キノの旅を総括したい

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2017年大晦日企画「管理人の旅」

   2017年は「キノの旅」の再アニメ化や2つ漫画化など、多くのメディア展開がなされた劇的な年となった。そして年の瀬を迎える。アニメ放映は終わってしまったが、いくつかの場所でキノの旅関連の催しがなされていた。こんなことが次にいつ起きるか分からない。そこで2017年を締めくくるべく、大晦日の東京一人旅キノツアーを考案した。今回の記事は、大晦日当日にツイッターで上げたレポートを改めてまとめたものである。


   キノツアーをする上で候補地となったのはとりあえず三ヶ所。
‖翹榲玄┐されているという「秋葉原ラジオ会館」
▲ノグッズが売られているという「池袋パルコ」
K槎燭箸い┐「新宿キノカフェ」

 

   まあこれらはツイッター上でも画像が結構出回っており、特別管理人が撮る必要がない。そこで目的地へ移動中の光景などを取り上げ、それを見て思ったことを長々と書き連ねていきたい。

 

 

 

1.出発
   まずは荷物と言う名の装備を確認する。旅のお供として2in1のタブレットを持っていく。というのも管理人はスマホを持っていない。ガラゲーはあるのだが、それだとツイッターにアクセスできない。なんでスマホ買わないの?と言われると、買い換えるのがめんどうだから。そんな考えで今のガラゲーを買ってから7年ぐらい経過している。まあ、今後劇的にスマホの魅力や必要性が上がったら買おうとは思う。

 

   基本的に自分は他の人に比べて物を買うペースが遅い。というのも興味がある程度では買わない。買う際は意味を強く求めてしまう。例えば、一般ゲームの新作が出たとすると、一部の定番ゲームを除き大抵のゲームすぐには買わない。別に中古や値下がりを待っているわけではない。本当に待つのは完全版である。これは通常版をすぐに買って、後から完全版が売られて買うか悩むのが嫌だからである。そんな感じで無双Orochi2は完全版だけを買ったり、現在は恋姫夢想の完全版を(公式が発売否定しているにも関わらず疑っており)待っている。

 

   まあこんな感じで随所で話を脱線させつつ語っていきたい。
   キノツアーな一人旅。相棒にしゃべるモトラドがいればよかったのだが、残念ながら不在。そこでこのしゃべらないタブレットを相棒としよう。現地でのWiFiポイントを駆使し、当日はツイッターで発信をする。スマホを持っていない自分としては、このタブレットがなければ情報のやりとりができない。今回の旅にはお互いが必要である。家を出る直前にツイッターで出発の旨と、目的地とは別に行ってきてほしい場所がないか募集をしておく。自分が知らないキノゆかりの場所があると面白い。

 

 

14:00
   大晦日の午後、遅めの時間に自宅を出る。管理人は東京住みでないが、過去に何度も東京へ足を運んでいる。目的地の場所は有名な場所付近なのであまり精査せず、ちゃんと調べたのは各目的地への電車移動時間程度だった。まあこの甘い考えにより後に多大な労力を支払うことになるのだが…当時はそんなこと知る由ないという、ありきたりな定例文を使うことになる。

 



2.東京へ
15:30
   JR上野駅に到着。秋葉原へは電車で一本で行けないので、ここで降り乗り換える。すぐに乗り換えの電車の元へ行ってもいいが、大晦日の上野ということもあり、軽く駅構内を歩いてからその辺の壁にもたれかかる。

 

   2017年は「インスタ映え」が流行語大賞の1つのようで、ネット上には多くの魅力的な写真があふれている(あまり興味がないので見てないのだが)。だが今回の旅で自分がやろうと思ったのは、何気ない人だかりの撮影である。東京に住んでいる方なら見慣れすぎている光景のはずだが、自分を初めそれに疎い生活をしている人からすればそれを知る機会がない。

 

   キノの旅小説第14巻「朝日の中で」。このお話ではキノ達にとっては毎日目にするような朝日を見るが、護衛対象の女性たちにとってはそれが初めて見た朝日であり滝のように涙を流した。
   「"当たり前"とは、他人にとっては当たり前じゃないんだよ、エルメス」とキノ。そんな人のために、今回は何気ない人だかりの光景を記録することにした。

 



