キノの旅を総括したい

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学園キノ6巻が2019年10月
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キノの旅二十二巻エピローグ・プロローグ 川の畔でb・a 感想

●川の畔で
一言でいうなら:飢えから家族を殺めた瞬間食料が湧いて出た話
名言:(強いてあげるものはなし)


登場人物:キノとエルメス
話の長さ:約10ページ

 


aパートあらすじ
 これを読んでいる人へ。妻と三人の子供の死体を前にこの手紙を書いている。私がみなを首を絞めて殺した。私達は独裁者が君臨し、迫害と差別と飢餓にまみれた祖国から逃げてきた。しかしどこの国も受け入れてくれず、食料も採れなくなった。そしてこの川に辿り着いたが、何日待っても川には魚一匹いない。苦しみながら餓死するよりも自ら死を選ぶことにした。だから私はみなを殺した。これを書いてから自分も死ぬつもりだ。もうすぐ日が昇る。

 

 があああちくしょう!くそくそくそ! もう何もかも嫌になった。これを書き終えたら私は即座に自分の頭を撃ち抜く。一秒たりとも、こんな世界にいたくない。

 

 そんな手紙をキノは読み終えた。そこは川が流れる森で、付近には銃で自殺した男の死体があった。最後に怒りとともに書き殴った文字は何だったんだろうとキノ。すると川の下流からざわめく音が聞こえてきた。


bパートあらすじ
 そして川面が踊り出した。静かだった川が急に大音響に変わり、鮭の大群が現れた。どうやら昨日の朝が鮭の遡上(そじょう)の初日だったようだ。川から飛び出た鮭がキノの前に落ちた。「キノ、朝ご飯ゲット」とエルメスが言った。それを複雑そうにキノは眺め、そして頭を撃ち抜かれた一人の死体を見た。


感想
 あと少し待っていればみな助かったやるせないお話。しかしこれまで何もかもうまくいっていなかった上、この川に来てからも何日も待っていたのだから浅慮なわけがない。このお話を読むと、2ちゃんねる掲示板にてバットエンド映画と名高い「ミスト」という洋画を思い出す。あと少し待っていればという点が一致している。

 


キノの容姿と装備:茶色のコート・フルート
エルメスの言い間違い:なし(累計言い間違い数:50)
殺害人数:0(キノの累計殺害人数:244)
キノが危害を加えられそうになった回数:0(累計数:58)
国の技術レベルと特産物等:国外
収穫:鮭

 

[ 小説第22巻 ] 22:26 - | comments(0) | - |2019.12.27 Friday
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[ - ] 22:26 - | - | - |2020.05.24 Sunday