽制になったと思える。また著者発言として2009年と一昔前であるが、"サザエさんのワカメちゃんのように歳をとる考えがない"という2chレスが存在する。

 2つ目は、長年の謎「死ぬほど驚くかもね」についてである。「船の国」にてシズと別れた際にキノが発したこの台詞、これが何を意味するのかファンの間で長年謎になっている(まとめ記事)。そして今回のあとがきでは「ああ、シズさんか。見た時は、死ぬ程驚いたよ。〜」という文章がある。時が流れシズが太ったおっさんになった事に対する台詞だが、結果的に死ぬほど驚いており、これは長年の謎に対する作者からの解答とも受け取れる。これが解答だとしたら、船の国においてキノは何について「死ぬほど驚くかもね」と言ったかというと「シズの変わり果てた容姿を見たら」ということになる。


 お話の最後で次回作について「が―」と言いかけ途絶えるが、これは22巻発売から3ヶ月後に発売された学園キノ6巻を意味する。頭文字が「が」であることから学園キノであったが、ガンゲイルオンラインの可能性もあった。そしてその次のページで黒星さんによる二十年後の各キャラクター達のイラストが。美しい妙齢のキノに加え、太ったことで威圧感のあるシズも登場し衝撃を受ける。22巻は本当に黒星さんのデザインが印象的である。

 


エルメスの言い間違い:末期のジェラシー悪魔で→正:三つ子の魂百まで(あとがきなので累計には加算しない)

 

 

[ 小説第22巻 ] 20:29 - | comments(0) | - |2019.12.30 Monday
スポンサーサイト

[ - ] 20:29 - | - | - |2020.09.19 Saturday