   慣れない手つきでタブレットを操作し写真を撮影、それをツイッターに上げる。Wifiポイントについては事前に調べておいた。今回の件で知ったのだが、最近はだいぶ無料Wifi環境が整ったようで、JRの主要駅・東京メトロ・セブン・ローソンをあてにすることにした。使用するには現地でアクセス名を指定して接続→メールアドレス登録で大抵繋ぐことができるようだ。このおかげで今回のような旅が可能になったので感謝。だが上野駅でWiFiを繋ごうとしたところ、どうにも回線が遅い。人が多いためか、場所のせいか。結局、JR主要駅のWiFiはたいてい回線が重いことが後に判明した。

 

   ふとツイッターの通知を見ると、優しい方々からのコメントのほかに、あるキノゆかりの場所に行って見てはというコメントがあった。秋葉原に「書泉ブックタワー」があり、そこにマンガ版キノの旅の広告があるそうだ。そんなところがあるのか、ということで秋葉原に向かう。

 


15:50
   JR秋葉原駅に到着。都心の駅では普通だが、昔秋葉原駅に来た時は出口がいくつかあってよく迷った。でも何度か来て電気街口こそ秋葉原らしい出口ということを覚えた。この日はコミケ開催日ということもあり、その帰りらしき人たちがいた。その際目印となるのが大きな紙袋。ある人は「ねこパラ」のOVAの袋、ある人はブランドの「Lump of Sugar」で知っている"ななろば華"氏が書いたらしきキャラクターの袋を持っていた。

 

 

   駅のたくさん人だかりをみて見て思うことがある。ここにいる人にはみなそれぞれ人生という名のドラマがあり、それが今偶然自分とこの場所で交差している。その莫大過ぎるドラマの物量を思うと、その多さになんとも末恐ろしいものを感じる。


   と、ここでツイッター実況は途切れることになる。次のツイッターを発信したのはこれより4時間後の20時となってしまい、その時発信したものも事後報告となった。なのでここからツイッター発信が途切れた間、何があったのか詳しく書いていきたい。

 

 

 

2.秋葉原ラジオ会館・キノ台本展示へ
16:05
   時計を見て、ようやく事態の重さに気付いた。時間がない。今回は最も注意すべき点はキノカフェの営業終了時間18時半ということである。キノカフェに営業終了時間に行くことは計画通りだが、このままではすべての箇所を回るのが難しいかもしれない。しかも、要望にあった場所も知らない書泉も行きたい。とりあえず書泉を検索。だがいかんせん回線が重い。焦りつつもどうやら目的地は秋葉原駅の南東にある様子。秋葉原で行くのは大抵西側なので、こちらにはまるで行った事がない。だが行くしかない。そんなこんなで東京について初めて駅を出たこの時より、移動時は常に走るという、エルメスではなく管理人が走る旅が開幕した。

 

   まずは秋葉原駅電気街口を出てすぐに見えてくるラジオ会館へ。ここにキノの旅の台本が展示されているはず。ラジオ会館といえば改装後に一度来たが、確かエレベーターが2つしかなく大変待つ必要がある。なんで改装時に3つにしなかったか、今でも設計ミスだと思っている。

 

 

   ラジオ会館へ入り、目標のキノの旅の台本展示をさがす、が場所がわからない。とりあえず店員さんに聞くと、自分の店舗では台本展示のをしていないとのこと。入ってから気づいたのだが、階層もしくはフロアごとに店舗が分けられており、それゆえに他店での催しまでは分からないということだった。う〜む、気付かなかった。この台本展示はツイッターで知ったのだが、どうも秋葉原ラジオ会館という名前ばかりに目が行ってしまい、何店でやっているのか忘れてしまった。ネットを繋ごうにもここがWiFiにつながっているか分からない。う〜む、困った。とりあえず2Fで店員さんに聞いたので、上の階へと進む。

 

   上の階にはエレベータで行く。昔初めて東京に来て驚いたのは、お店にあるエレベータが一人分の幅しかない事だった。それまで自分が田舎者のせいか地元で一人分の幅しかないエレベータは見たことがなかった。それゆえに、なんで都会の方が設備が整っているはずなのに一人分しかないんだと驚いたものである。これはあとから感じたのだが東京は敷居密度が高くエレベータですら敷居節約のため削られる一方、逆に田舎は土地に余裕があるためのようだ。エレベータを乗り3Fへ行っても探し見つからず、次に4Fに行ってみると…

