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キノの旅十四巻第六話 亡国の国 感想

●亡国の国 -Self-destruction-
一言でいうなら:真相がわからない話
名言:「飢えていれば、友達だって食べるさ。―自分がまだ飢えたことがないからと言って、他人もまた飢えたことがないと考えるのは、友情でも愛情でもない」

 

登場人物:シズと陸とティー
話の長さ:約20ページ

備考:他の話とリンク(城壁の国

 

 

あらすじ
 目の前の国では驚くべきことに城壁を取り除く作業をしていた。過去にも城壁がなかった国を思い出しつつ、入国審査官に事情を聴くと、新しい指導者の元友情と愛情を何より重んじることになり、人を信じているから私たちは裏切られないのだそうだ。
 入国するとある男が旅の者かと話しかけてきた。シズが城壁撤去をどう思うかと聞くと、愚策だと認めた。そして首脳部は外国の息がかかっているだろうと認めた。だが男は元移民で、このままでは乗っ取られることについて危機感を持っていた。そこで自分の下水道会社の社長という地位を生かし、国がひっくり返るほどの爆弾をしかけたそうだ。

 国を出るとトラックに乗った商人に出会った。そこでさきほどの爆弾の件話した。すると彼らはそれでもその国に行ってみると言った。その反応からしてシズの見立てでは近隣の国の偵察隊のようだった。

 

オチ
 どこまでがほんとうとティーが言った。ティーによると、あの男は本当に爆弾を用意したのか。それともあえて爆弾を仕掛けたと旅人のシズに伝え外国に言いふらしてもらうことを狙ったのか。真相は分からなかった。


感想
 結局のところ真相は分からない。なかなか煮え切らない話である。ティーが分からないと言っている以上男の発言は怪しいが、男との出会いから読み返してみると、シズが呼び止めなければそのまま男とは別れていそうだし、さらにティーが疑問を呈さなければ爆弾の話は出てこなかった。つまり男が作り話をシズ達に吹き込むために近づいたとは、あんまり思えない=実際に爆弾は仕掛けたのではとも思える。

 


殺害人数:0(シズの累計殺害人数:27)
シズの主張が認められなかった回数:0(累計数:5)
国の技術レベルと特産物等:近代(ラジオを売っている)
収穫:三段重ねのアイスクリーム

[ 小説第14巻 ] 20:04 - | comments(1) | trackbacks(0) |2017.09.03 Sunday
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[ - ] 20:04 - | - | - |2020.03.25 Wednesday
いつのまにか国が乗っ取られるという展開は十二巻第三話の求める国を思い出させます。

ところで、ここで出てくる爆弾とは火薬が詰まった爆弾だったのでしょうか。
いくら何でも国中に本当の弾を仕掛けるのは、それも湿ってしまいやすい下水道に仕掛けるのは、厳しい気がします。男だけが元移民な感じもしますし。
これは一つの解釈に過ぎませんが、例えばネットスラングで自爆とか誤爆とか炎上とかいうとそれは比喩ですよね。
この爆弾も何かの比喩なのかなあと思ってみたり。
たとえば贈収賄の記録といった帳簿上の危険物や、あるいは下水管の材質が有害な金属でできているなどの危険性とか、”国土を根幹から支えるシステム”について致命的な弱みを知っているということかもしれません。
真相は何もわかりませんけども。
| ビビッド | 2020/01/24 6:57 PM |









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