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キノの旅十七巻エピローグ・プロローグ 渡す国b・a 感想

●渡す国 -Messengers-
一言でいうなら:シズの移住先が決まりかけた話
名言:(強いてあげるものはなし)


登場人物:シズと陸とティー、フォトとソウ
話の長さ:約40ページ
備考:複数主人公

 

 


bパートあらすじ
   出国準備を終えたシズがバギーに戻ってくる。すると女の子の声がした。ソウに乗ったフォトだった。シズの元に寄ると、受け取ってほしいと写真を渡した。それを見たシズは素晴らしいと言い感謝した。そしてシズはバギーを発進させた。陸は、この国で自分達がしたことがどう語られるのかについて思いを馳せた。

 


aパートあらすじ
   シズ達はかつてないほどの大きな国に入国した。日没を迎えその光景を眺めていると、沈んじゃうという声がした。そこにはフォトとソウがいた。シズが移住先を求めて旅をしていると話すと、自分達も去年の夏にこの国の住人なったフォトが言い、ソウが役立つ情報を詳しく教えてくれた。シズは感謝し行こうとすると、記念に写真を撮らせてほしいとフォトが言った。


   後日専用窓口に行くと移民申請は可能とのことだった。移住するには半年のテスト期間が設けられ、そのうちに定職や違法行為を行われなければ可能とのことだった。シズは図書館でこの国の歴史について調べ、住むに足る素晴らしい国だと分かり、申請に行くことにした。農村では人手不足だそうで、そこで受け入れ先を探してもらったところ、あっさりと見つかった。受け入れ先の人達も歓迎してくれた。シズはそこでの仕事を嬉々として受け入れた。誰かの役に立つという事はシズの喜びであった。そんな生活が一週間続いた。シズはティーに学校へ行きたくないかと聞いたが、ティーは何とも言わなかった。だが最近出番のないバギーの売却を切り出したら、ティーは断固反対した(そのお金でティーの学業資金に充てるつもりだった)。


   さらに平和な日が十日続いた。そして事件は起きた。廃棄物処理の業者が村人の目をかいくぐり土地を申請、このままでは望まない廃棄場ができてしまう。そこでシズは役場に書類を届ける役を買って出た。それはシズのバギーがあって可能だった。必要な書類を持参しシズは出発、だが行く手を廃品業者によるバリケードが封じた。目的地へ向かうにはこの道を使うしかなかった。すると林道の存在を驚くべき記憶力で把握していたティーの誘導で目的地への道が開けた。シズは目的地に急いだが、速度違反を警察に見つかってしまった。その際シズは国外追放を含め悩んだが「やれやれ」と笑顔で言い、「いいのさ」と警察を振り切った。そして役所に書類提出を果たすことができた。直後に警察に逮捕された。


   二日後。シズが村に帰ってくると、歓喜と感謝の声と警察へのブーイングでにぎやかだった。唯一シズは村長としゃべる機会を与えられたが、何を話したのかは分からなかった。そして荷物を回収し村を後にした。村人達はいつまでも手を振ってくれた。裁判所の命令が出て国外退去処分となった。幸いバギーは返還された。国を出国しようとすると。

 


感想
   う〜む、もったえないという思いが強いが、実にシズらしい答えの出し方だと思う。廃品業者にはそれ相応の罰を与えてほしいと思うのは浅はかな考えか。

 

追記

   フォトがこの国に移住したのは去年の夏だと発言、意外と月日が経過しているらしい。

 


殺害人数:0(シズの累計殺害人数:27)
シズの主張が認められなかった回数:0(累計数:5)
国の技術レベルと特産物等:近代
収穫:フォトの写真

 

[ 小説第17巻 ] 02:43 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.09.17 Sunday
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