 

 

16:15
   発見。わりかしすぐに見つかってよかった。とりあえず撮影。目標の台本は上質そうな冊子だった。その右側にはキノのイラスト、これは確かクリアファイルのはず。うち一つは電撃文庫横断企画から出たもので、おそらく裏側には下着姿のキノが描かれている。ほかはポーチにアクセサリ、下にはブックカバーらしきものと小説が。よく見たら21巻だった。脇にはなぜかそに子が。

 

 

   台本の写真自体はツイッターでも挙げられている。でも個人的に知りたかったのは、その枠外にいる人だかりであった。どんな場所で見られているのか、それを知りたかった(あとから気付いたが一枚目の人だかりの写真、左端のキャラクターはネット広告でよく見かけるキャラだなぁ)。


   ラジオ会館を出る。次の目標は東にあるが、せっかくここまで来たのだからと反対方向の車道の方、秋葉原街並みが見える方に行った。大きな車道と横断歩道を見渡す。今は歩行者天国ではなかったが、横断歩道が青になると画像のようにたくさんの人だかりできた。

 

 

   過去に大きな通り魔事件があったが、それよりも気になっていることがある。確か事件直前のこと。唐突にコスプレの大規模な規制とその報道がなされた。現在はコスプレ規制は緩和されたと思うが、あの規制は一体何だったんだろうといまだに気になっている。

 

 

   同じ撮影場所より、ここまで歩いてきた通りを振り向き写真撮影。秋葉原…自分が高校生の頃は秋葉原というだけで憧れがあったのだが、最近はそういう感覚がなくなってしまった。趣味がはっきりしたり、必要なものは近場や通販で買えるのであえて来る必要もなかったり。だが、間違いなく聖地である。


   これを書いている今でこそ物思いにふけることができるが、当日はそんな余裕もなく撮影も早々にとりあえず走る。次の目標は「書泉ブックタワー」なる場所のキノの旅看板。外に出てしまえばコンビニ以外でWiFiのあてがないので何とも心細い。事前に検索した地図はあるが、実際に走っていくといまどの場所にいるか分かりづらい。ここまで来たら勘を頼りに秋葉原駅南東方向へ進む。

 

 

16:30
   書泉ブックタワーのキノの旅漫画版の看板を発見。運よくすぐに見つけることができた。しっかり撮影し次なる目的地へ。ツイッターがなければこの場所を知ることができなかった。

 

「"この場所を知らず 夢の地を目指し 夢の地に着いて この場所を知らず"」

(キノの旅小説第4巻より。まあこのタイミングで使う言葉ではない気がするのだが)

 

   改めてここを教えてくれたユウさんに感謝します。

 

 

 

3.池袋パルコ・キノショップへ
   とりあえずどこかしらの駅へ行き電車に乗らなければならない。書泉ブックタワーより北上し地下鉄東京メトロに行く。自分は電車移動する際ガラゲーの路線検索で決めるのだが、今回は地下鉄ということもありはっきりとした検索結果が出ず。やむなく駅員に池袋に行くにはどうすればいいのか聞く。すると駅員さんが気を効かせ、安い方がいいか早い方がいいか聞いてくれた。もちろん早い方でと答えると、JRを使った方がいいと教えてくれた。思えば東京メトロ側とすれば客を一人失った事を意味するが、無償の善意を施してくれた駅員さんに感謝するしかない。

 

   ここでいったんWifiに繋ぐ。東京メトロでは外国人向けにWiFiを開放しているが、それゆえに案内が英語である(特別日本人が使用してはいけないという注意書きは見受けられなかった)。まったく文章が読めないのだが、事前に選択肢をメモに書いておいたので、手間をかけつつもWifiに繋ぐことができた。ここでツイッターを発信しようとも思ったのだが、時間的に結構まずい。すぐに西にあるJR秋葉原駅へ行き池袋方向の電車に乗り込む。池袋には約20分で行くことができる。

 

   今回は寄らないのだが、電車で付近を走っているであろう神保町は思い出深い。アニメ「R.O.D」で本の街と知り、何度か足を運んだ。その際、有名書店屋上にキノの旅の看板があったのを今でも覚えている。

 

