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キノの旅十四巻第十話 正しい国 感想

●正しい国 -WAR=We Are Right!-

一言でいうなら:平和を実現するために戦争をする国
名言:「〜。『それを聞いた皆が皆、笑うべきか怒るべきか判断に苦しんだ』」

 

登場人物:キノとエルメス
話の長さ:約40ページ
備考:ひと気のない国

 


あらすじ
 目的の国はこの辺りなのだが一向に見つからなかった。国が崩壊してしまったとしても城壁跡などが見つかるはずだった。この国を他の国から聞いた時も不自然で、ここより遠い国であると聞いたが近づくにつれそんな国は知らないと言われた。今いる道もよくよく考えれば不自然で、国の外だというのにできの良い道が盆地を通り越すように長く続いていた。さらに探しているとエルメスが不自然な地形を発見した。すこし掘ってみるとトーチカが埋もれていた。そして盆地を進むと植林したような森と、傍からは気づかなかった湖があった。
 そこに、老人がいた。彼によるともとはここに国があったそうだ。その国は科学技術が発達していると同時に平和を愛する国家だったが、ある平和と戦争撲滅の歌が流行したことで住人たちは奮い立ち、近隣の一国を武力包囲し武装解除を要求した。包囲された国のはパニックになり別の国へ伝令を出したが、伝令が帰ってきたころには国は全滅していた。そこで周辺諸国は連合を組み、平和の国と徹底抗戦しなんとか連合国が勝利した。普通であれば賠償金やら国の技術を取り入れるのだが、連合国は先の激戦ですっかり戦争が嫌になり、この地をなかったことにするため国の痕跡を残さないようにしたのであった。そして近隣の国ではこの国のことがタブーとなった。


オチ
 戦争の発端である平和と戦争撲滅の歌を作ったのが話し手である老人だった。彼は戦争当時この国についていけなくなって、連合軍に投降したのであった。
 すると誰かが四輪駆動車に乗ってやってきた。そして乗っていた老人がさきほどの話し手を狙撃し殺した。彼は最初に被害を受けた国唯一の生き残りである伝令であった。


感想
 多くの伏線が張られ見事に回収されている話。最後の最後まで目が離せない。平和を実現するための軍を軍とは言わず、「世界平和実現協力チーム」や「夢を実現し隊」と名付ける。なんとも失笑する名前である。エルメスがトーチカの説明する際「悪い狼」とキーワードを出しおとぎ話での事というが、元ネタがあるのだろうか?

 

追記

 ああそうか、悪い狼というと三匹の子豚か。

 


キノの容姿と装備:十代の中頃・白いシャツ・黒のジャケット・銀色のフレームのゴーグル・パースエイダー・もう一丁の自動式・水筒・カップ・鞄・折りたたみ式の小さなスコップ
エルメスの言い間違い:0(累計言い間違い数:35)
殺害人数:0(キノの累計殺害人数:48)
キノが危害を加えられそうになった回数:0(累計数:43)
国の技術レベルと特産物等:国外(近未来)
収穫:なし

[ 小説第14巻 ] 21:06 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.09.04 Monday
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[ - ] 21:06 - | - | - |2020.03.25 Wednesday









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