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キノの旅二十巻第六話 夫婦の話 感想

●夫婦の話 -Taken-

一言でいうなら:夫婦がどちらもスパイだった話
名言:(強いてあげるものはなし)

 

登場人物:フォトとソウ
話の長さ:約30ページ

 

 

 

あらすじ
   写真を撮ってほしいとフォトの写真屋に夫婦が訪れた。妻によると、旦那は写真嫌いだったが妻の説得に突然応じたそうだ。撮影が滞りなく済んだ後、旦那がいつ写真が届くかと聞いた。これが無口で乗り気でなかった旦那の初めての台詞だった。フォトはそれに答えると、旦那は感謝し二人は帰っていった。

 

   後日ラジオを聴いていると、例の旦那が水死体で発見されたニュースが飛び込んできた。そしてフォトの家に警察官がやってきた。例の旦那についての聞き込みだった。その最中、警察官に無線が入った。ソウが耳を澄ましたところ、捜索の打ち切りを命令する無線だった。

 

   それから数日後、カラー写真が完成し残された妻へ届けることにした。妻の家に着くと中に案内されたが、家具らしい家具がまったくなかった。旦那の遺言でそうなったらしい。妻は残っていた家具のティーセットでお茶を出してくれた。すると警察官、ソウの見立てでは公安警察が訪れた。彼らはフォトの目の前で妻に旦那が他国のスパイであることを明かし、旦那は自分達に監視されていると気付いたため自殺したと述べた。それを聞いた妻は目に見えて放心状態で、とりあえず警察官達にお茶を勧めた。すると、それを飲んだ警察官達が倒れた。部屋の外で控えていた一人の警察官が乗り込んでくるが、妻の投げつけたヘアピンにより銃を落とし、瞬時に掌底で倒された。

 

   ソウは妻もスパイなのかと言った。妻は旦那と出所の違うスパイというよりスリーパーだと言った。スリーパーとは基本的に市民に扮しているが、必要に応じて目覚めて行動するスパイだそうだ。また、旦那がスパイということは知らなかったという。そんなことを自分達に話していいのかとソウは言うが、彼女はこの場所を去るので良いと言った。そしてフォトに写真代を渡した。フォトはカラー写真を渡そうとするが、妻は証拠となってしまう写真は受け取れないと言った。また写真がほしかったのはどちらも夫婦の体裁がほしかったためであり、夫婦の記憶はしっかり残っているからいいと言った。妻は最後に、フォト達には倒した警察官達が目を覚ますまで待ってもらい、これまで話した事情を隠さず喋ってほしいと言った。

 

 

オチ
   その後、フォトは起きた警察官達に事情を話し写真を提出した。フォトが自分の家に帰ってくると、自分が鞄に入れておいた本番以外で撮った白黒写真が消失していた。妻は写真を受け取らなかったが、あの場でフォトとソウの目を盗んでこっそり回収していたのだった。フォトとソウは彼女のことを存在しないことにして、"なぜか"手に入れたお金を不思議に思うふりをし、そのお金で新しいティーセットを買うことにした。

 

 

感想
   妻はいったん写真を断ったが、やはり未練がありフォトの本番ではない白黒写真を回収していた。やはり写真は思い出が残る大切なものというお話。それにしても少し気になることが。公安警察が妻に真実を述べる際、フォトに同席させるものなのか。明らかにまずい話だと思うが。フォトが夫婦の写真を撮ったので引き留めたのかもしれないが、席を外してもらうこともできたし、さすがに同席させるのはおかしい気が。

 

 

追記

   本話収録の小説20巻は2016年10月に発売されたものであるが、時を置いて2018年2月、「スリーパー・セル」というキーワードが報道で飛びかった(参考URL:Google検索ニュース項目「スリーパー 北朝鮮」http://bit.ly/2KZWvVP)。個人的に聞き慣れない単語であるが、著者をはじめ詳しい方々すれば既存のものである。

 

 

[ 小説第20巻 ] 19:34 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.09.30 Saturday
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