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キノの旅XXII
the Beautiful World
(電撃文庫)

   


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キャラクター「キノ」について

2018/12/5記事修正〜項目「師匠との出会い」における説得力のリンクについて、以前は何かをするためにの前にあったが、これを何かをするためにの後に移動。放送で指摘してくれた方に感謝

 

 

 

 キノの旅における主人公の少女(平和な国でのみ記述)。年齢に関しては十代中頃と記述される事が多い(例外:人を喰った話)。声は少年のような少し高い声をしている(森の中で)。旅人として相棒のモトラド「エルメス」と共に、一つの国に三日間滞在するというルールの元世界中を回っている。出身は大人の国で、生まれた時は「×××××」という別の名前があったが、なんという名前なのかは明かされてはいない。

 

 

 

●特徴
 キノの容姿はお話の冒頭で触れられることが多く、若い人間で十代中頃、茶色のコート(さらに黒いジャケットかベスト)を着て、腰を太いベルトで締め、頭には鍔と耳を覆うたれのついた帽子をかぶり、銀色のゴーグルを装着。右腿にはハンド・パースエイダーのホルタ―があり大口径のリヴォルバーが。腰の後ろにもう一挺、自動式も付けている――これらが度々述べられている。さらに髪は短い黒色で、瞳はダークブラウンである(血液型の国)。
 キノは旅をすることを第一に考え行動する。たまに、自分以外の世界や人の生き方を美しく感じ、それらをもっと知りたくて旅をしている(森の中で)。それを続けるためなら人を殺すのも厭わない。この考え方は、移住先を探すために旅をするシズや欲望を満たすために旅をする師匠とは異なるものである。

 

 

 

●大人の国にて
 キノは大人の国で宿屋を営む両親の子供として産まれた。当時はキノという名前ではなく、×××××という名前であった。大人の国は12歳の誕生日に大人の手術をする国で、少女キノ本人も国のしきたり従い大人の手術を受ける事を自然と受け入れていた。
 しかし、12歳になる直前に出会った初代キノとの出会いが人生に大きな影響を与えた。自由な旅人としての生き方に魅せられた少女キノは、大人の手術を受けたくないなと両親に言ってみた。何気ない少女の疑問だったが両親は激昂、いままでの優しい態度が嘘のように少女キノを攻め立て、さらに初代キノにも詰め寄った。彼は予定通り出国することにし、もう行ってしまうのと聞く少女キノに三日間いたからと理由を告げた。だが両親が包丁を持って立っていた。なんでも子供は親の所有物なのだから失敗作を処分する権利があるのだと言う。そして父親は包丁をキノに向け突進した。少女キノは死を覚悟したが、その間に旅人キノが割って入り彼が死んだ。
 次は自分だと思ったその時、どこからか声がした。その声の第三の選択、逃げるを選んだ少女キノは、モトラドのエルメスに乗り故郷から脱出した。そして城壁の外にある花畑に倒れ込んだ。これからどうすると聞かれ、その時のキノは答えようがなかった。

 

 

●師匠との出会い
 その後キノは森を彷徨いのたれ死にそうになった(インタビューの国)。そんな時師匠と出会い(一期アニメ「彼女の旅」にのみわずかに描写あり)一緒に暮らすことになった。そこでキノは師匠に銃やサバイバル術について指導を受けた。
 そんなある日の事(何かをするために)、キノはかつて目の前で死んだ初代キノについての手がかりを得た。ずっと初代キノの死を気にかけていたキノは、彼の国へ行くことを決意した。彼の国に着くとスムーズに初代キノの母親に出会うことができ、キノは母親に謝罪した。すると母親は教えてくれてありがとうと言いお茶を出してくれた。しかしお茶にはしびれ薬が盛られており、体の自由が効かなくったキノは母親から首を絞められた。キノは命からがらパースエイダーを取り出し、今はボクがキノだと宣言し母親を撃ち殺した。
 気が付くとキノはベッドで目覚めた。長かった髪は血に染まったため短く切られていた。住人の老人から事情を聞き、さらに「このことで泣かなくてよくなった」と諭された。キノは師匠の元に帰ると、師匠に強くなりたいのと旅の話をまた聞かせてほしいと言った。それを受け、師匠はキノに持てる技術を徹底的に叩き込んだ(説得力)。

 

 

●旅立ち
 その後キノは師匠の元から旅立った。反対されたら決心がゆらぎそうだったので師匠に言わず抜け出した(インタビューの国)。十五歳ほどのキノは旅に不慣れなこともあってか砂漠で死にかけたが、運よく雨に恵まれ旅を続けることができた(砂漠の真ん中にて)。
 それ以来キノはさまざまな国を見て回った。当初は所持しているパースエイダーは師匠から拝借した「カノン」のみであったが、後に優しい国で「森の人」を託され、さらに英雄達の国-Seven Heroes-で「フルート」を入手した(言い換えればキノの時系列を辿るうえで重要な手がかりはこれだけである)。道中シズとの邂逅等さまざまな出来事があったが、どこかの国に落ち着いて暮らす考えはないようである(渚にて 旅の始まりと終わり)。

