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キノの旅十七巻第十三話 神のいない国 感想

●神のいない国 -Let's Get Hermes!-
一言でいうなら:宗教団体にエルメスを奪われる話
名言:(強いてあげるものはなし)

 

登場人物:キノとエルメス、ボブ、メイ、ジーン
話の長さ:約60ページ
備考:戦闘あり・人外の登場(不老不死)

 

 

あらすじ
   キノは森でフルートを構えていた。スコープ越しに若者達の集団が見えた。彼らはバケツに入った液体を飲んで狂乱していた。その付近には棍棒を持つ腕章をした男がいた。キノはその男を狙撃した。
   それより二日前のこと、キノは入国し、エルメスのメンテナンスのために腕のいい整備士の元に預けた。そして引き取りに向ったのだが整備士のいる建物にはパトカーが止まっていた。なんとエルメスが盗まれたのであった。盗んだのは宗教団体のメンバーとのことで、それなら逮捕すればいい話なのだが、この国の決まりで宗教団体は保護されており、窃盗程度の犯罪では不問にされてしまうのであった。そこでキノはとりあえずその宗教団体の元へ案内してもらうよう頼んだ。
   新興宗教「ホウデンの会」に着き取り次いでもらうと、代表者である夫婦とその息子、そしてエルメスが現れた。キノは返却してほしいというが、これは他人から買ったものでありその義務はないという。その場に警察副署長が同行している手前、キノは出直すしかなかった。パトカーで街へ帰る最中、警察副署長と話をした。警察署長は話をベールを包みつつ農耕車や銃弾を用意していると言ってきた。なのでキノはそれらを使うことにした。
   そして夜。キノはフルートを構え狙撃をしていた。正気である上級信者を狙撃、さらに仕掛けた爆弾を起爆、銃を撃ちこみ他の信者を殺したり追い払ったりした。そして敷地に潜入すると代表の夫婦が突撃してきたので軽くいなし、残っていた子供に銃を向けた。

 

オチ
   キノが子供に銃を撃たない素振りを見せると、子供は態度を急変、つまんねーなと言い出し、殺してもいいんだぜと言った。キノはあなたが教祖様でしたかと言い、子供が認めた。なんとその子供は十二歳の容姿で九十三年も生きているそうだ。そして幼いころは両親と暮らしていたが、世間体が悪く旅に出たところで自分を残して死亡、その後ずっと一人で生き、この国には自分から金を巻き上げようとしてきた夫婦を逆に従え、宗教をはじめて儲けようとしたのだという。そして子供はキノに同行を申し出ようとするが、言う前にキノは拒否した。すると子供は今回の一件はホウデンの会撲滅を目論み警察や整備士がグルになった狂言であり、賄賂が行き届いている言った。キノはその可能性を認めたが、エルメスを取り戻せればいいと言い、最後に子供を気絶させ国を後にした。

 


感想
   最初にこの話を読んだ時、警察達への賄賂の話は教祖の話が嘘かなと思っていたのだが、改めて読み返してみると本当の事のようだ。バイキングでキノが食べている最中、拳銃を所持した背広の刑事らしき者達が話をしているが、どうやらホウデン会が脅威で対策を取るべきだが手段がないとのような会話だと解釈できる。そしてキノに始末してもらうためにエルメスを強奪、ホウデンの会にちゃんと売り捌いたという流れになる。
   そして驚くべきは人外の登場。こういった不老不死者はキノの旅では珍しい。これまで幽霊や科学技術による人外なんてものはいたが、意図せず生まれた人外なんてのは初めてである。

   今回の話でキノは多くの人を殺している。爆弾と銃撃で信者を追い払った際のキノのセリフ「最初からこの手が使えればよかったのに……」と言っているように、できれば人死には避けたかったようだが、これほど多くを殺しているのは「死人達の国」に次いでいる。

 

 

キノの容姿と装備:緑色のシャツ・黒いジャケット・フルート・カノン・森の人
エルメスの言い間違い:
電気の退散者→正:善意の第三者
全てに山→正:濡れ手に粟(累計言い間違い数:34)
殺害人数:27、誘爆死亡者込み(キノの累計殺害人数:245)
キノが危害を加えられそうになった回数:1(累計数:42)
国の技術レベルと特産物等:現代
収穫:エルメスのメンテナンス

[ 小説第17巻 ] 23:13 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.09.16 Saturday
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[ - ] 23:13 - | - | - |2018.06.19 Tuesday









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