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キノの旅アニメ二期第八話(その2) ティーの一日 感想

●ティーの一日 -a Day in the Girl's Life-
登場人物:キノとエルメス
本編約6分
アニメ前話「電波の国」ページ
小説版「ティーの一日」ページ

 

 


あらすじ


   別の国のホテルにて。シズは出稼ぎのため出かけて行った。部屋には陸と寝ているティーが残された。朝。ティーが目覚めた。陸は事情を知らないであろうティーに事情を話した。それを聞いたティーは陸を抱きしめた後に「よっ」と言った。陸は困惑しつつ、ティーが「おはよう」の「よっ」を言ったと思い至った。

 

   朝食として机にはクロワッサンとオレンジのジャムの瓶があった。ティーはスプーンで瓶からジャムを取り出すと、そのままスプーンを口に運ぼうとした。なので陸はそれを止めた。するとティーは「どくか」と聞いた。陸はクロワッサンと一緒に食べるものだと教えた。

 

   食事を終えたティーは「でかけるぞ」と言った。手榴弾を持ち出そうとしていたので陸はおいていくようにと言った。ホテルを出た両者。「どこへ行きますか」と陸。するとティーは何も言わずにある方向へと歩き出した。それに従う陸。ティーは下を向きながら歩いていたが、夕暮れになると足をとめた。そして「おわりだ」と言った。何がですと陸。するとティーは足で地面を叩いた。「まさかただ単に自分の影を踏んできたので」と陸。それにうなずき「かげくろい」「いなくなった」「でもだいじょうぶ」と言った。陸は意味を理解ができなかった。

 

   ホテルに帰り夕食は再びクロワッサンだった。ティーはクロワッサンをふたつに裂き、ジャムをつけたものを陸に突きつけた。ジャムが落ちそうになったので陸はあわてて咥え、たいらげた。そしてありがとうございますと言った。ティーはうなずいた。

 

   夜。ティーが寝ている脇で、陸は帰ってきたシズと話した。今日あった出来事についてよくわからなかったと振り返る陸。するとシズはおもしろいねと言い、自分の考えを述べた。影を踏んでいった件については、船の国の黒い人達がいなくなったとこの再確認し、自分は大丈夫だと言いたかったのではないか。夕食時のことは、仲間には食事を分け与えるものではとうことを実践したのではないか。そう言うとシズはティーが残したクロワッサンをたいらげた。仲間ですかと陸。そしてあの時自分がティーを殺してもいいと思ったと言う。それを聞いたシズは気にするなよと諭し、今日一日でティーと陸がすっかり仲良くなれた気がすると言った。

 

   朝。さていくかとシズ。いきましょうと陸。するとティーが陸に抱きつき、「いっしょにいこう。りくはなかまだ」と言った。それを聞いた陸は、普段とは違う心からの笑顔を見せた。両者を見たシズは、バギーを発進させた。

 

 

感想


   電波の国視聴中に時間が余るなと思っていたら、まさかの登場となったティーの一日。シズ不在のティーと陸の一日が描かれる。ティーのさまざまな行動に対し、陸は意味が分からないままただただ困惑するが、シズからこういった意味があったのではと教えられるお話である。ティーの一連の行動。それはまったく意味のない行動に思えたが、理由づけとなる伏線はしっかりと貼られていた。これは原作小説に限らず今回のアニメでも同様であった。

 

   アニメ初見時は見逃がちであるが、外へ出た際に画面はティーの足元からのびる影を確かに捉えている。そしてその方向へティーは進んでいく。ティーが顔を下を向けているのも自分の見つめているゆえであろう。

 

   夕食のクロワッサンを仲間に分け与える描写についても、シズがその指摘をしつつ残っていたクロワッサンをほおばるという、話の流れに沿った行動であった。この場面はアニメにおける良改編である。小説だと段落の頭にシズが残ったクロワッサンを食べ、仲間に分け与えると指摘するのはだいぶ先である。なのでティーがクロワッサンをシズに残していたという事実を忘れやすい。だがアニメでは話の流れに沿っており、説得力が増している。

 

   シズが不在という事で、ティーと陸の描写がメインとなった。ティーの表情はさして変化がないが、一方の陸は多彩な表情を見せてくれた。特に最後にティーに抱きしめられた際の陸の笑顔がとてもよかった。

 

   アニメ前話「電波の国」ページ
   小説版「ティーの一日」ページ

 

 

 

 

[ アニメ2期 ] 09:30 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.11.25 Saturday
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[ - ] 09:30 - | - | - |2020.03.25 Wednesday









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