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キノの旅十一巻第七話 戦う人達の話 感想

●戦う人達の話 -Reasonable-
一言でいうなら:旅団を護衛する話
名言:「〜、今日は……もう誰も殺したくないんだよ……」

 

登場人物:キノとエルメス、キノ(赤ちゃん)
話の長さ:約70ページ
備考:戦闘あり

 

 

あらすじ
   国を出て男達に出会った。数にして十人以上。軽く会話をした後にその場を離れ、キノは無線機で連絡した。それより少し前のこと、山賊から移民の一団を守るためキノが護衛することになった。報酬はあまり見合ったものでなかったが、一団の赤ちゃんが可愛かったため引き受けることにした。
   移民の一団はトラックに乗り、敵中突破させるべくキノは援護したのだが、敵の罠にはまりある建物の中に篭らざるを得なくなった。建物を探索していると死体を発見。それはこのアジトを使っていた山賊達のもので、彼らを殺したのはさきほど攻撃してきた追跡者達だった。実は護衛している移民達の赤ちゃんが死んだ王の血をひいており、彼らはそれが狙いだそうだ。
   キノは一計を案じ旧式の大砲を活用した爆弾で彼らを攻撃。後方に控えていた狙撃兵達も移民の男が接近戦で倒した。追跡者を撃退したことで彼らは祝杯を挙げた。

 

オチ
   祝杯を飲んだ直後、彼らは血を吐いて死んだ。すると赤ちゃんを抱いていた女性が歓喜の声を上げた。彼女は王の血をひく自分の赤ちゃんの価値を見出しているが、自分を差し置いて国の人たちに赤ちゃんをいいように使われるのが許せなかった。そしてキノが追跡者を全滅させてくれ、さらに今まで一緒にいた取り巻きも毒を仕込んで殺した。これで私は国に帰り、自分は王の母として高い地位に付くのだという。

   医者の男が一命を取り留めその女を殺した。そして彼は絶望の雄たけびを上げた。自分を殺してくれとキノに頼むが、キノは断った。

 

   おじいちゃんは死ぬまで私に「人生は戦いだ」「戦うことを恐れるな」と言った。そして自分の生まれについては教えてくれなかった。自分の名前がキノであることについては、かつて自分達を守ってくれた旅人からきていると教えてくれた。


感想
   この話は最後まで殺し合いが続くハードな展開であり、キノですら「もう殺したくない」と言い出すほどの印象深い話である。まったく人間は自分達の欲望のためにどこまでもやってしまうようだ。

 

追記

   作中、篭城後にキノが偽の死体を放った後、気付かれないように仲間の男と大砲の仕掛けについて話すが、その際キノは「ちゃんと学校で教わった」と言っている。これは同巻の「学校の国」の事を言っている。ほかにも、女性のネタばらしの際中キノは死んだ仲間用の毒入り祝杯を捨てていが、おそらくキノは医者が生きていると見越し、医者が女性を殺すあと自殺しないように先手を打ったようである。

 

 

キノの容姿と装備:十代の中頃・銀色のフレームのゴーグル・カノン・森の人・スコープ付きフルート・鞄
エルメスの言い間違い:
政権の辟易→キノは指摘しなかったが正:晴天の霹靂
美術は関節よりそれなり→キノは指摘しなかったが正:事実は小説よりも奇なり(累計言い間違い数:26)
殺害人数:12、キノが手を下したわけではないがキノの指示のもとなので(キノの累計殺害人数:35)
キノが危害を加えられそうになった回数:2、仲間と敵から一度ずつ(累計数:33)
国の技術レベルと特産物等:国外
収穫:護衛の報酬を受け取ったはず

 

[ 小説第11巻 ] 20:50 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.08.21 Monday
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[ - ] 20:50 - | - | - |2020.09.19 Saturday









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