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キノの旅十四巻第八話 寄生虫の国 感想

●寄生虫の国 -Cure-
一言でいうなら:寄生虫により五十年間健康な話
名言:(強いてあげるものはなし)

 

登場人物:キノとエルメス
話の長さ:約ページ
備考:人外の登場(五十年間健康)

 

 

あらすじ
 住人が死ぬまで病気にかからないと噂の国に来た。噂について聞くと、本当であり明日見せてくれると言う。次の朝、キノはエルメスをたたき起こす前に、真相を秘密を教えてもらいに行こうかな呟いた。するとエルメスが起きた。いつもこうしてほしいとキノ。
 真相を確かめに行くと、男が私たちは寄生虫を体内に飼っており自分は今日死ぬと言った。なんでも祖先は遊牧民だったが、この地で民の半数が虫に刺され、そのおかげで厳しい冬も刺された人は死なずに済んだ。そこでこの地に定住することを決め、赤ん坊は夏にみな虫に刺してもらうことにしたという。だが、虫に刺されてから五十年たったとき、刺された人は次々と死んでいった。彼らは頭の中で声がすると言った後すぐに死んだ。すると、これを説明していた男が急に大声で感謝の弁を述べ、死んだ。虫にさされて五十年たつと寄生虫が成虫し、宿主の人間は死ぬ。その代わりその間は病気にかからなくなる。それを知った祖先は健康な五十年か過酷な生活か比べ、前者を選んだという。
 さきほどの死体から虫が出てきた。その虫は脱皮し、近くにおいていた人間の赤ちゃんの元へいき新たな寄生虫となる子供を産んだ。そして親虫は死んだ。これが寄生虫の一連の動作だそうだ。


オチ
 キノは出国した。エルメスがキノがその虫に刺されることを拒んだことについて、五十年間の健康がタダでもらえたのにと茶化した。五十年は短いかなとキノ。そしてもしこのことが皆に知れたら、奪い合いになって手に入れた人も切り裂かれるだろうと話した。それに、刺されて五十年したらそれで死ぬ直前に後悔するのかもとエルメスは言った。

 

感想
 死ぬ直前に虫に刺してもらうのはどうかな。ただ自然の摂理に反することはそれ相応のリスクが伴うと思うので、管理人はやめておくか。この国は貨幣制度もないということで、シリーズを通して最も科学が進んでいない国と言えそうだ。

 


キノの容姿と装備:十代の中頃・黒のジャケット・銀色のフレームのゴーグル・パースエイダー・もう一丁の自動式
エルメスの言い間違い:日差し強し→正:痛し痒し(累計言い間違い数:35)
殺害人数:0(キノの累計殺害人数:48)
キノが危害を加えられそうになった回数:0(累計数:43)
国の技術レベルと特産物等:古代・寄生虫
収穫:誘われた食事

[ 小説第14巻 ] 05:26 - | comments(1) | trackbacks(0) |2017.09.04 Monday
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[ - ] 05:26 - | - | - |2020.03.25 Wednesday
なんて高性能な予防注射!と思いつつ、50年で円満な死を迎えられるなら高齢化社会にならないでイイナ!とか、赤ん坊の頃注射が済ませてあればたいして精神的負担にならなさそう、とか。
この人たちが定住する前は寄生虫は何に寄生していたのでしょうね(基本的に寄生虫は丸裸のままでは生き延びられないのでは?)。そして何を吸い取っていたのでしょうか。死にゆく人があまりにも満ち足りた様子なので、もしかしたら「病気」「怪我」のみならず「不安」「ストレス」「悩み」「迷い」「問題意識」といったものも宿主から吸い取っていた可能性を少し考えてみたり。人間を襲う災いは病いだけではないので、ある程度心配して自分たちで対処するということを覚えないとこの国の未来が暗いかもです。
| ビビッド | 2020/01/24 8:01 PM |









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