   キノ「こんなものを見られるなんて、こんな遠くにまで来れるなんて、昔……、それこそ子供の頃は思いもしなかった。」
   今年の自分を振り返り、このセリフと似たようなことを感じている。

 


17時手前
   JR池袋駅に到着。池袋にはニコニコ本社があり、よく足を運んでいるのでなじみ深い。といっても来たのは一年ぶりだが。目標の場所は池袋パルコ。地下1階がニコニコ本社でその上6階にキノショップのあるはず…

 

   だったのだが、あれ、ない!? おかしいな、確かに6階なんだけどタワレコしかない。むむむ…お、店の壁に無料WiFiありますと書いてある。どれどれつなげてみるか。おお、快適に動くな。すごいなパルコ。で、告知ページを開いて、それを見せつつ店員さんに聞いてみるか。あのー…ふむふむ、あーそうか、キノの旅のショップがあるのはパルコ本館で、ここは別館なのか。これは…ニコニコに足を引っ張られたなぁ。ニコニコのイメージが強すぎてすっかり勘違いをしてしまった。急いでパルコ本館へ。

 

   実は、ニコニコ本社にも寄り道するつもりだった。この日はプラレールで池袋駅を再現するという展示をしていた。それ自体にはあまり興味はなかったのだが、行くならばとドグマ風見さん等が出演した事前公式放送を見ておいた。だがさすがに時間がない。早々に池袋パルコ別館を後にする。

 

   パルコ本館はすぐ見つかった。店員さんが教わった通り、駅に併設された場所にあったた。すぐ中に入り、エレベータで6Fへ。

 


17:28
   「キノの旅」Theキャラショップに到着。来てみないと分からなかったが、フロアの一角を貸切ってキノグッズをまんべんなく置いた感じだった。時間がなかったので足早に物色し、その場をすぐ後にした。店員さんに変に思われなかったなかなか不安である。

新宿キノカフェの閉店時間は18時半。果たして間に合うのか…?

 

 

 

4.新宿バルト9・キノカフェへ
   新宿バルト9というのはビルの名前ではない。ビル内にある映画館の名前をそう呼ぶのであり、実際のビルの名前は「イーストビル」というらしい。まあその名前で呼んでもピンと来ないのだが。

 

   まあとにかく、走る。JR新宿駅に行くため池袋駅に戻る。この2ヵ所は近く、電車で8分で着く。電車に乗りダラダラな汗をハンカチで拭く。当然季節は冬であり寒いのだが体感まるで寒さを感じず、マフラーを取るどころかジャケットのチャックを全開にするほど。周りの人からはさぞかし奇異な目で見られたはずである。

 

   新宿駅に着き電車を降りる。向かうは新宿バルト9。実はバルト9へは過去に何度も来たことがある。一昔前に友人とよくここへ来て映画を見た。その時はアニメイトカフェがあることを知らなかった。不思議な縁だなと思いつつどの道を使っていくか考える。以前は東口あたりから出て新宿アルタ前を通り、大きな道をずっと進んでいった。しかしこの道は迷った事があった。ここで迷うと本命のキノカフェが閉まってしまう。そこでふと思い出したのだが、ネットで旅の事前調査していた際に南口から左へ行くといいという案内を見かけた。正直それはうろ覚えであったのだが、そちらに賭けてみることにした。

 

   南口を降り左を見ると確かにバルト9が見えた。なるほど、こちらの方が迷わず行ける。そしてラストスパートをかける。ふと、なんでこんなに走っているんだっけとも思うが、それは分かり切っている。今回の件は、自分の存在価値に関わるものだと考えている。例えば、ここで無理せずある箇所には行けませんでしたという事だってできる。しかしもし自分が視聴者側であった場合、自分という器量の狭い人間だとなんで行けなかったんだと思っていまう。だから発信者側となった自分としては、価値を下げるようなことを起こすのが許せないのである。これは冷静にみればなかなか危うい感情だなと思ってはいる。

 

 

17:49
   信号で足止めを食らったので写真を撮る。画像奥が目標の建物。思えば、地下鉄を使えばもっと楽できたかもしれない。しかし下調べをあまりしてこなかったので、無難にJRを使った。

 

 

17:53
   バルト9のビルに到着。すぐにエレベータに乗りカフェのある6Fへ。そして、ついにキノカフェを見つけた。とりあえず一安心。先にトイレに行っておく。家の最寄駅以来全然行けてなかった。

