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見落としがちな箇所(9/14追記)

 さまざまな嗜好が凝らされているキノの旅。なにげなく小説読んでいては重要な部分を見落としていたなんてことが…そんなポイントをまとめてみる。他にも思いついたら随時更新。情報源については本ページでは省略が多いのでリンク先の元記事の方を参考のこと。

 


エルメスの一人称
平和な国の「パスカード」と「パースエイダーの段位」
平和な国で浮かび上がる「ウソダヨ」というキーワード

旅人キノの「少女」記述

優しい国「エゴだよ…」の真意

小説四巻の「像のある国」と「たかられた話」

ウレリックスの憂鬱

病気の国の後日談

予言の国の移民

嘘つき達の国の立役者

美しい景色のイラストの下で

人影な穴のイラスト

 

 

 

●エルメスの一人称

 キノの一人称と言えばボクであるが、エルメスが一人称を使う事は滅多にない。しかし唯一的に使用しているのがキノとエルメスの出会いの際である。小説一巻「大人の国」197p、大人の国から脱出後の花畑にてエルメスは「うん、気に入ったよ。ところで、ぼくの名前は? 何かあるの?」と発している。これがシリーズ中唯一確認できるエルメスの一人称である。

 そして、この件に関して著者のツイートが存在する。

 これの指し示す通りアニメ二期「大人の国」では先の台詞と同様のものが存在するが、「ぼく」の部分だけは改変されており、現在は存在しないという設定になっている。さらにこんな著者ツイートが存在するが、確認したところアニメ一期「大人の国」でもエルメスは「ぼく」と発言していない。

 

 

●平和な国の「パスカード」と「パースエイダーの段位」

 小説一巻「平和の国」203pにて、入国時のキノが何気なく「パスカード」、おそらく現実世界のパスポートにあたるものを門番の兵士に差し出している。この存在もここが唯一の記述である。直接的な言及ではないが、著者が下記のようにツイートしていることから、このパスカードがそれに該当すると思われる。

 9/14追記、放送での指摘で上記の消えた設定の中には、キノはパースエイダーの段位を持っており黒帯という設定も含まれているということに気付きました。教えてくれた方に感謝します。ちなみに漫画シオミヤイルカ版2巻で「平和な国」が取り上げられていますが、パスカードとパースエイダーの段位のいずれもカットされていました。

 


●平和な国で浮かび上がる「ウソダヨ」というキーワード

 小説一巻「平和の国」にて重要な位置を占めるのは、キノと博物館館長の会話である。それに関して2chレスにて興味深い指摘ある。館長は戦死した自分の息子達の名前を挙げるが、その名前を長男から順に並べると…

 

ウトス
ソトス
ダトス
ヨトス

 

 頭文字を縦読みすると「ウソダヨ」。文面をまともに受け止めるなら、何かについて嘘ということをほのめかしている。さらにその嘘にて2chレスということなのではという、末恐ろしい解釈が存在する。真相を知るのは著者のみであるが、この件に対して著者は下記のツイートに留めている。

 


●旅人キノの「少女」記述

 キノの旅初心者が陥りがちなのがキノの性別が分からないという点である。キノのついてはお話の冒頭で服装や十代中頃と明かされるのみで、直接的に性別は明かされない。しかし旅人キノにおいて「少女」と記述されている箇所が唯一存在する。小説一巻「平和の国」228pにて「キノと呼ばれた少女は、何も答えなかった。」とある。

 


●優しい国「エゴだよ…」の真意

 小説二巻「優しい国」にて、キノは国の人々と悲劇的な別れが訪れる。国が火砕流に飲まれるのを目の当たりにし、さくらの母親からの手紙を読み終えたキノは「エゴだよ……。これはエゴだ」と発する。エゴとはこの場合自分勝手と置き換えられる。そしてこの発言は事の経緯からさくらの母親に対し、さくらを道連れに心中したことに対する非難であるという見解が自然に思えた。

