キノの旅を総括したい

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キノの旅XXII
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キノの旅十九巻エピローグ・プロローグ 捨てる国b・a 感想

●捨てる国 -Till You Drop-
一言でいうなら:姥捨て山制度がある話
名言:「はい。詳細は不明ですが、奇妙奇天烈で実にフザケた国があると商人から聞きまして、動物園で珍獣でも見てやろうかという軽い気持ち出来ました」


登場人物:師匠と弟子
話の長さ:約10ページ

 

 

bパートあらすじ
   二人の男女が家の前で覆面をかぶり、ノックもなしに家に突入した。そこには夫婦と子供達がいた。二人は夫婦を手早く拘束し、迷わず隠し扉を突き止めた。その先にいたのは老婆であった。一家の主が母を連れて行かないでと叫ぶが、それはできない、不満があるならみんなの力で変えるべきだと女。なぜそんなことをするかと言う主に、隠匿老人を見つけ出して差し出すと金くれる組織があると男。そして問題の老婆自身は連れて行かれることを潔く認めた。

 

aパートあらすじ
   これから向かう国は商人に聞いたところ恐ろしい国で、全員が勇猛果敢で死を恐れない兵士たちが守っているとのことだった。師匠は警戒しつつ相棒の運転のもと進んだ。すると目の前に岩が落っこちてきた。

   悪い悪いと老人が師匠達に話した。岩を避けた師匠達は老人達と対面していた。老人はこの先に何の用があるか聞いてきた。師匠は名言を残した。相棒は顔色を変えた。だが老人は満足したようで国へ案内してくれた。その国はみな老人で100人はいた。食事の席が設けられ師匠はこの国について聞いた。この国は姥捨て山の結果生まれたという。
   山をいくつか超えた先にある国は六十五歳以上の老人を捨てる決まりがあった。だがある老婆が生き残り、生きていける場を作り、同じように捨てられた人たちを仲間に加えていった。彼らは国への復讐ではなく、もっと生きたいと言う欲求のために生きていた。そして今では100人ほどの規模の集まりになった。
   師匠は食事の礼として老人の頼みを引き受けることにした。その頼みとは、元の国で匿われている老人を連れ出すことだった。そして師匠と弟子は目的の国へ入国。教えられた住所の家の前に来た。

 

感想
   姥捨て山の昔話は有名だが、それをさらに発展させたお話。我々のイメージでは、社会に捨てられたら一貫の終わりと思いがちだが、それは早計なのかもしれない。この話のように、生きたいという強い意志があれば、良い線までいけると思う。

 


師匠達の容姿と装備:ライフルタイプのパースイダー
殺害人数:0(師匠達の累計殺害人数:116)
師匠達が狼藉を働いた回数:1、家宅侵入・拘束・姥捨て山制度執行妨害(累計数:11)
国の技術レベルと特産物等:近代
収穫:食事・老人連れ出しの報酬

 

[ 小説第19巻 ] 22:45 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.09.24 Sunday
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[ - ] 22:45 - | - | - |2019.10.05 Saturday









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