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学園キノ6巻が2019年10月
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キノの旅十三巻スペシャル収録 いろいろな話 感想

●いろいろな話 -a Beautiful Dreamer-
一言でいうなら:フリーダムな11歳少女キノの夢
名言:(強いてあげるものはなし)

 

登場人物:キノとエルメス、師匠と弟子、シズと陸とティー、ニーミャ、戦車、ラファの幽霊、絵描き、イーニッド
話の長さ:約30ページ
備考:複数主人公・他の話とリンク

 

 

 

あらすじ
 いつもの装備でキノがいた。いろいろな事を言いそれを旅人っぽいと言うキノ。旅人じゃんとエルメス。そこへ妙齢の師匠と荷物持ちがやってきた。そして一緒に旅することになった。

 

「仲のいい国」 -Born to be a Dictator-
 道をモトラドと車が走っていた。空ではニーミャの飛行機(「魔女の国」登場)と浮遊戦車(「戦車の話」登場)が飛んでいた。キノ達はいろいろ話しつつ、国に入った。中は平和そうだった。国長に夕食に誘われ一行は食事をした。ふと食事に参加していた国の住人が、肉が焦げているので交換してと言った。すると、国長は和を乱したということで死刑を宣告、ドアの向こうで即執行された。皆と仲良く暮らすため国長の命令は絶対であり、争いとなる意見の違いは許されないのだという。その直後国長が肉を食べ窒息死した。すると別の男が国長となった。国長は最年長の者がなると決まっているらしい。

 

「与える国」 -Give and Take-
 不慮の事故に遭遇した場合、臓器提供をしなければならない国に来た。各々何度も殺されそうになった。事情を知る住人が、臓器を待つ愛する家族のためならなんでもするものだと言った。

 

「輝いている国」 -Creators-
 国に入るとこの国は素晴らしいと住人達が口々に言った。なんでも一万年以上も前から立派な文明があったり、偉大な発明はこの国が発明したのだそうだ。証拠があるのとエルメスが聞くと、なにやらとある辞典にしっかりそれが記録されているとのこと。それを作ったのはだれかというと、我が国の人だそうだ。

 

「売っている国」 -Sales Talk-
 一行は陸とその飼い主とティーに会った。飼い主と言われ抗議するシズ。そのシズなのだが、最近肩が重くて困っているらしい。すると霊感のある荷物持ちが幽霊がついている、と言い終わらないうちに師匠にボコボコにされた。そして2人は車に乗りどこかへ行ってしまった。シズの肩にはどうやらラファ(「祝福のつもり」登場)が取り憑いているらしいが、信じないとシズ。キノとエルメス、そしてシズ達は国に向かった。入った国で政治家の集団が話しかけてきた。一向にこの国に戦争をしかけないかと言った彼ら。この国は戦争を禁じており、宣戦布告してくれれば即降伏するのだという。そして、旅人の代理で自分たちが政治仕事を取り仕切るとのこと。一行は断り国を出た。ティーがシズの肩をじっと見て、幽霊がシズのことを大好きだと言ったとシズに伝えた。みなは黙った。

 

「都会の国」 -Don't Stop Us!-
 シズ達と別れ道を走っていると白骨死体があった。その先にある国は科学がとても発達していた。住人に道中の白骨死体のことを聞くと、それは旅に憧れた住人の死体だそうだ。この国では旅に憧れる人がいるが、文明の発達した住人なので旅の知識どころか何が必要なのかも把握できず、国を出てすぐ死んでしまうらしい。旅を禁止すればと聞くと、それだと人口が減らないでしょと審査官。
 国を出てどこに行こうかと話していると、自分たちの後ろで動く国が猛スピードで動き回っていたり(「迷惑な国」登場)、戦車が大砲を撃っていたり、それを書いている青年(「絵の話」登場)がいたり、イーニッド(「終わってしまった話」登場)が待ち伏せ攻撃用の穴を掘っていたり、水爆売りの店(「日記の国」登場)に行列ができていたり、高い塔(「塔の国」登場)がボロボロ崩れていたりした。そしてエルメスがこれは夢でそろそろ起きろと言った。

 


オチ
 少女は泣きながら目をさまし、いままでのことが夢だと理解した。そして両親に夢を見たと言い、さらにお父さんとお母さんはそんな夢を見たことがないかと聞くと、大人は夢を見ないんだよと言われた。そして来月少女は十二歳の誕生日を迎える。

 


感想
 この話について感想を言うべきなのだが、それよりもこの記事を書くのに苦労した。お話に関しては…社会風刺が目立つとだけ。

 

 

追記

 なかなか砕けたお話。夢オチのせいかいつもの整然とした書体は投げ捨て、その場のノリでフリーダムな表現となっている。若いころの師匠とキノの出会いは本編では実現不可なので、もしそうなったらこのようになる。今回の国々は取扱いが難ということで、あえて複数話でまとめそれぞれを目立たないようしたのか。

 それにしてもラストで大人は夢を見ないと言うが、これはどういった意味なのだろうか。単純な風刺とも思えるが、実は「大人の国」における大人の設定に深く関わっている気がしてならない。

 

 

 

キノの容姿と装備:茶色のコート・黒のジャケット・リヴォルバー
エルメスの言い間違い:慈善事業→正:自然葬(累計言い間違い数:32)
殺害人数:
キノ1人以上、山賊退治(キノの累計殺害人数:39)
師匠達2人以上、山賊と突っ込んできたトラック運転手(師匠達の累計殺害人数:116)
キノが危害を加えられそうになった回数:4、山賊と臓器目当て3回(累計数:42)

師匠達が狼藉を働いた回数:1、最後の記述にある脅迫(累計数:10)
国の技術レベルと特産物等:各々
収穫:なし

[ 小説第13巻 ] 00:04 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.09.01 Friday
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[ - ] 00:04 - | - | - |2020.03.25 Wednesday









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