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キノの旅十五巻第五話 ジャーナリストの国 感想

●ジャーナリストの国 -How to Be a Liar-
一言でいうなら:元祖キノのデマに仕返しする話
名言:「その場にいない人を悪く言うほど、簡単なことはないよねえ」

 

登場人物:キノとエルメス
話の長さ:約10ページ
備考:初代キノ関連

 

 

あらすじ
 入国審査官にキノという名前の旅人は多いのかと聞かれた。そうは思わないと答えると、あなたは年も性別も違うから別人でしょうねと入国審査官。その後もキノは行く先々で、キノと名乗るたびに警戒されるも別人だと言われた。警官に話を聞いてみるとこの国の有名なジャーナリストが書いた本に、キノという名の背の高い茶色いコートを着た殺人鬼について書かれているとのことだった。そしてその本はあまりにセンセーショナルであり、大ベストセラーとなったそうだ。
 キノは出版社に電話し著者に言伝を頼んだ。そして目論見通り著者と会えることになった。著者の自慢話を聞き流した後、キノは例の本が嘘であり報酬がほしいと切り出した。

 

オチ
 自分の国では旅人はみな茶色のコートを着てキノと名乗っていること。そして本のキノに会ったがそんなことをするような人でないこと。それについて言いふらすことはしないこと。逆にネタにしていいので少し路銀がほしいこと。この申し出を断ったからといって言いふらすつもりはないということ。そしてこれはあなたがやったことと同じくビジネスで、お金のための嘘だと言った。
 キノは荷物を満載したエルメスで出国しようとした。その際郵便局も兼ねている城門にて、カセットテープと手紙の入った小包を渡し、報道各社へ送り届けてもらうよう頼んだ。出国し、もう燃料タンクに録音機を隠すのは嫌だとエルメス。そして報道各社がこの件を報道するかなと聞くと、キノは報道社の損得次第だと答える。エルメスは死んだ人の名誉って回復されるかなと聞いた。


感想
 少し設定の整理を。オチから語られる事実はほとんどが嘘である。確かに初代キノの故郷の旅人はみな茶色のコートを着ているが(故郷は旅人用のコートがこれしかないため)、みながキノと名乗っているわけではない。ただ本の内容が初代キノをモデルに書かれていることは、キノの行動からして間違いない。そこから察するに、初代キノはこの国を訪れ本の著者と出会った。初代キノは別に悪いことはせずに著者と別れたが、著者はキノの殺人鬼だとでっち上げた。そして、それに怒ったキノが路銀入手と真実の告発のためにエルメスに盗聴機を仕込み、それを報道各社に送った。というのが事の顛末のようである。
 お金のための嘘はつくことができる。だがそれ相応のリスクが伴う。本の著者は嘘で莫大な利益を得たが、キノにより嘘のリスクを精算することとなった。

 


キノの容姿と装備:茶色のコート・パースエイダー
エルメスの言い間違い:なし(累計言い間違い数:35)
殺害人数:0(キノの累計殺害人数:48)
キノが危害を加えられそうになった回数:0(累計数:45)
国の技術レベルと特産物等:現代
収穫:優れた工芸品ほかキノの要求物

 

[ 小説第15巻 ] 20:08 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.09.08 Friday
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[ - ] 20:08 - | - | - |2020.09.19 Saturday









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