 

 

17:55
   改めてキノカフェ前へ行き写真撮影。そしてついにカフェに入った。受付で店員さんにラストオーダーが18:00までと言われた。そこで時計を見ると17:56であり、実にギリギリであった。その場でメニューを見せてもらい注文する。嬉しかったのが「人を殺すことができる国」のクレープが品切れになっていなかったこと。これは度々ツイッターで品切れ告知が出る代物であった。そのほか、携帯食料付きのジュースを選んだ。


   注文を終えようやく店内に入る。入り口付近にはグッズやらが展示されていた。それらをしげしげと眺めた後、席を見渡す。ほかにお客さんはおらず、自分一人の貸切状態だった。そりゃこんな時期だしそうなるか。ここでだれか一人でもいれば確実に声をかけていた。だが管理人というなんとも形容詞しがたい容姿の人物に話しかけられた人が出なかったのは、むしろ良かった事なのかもしれない。

 

 

   そんなことを考えつつ、ようやく席について一息つく。ここまで本当に走りっぱなしでやっと休むことができた。注文の品もすぐ届き、グリーンのジュースはオレンジジュースをもとに作られたそうだが、全く酸味がなく良好。携帯食料はまんまカロリーメイトのチョコ味。クレープは期待通りおいしかった。

 

 

   ここからはシズのように下賤なことを書くので飛ばして読んでもらっても構わない。出てきた食べ物はとてもおいしかったが、価格がなかなか気になるものである。後で撮ったレシートがこちら。

 

 

   人を殺すクレープという名前はともかく、価格はなかなかのものである。クレープ自体の価格は知らないが、同じ大きさのケーキであれば巷では200円程度。グリーンドリンクは配合がよく分からないが、多く見積もっても150円。ドリンクについてきたカロリーメイトは4個入り箱で200円で売られているので一個50円…つまり普通の3倍ぐらいするなぁなんて事を思いつつ…まあこれは自分がキノと一緒で貧乏しょーであるためだ。だが、このカフェ自体、キノの旅という貴重な場を設けてくれたところでありその代金も含まれていると考えるのが妥当である。


   そういえば注文の際、特典としてコースターを貰った。キノと相棒だった。

 

 

   店を見渡すと交流ノートを発見。表紙には撮影や連絡先記入禁止との注意書きが書かれていた。そしてノートを開くとキノ愛溢れるメッセージが多数。自分もしっかり書き込んでおく。まあ、ここまで来るのが大変だったという書き込みになってしまったが。

 

   そろそろ閉店時間。最後に店員さんに、今日キノツアーをしてきたと軽く話す。私事だが店員さんはちゃんと聞いてくれて感謝している。

 


18:30
   カフェを後にし、バルト9を出る。 そのままずっと歩いてアルタ前を通り新宿駅へ。人だかりはまだまだ多い。そんな感じで電車に乗り、帰路についた。

 

 

 


5.あとがき
   まあ、そんなこんなでエルメスではなく管理人自身が走り回るという、実に珍妙な旅となった。


   旅の相棒となったタブレットとWifiの駆使も、手間がかかるうえ回線が重かったり場所の制約があったりと、スマホの方が断然いいという結論に至った。2度目があるとすればさすがにスマホ購入を検討する。


   誰かキノファンな方とお話ができればと思っていたが、残念ながら願いは叶わなかった。一方で話しかけた店員・駅員さんは実に4人。みなさんが優しく接してくれなければ今回の旅は成し得なかった。大変感謝している。

 

   時間の見積もりが甘かったのは、ツイッター実況に手間がかかると言うのを全く考慮に入れてなかった事が原因である。これが普通であればさっさと目的地へ行くだけなのだが、序盤でツイッター発信に時間を費やした分、後のスケジュールを大幅に圧迫することになった。

 


   だがまあ、こういうトラブルと、それを走り回って取り繕うという構図は実に自分らしいと思った。ここでは語れないが、これまでの人生で実に似たり寄ったりな経験をしているのである。それゆえに今回の体験は自分らしすぎて笑ってしまう。みっともなくて、はたから見ればすごく間抜けで、そして実に自分らしい。


   それが実に面白い。

 

 

   それは、砂漠で雨が降ってきて爆笑するキノのよう。

 

 

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