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キノの旅十八巻第二話 止まった国 感想

●止まった国 -From the Cradle to the Cradle-
一言でいうなら:赤ちゃんが成長を拒絶した話
名言:「〜必要なのはたぶん、あなたの"強烈な意志"だけですよ」

 

登場人物:師匠と弟子
話の長さ:約20ページ
備考:ひと気がない国・他の話とリンク(牛の国

 

 

あらすじ
   師匠達の行く手にある国は、百年前の情報によると医学がとても発達しており皆が幸せに暮らしているそうだ。城門の前に辿り着くとひと気はなかったが、声をかけてみると老人の声がして城門が開いた。国の中はなぜか牧草地に牛という組み合わせで、やはりひと気がなかった。だが二人を誘導する声だけははっきりと聞こえた。その声が言うにはこれから国内ツアーを開始するのだと言う。

   誘導された末に地下の入り口を進むと、そこにはサッカー場ほどの敷地一面にベビーベッドが並んでいた。そしてこの場所こそ我が国民全てが住まう場所らしい。ベビーベッド内では機械により完璧に赤ちゃんの育成管理がなされていた。そして彼らはもうすぐ死ぬのだという。


オチ
   この国は過去に医学が発達し、ついには不老を成し遂げた。百歳程度の寿命は変わらなかったが、自分の望む年齢の容姿を保つ薬が発明されたのだった。だが意図せず乳児達は成長を拒絶してしまった。乳児達には投薬せずにいたのだが、飲んだ大人の影響が生まれた子供に作用してしまったのだという。事態の解決を断念した人々はやがて死にゆき、国土は乳児のために粉ミルクの生産に適した土地に改良した。そしてやがて乳児もみな死ぬのだという。
   師匠が声の主のあなたはどなたかと聞くと、自分は機械だと言った。そして師匠はこの機械が自ら考える意思を持っていることを見抜いた。最後に機械はここの皆が死ねば自分の役割を終えると言うが、弟子はそれ以外の何かを考えてみればと言った。機械はとまどいつつも考えてみると言った。


感想
   作中そこらかしこに「どんな仕組みかは分かりませんが」と書かれるように、魔法のような科学技術がいくつも登場する。このお話は本巻冒頭の「牛の国」へと続く。機械は新たな国民である牛の育成に注力することにしたようだ。
   管理人が高校の頃、保健体育の授業で幸せな時とはどんな時かという先生の問いに対し、友達が寝ている時だと言ったことがあった。理解できるがやはりその答えは人間的にどうなのかなと思う。

 

 

師匠達の容姿と装備:リヴォルバー・自動式のパースエイダー・ライフルタイプのパースイダー
殺害人数:0(師匠達の累計殺害人数:116)
師匠達が狼藉を働いた回数:0(累計数:10)
国の技術レベルと特産物等:近未来
収穫:なし

 

[ 小説第18巻 ] 22:55 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.09.19 Tuesday
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[ - ] 22:55 - | - | - |2019.11.01 Friday









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