 

 

 

●旅で心掛けている事
・基本的に一つの国に三日間滞在すると決めている(多数決の国)。だが安全に関わる忘れない国、通せんぼされた迷惑な国、居心地が悪い正義の国等、絶対という訳ではない
・いつも夜明けと同時に起き、パースエイダーの整備と訓練をする。さらに寝ているエルメスを起こす
・国の中では必要以上の発砲を控えている(自由報道の国病気の国
・危害を加えてきた者を除き、死者には黙祷をささげる(人を喰った話日時計の国など)
・城壁の外で死体を見つけた場合、なにか使えそうなものを探す。しかし自分が殺して奪ったと思われるとたまらないので、特徴的な物は避ける(インタビューの国
・「人を助ける時は、相応の覚悟が必要ですよ」という師匠の教訓のもと、城壁の外で人が倒れていてもおいそれと助けず(復讐の国)、旅に同行者を設けることを望まない(優しい国×××××

 


●性格
 キノはさまざまな国を見て回り、時には国での込み入った事情を目の当たりにするが、基本的に距離を取り感情移入せず見ているだけである。その理由については「神様にはなりたくない」と答える時がある(二人の国彼女の旅-Chances-)。そのため、倫理観を問われる場合でも介入することは滅多にない(例外:戦う人達の国)。具体的には虐殺と取れる光景を見ても動じず(平和な国)、目の前で国が災害に見舞われても素通りし(忘れない国商人の国)、撃たれている人がいても自分に害が及ばないなら手を出すようなことはしない(彼女の旅-Chances-)。
 一方で、自身の旅の遂行に関わる場合は強引な手段を取ることもあり、危害を加えられそうになったら躊躇なく殺害し、摩耗しかかっているエルメスの希少パーツを得るために殺人の依頼を引き受けたり(歌姫のいる国)、奪われたエルメスを取り戻すために教団を壊滅させたりする(神のいない国)。
 だが人情がないのか言われると全くそんなことはなく、国々で会う人々に対しては礼儀正しく丁寧語で接し、世話になった人に対しては恩返しをするべく接している(城壁のない国迷惑な国

 


●戦闘技術・能力
 師匠に鍛えられたキノは、危険の多い旅においても無類の強さを誇るパースエイダーの有段者である
・コロシアムのトーナメントを勝ち抜いたうえ、遠くで防弾ガラスに守られた王の頭をカノンで撃ち抜いた(コロシアム
・ホールドアップ状態から仕込み銃を用い返り討ちした(人を喰った話
・七人のパースエイダーを持った手練れに一人で立ち向かい全滅させた(英雄達の国 -No Hero-
・遠方より迫りくるミサイルと、その発射装置を狙撃した(迷惑な国
・距離200mの目標をフルートなら伏せずに命中させることができる(草原の話

 

 しかし、これらの目覚ましい活躍ともいえる事柄に関してキノ自身が自慢するようなことは決してない。たくさんの修羅場を経験してきているのだろう?という問いに対しキノは「自慢するようなことは、何もありませんでした」と答え(神のいない国)、人殺しの要請を受けた際は「ボクは人殺しが好きではありません。そして、ボクが人を殺すのを期待し、それを見て楽しんでいる人がいるのは、より好きではありません」と述べ、さらにその国に対して唯一的に二度と来ないと宣言している(必要な国)。

 


●その他
・旅先の国に求める一番重要なことは「のんびりできること」である(有名になれる国必要な国
・国に入ってまずやることは、食事か暖かいシャワーと白いシーツのベッドがある安いホテルを探すこと
・エルメスに「びんぼーしょー」や「がめつい」とよく言われ(人の痛みが分かる国彼女の旅-Chances-など)、料理が食べ放題の時はひたすら食べまくり、もらえる物はエルメスに限界まで積もうとする
・一方で料理の腕は壊滅的であり、あの師匠ですら死にかけた(料理の国
・お茶を飲む際は毒を用心し「面白い香りです。なんていうお茶ですか」と言う(人の痛みが分かる国など)
・右利きかつ利き目が右である(左利きの国死人達の国30p)
・注射が苦手である(同じ顔の国など)
・「キノ」という名前の持ち主は、いつもの主人公キノ・初代キノ・戦う人達の遺児・映画の中のキノの四名存在する

 

 

 

記事掲載の順列の都合上、投稿日時を操作。 初投稿日2018/9/28

[ 登場人物 ] 21:00 - | comments(0) | trackbacks(0) |2018.02.09 Friday
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