 しかしこの見解を一掃したのがアニメ二期「優しい国」でのキノの台詞である。キノの旅アニメ二期は原作準拠の台詞を採用しているのが特徴だが、この場面に至っては「エゴだよ…」の発言の前に大幅に台詞が追加された。内容は、さくらを無理やりお預けされなくてほっとしているというキノの心情であった。小説刊行時より「エゴだよ…」という言葉はキノが自分自身に自分勝手だと非難する意味だったのである。

 一連の経緯について、著者ツイートにて

…と述べられている。この「雑誌別冊など」とはキノの旅劇場版公開時に販売された「劇場の国」、つまり「優しい国」の別バージョンが元祖である(参考:余所様ツイート)。

 

 

●小説四巻「像のある国」と「たかられた話」

 小説四巻口絵の「像のある国」はイラスト込みで2ページしかなく、お話は木の象を見かけた程度で最後は「お伽話ですよ。これからこの国に伝わる――」という打ち切りのような形で終わっている。だがこのお話と同巻のシズ話「たかられた話」にはある共通点がある。二十二人という数字である。この人数について「像のある国」では悪魔、「たかられた話」では盗賊の人数である。つまり、これらは同じ存在であり、すなわち像とはシズなのである。さらに詳しい考察については「像のある国」記事末尾にて。

 

 

●ウレリックスの憂鬱

 小説五巻「店の話」にて店の主人の日誌の一節に「『ウレリックスの憂鬱』を読み終わる。おもしろかった。」とある。そして、著者時雨沢恵一の刊行作品には「メグとセロンIII ウレリックスの憂鬱」(2008年発売)が存在する。ちなみにキノの旅小説五巻は2002年発売である。

 

 

●病気の国の後日談

 小説五巻「病気の国」の終盤、手紙を偽っていたコール中尉にキノは襲われるが、記述ではキノが生存しているのみの表現でコール中尉がどうなったかは具体的には描かれない。管理人は最初死亡したと思っていたが、彼は生きている。これは黒星紅白画集に彼が生きている後日談が存在するためである。詳細は該当記事末尾にて。

 

 

●予言の国の移民

 小説五巻「予言の国」にて、司祭の予言を信じる住人が長々と過去の出来事を挙げる場面があるが、そこに興味深い記述が存在する。二十三年前の冬に粗野な一人の移民を受け入れなかったとある。これだけではさして意味がないように思えるが、問題なのはキノが出国後に会った他国の偵察隊員との会話である。偵察隊員は自分の国の予言を話す際、その予言者は二十二年前に移民したとあるのである。つまりこの移民は同一人物であっても不思議ではない。さらなる詳細は該当記事末尾にて。

 

 

●嘘つき達の国の立役者

 2期アニメ化もなされた小説七巻「嘘つき達の国」。原作・アニメ共に評価が高いエピソードであるが、さらなる裏話があるようだ。おかしくなってしまった男についてキノに説明する友人の男が登場するが、彼は王家のスパイのようである。根拠は最後のネタ晴らしでの「王家のスパイだった友人の生き方」という台詞である。そこから連想すれば王女を家政婦になるよう手引きしたのも友人の男と思われる。彼こそが一連の立役者なのかもしれない。

 

 

●美しい景色のイラストの下で

 鮮やかなイラストが添えられるキノの旅シリーズ。その中で、文章の脇に美しい空の景色を描いているのが2つある。小説十二巻口絵「願い」と、十三巻口絵「生きている人達の話」の末尾のページである。どちらも縦長で美しい空の景色が描かれているが、イラストの下の部分をよーく見てみると、そこにはキノ達や師匠の車がわずかに描かれている。

 

 

●人影な穴のイラスト

 小説十八巻のラストの口絵は人々とその影が印象的なものとなっている。だが最も手前の人影については影に見えて実は穴である。イラストをよく見てみると、周囲の石畳のつなぎ目が見えたりと実は穴なのである。

 

 

[ 見落としがちな箇所 ] 22:22 - | comments(0) | trackbacks(0) |2018.09.07 Friday
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