キノの旅二十一巻第五話 満員電車が走っている国 感想 |
●満員電車が走っている国 -No Pain. No Gain-
一言でいうなら:満員電車が刑罰の国
名言:(強いてあげるものはなし)
登場人物:キノとエルメス
話の長さ:数ページ
あらすじ
鉄道網が発達した国で、キノ達は警報を鳴らす踏切にさしかかった。キノが止まると満員電車が目の前を走った。どの車両も満員で、スーツ姿の者達がまるで記録に挑戦するかのように詰め込まれていた。それが通過した後も遮断機は上がらず、次の電車が来た。その電車はさきほどと違いとても空いていた。
キノは一緒に遮断機が上がるのを待っていた車の男に事情を聞いた。それによるとさきほどの空いていた電車が普通であり、満員電車だったのは「刑務所電車」なのだそうだ。それに乗っているのは素行の悪い囚人で、毎日朝夕二回、最低でも一時間運行するそうだ。4年前に採用され、これにより素行が悪かった囚人達も、乗らなくて済むならと刑務官のことをよく聞くようになったのだという。このアイデアは、ある旅人が故郷で一番キツかったことを話したのがきっかけだった。
感想
う〜む、確かに満員電車が刑罰だとしたら嫌だなぁ。これについては実際にやってみても効果があるかもしれない。実は現実世界においてもこういった類の刑罰があるらしく、検索してみるといくつか出てくる。
キノの容姿と装備:不明
エルメスの言い間違い:なし(累計言い間違い数:48)
殺害人数:0(キノの累計殺害人数:244)
キノが危害を加えられそうになった回数:0(累計数:56)
国の技術レベルと特産物等:現代
収穫:なし