キノの旅九巻第五話 日記の国 感想 |
●日記の国 -Historians-
一言でいうなら:自由に日記を書けない国
名言:(強いてあげるものはなし)
登場人物:キノとエルメス(回想)、日記筆者に固有名詞
話の長さ:数ページ
備考:第三者が主体の話・固有年月記述(五七三年葡萄月二十四日等)
あらすじ
五七三年葡萄月二十四日・晴れ、キノが学校に見学しに来た。それについて3人が日記を書いた。そのうちの一人が選ばれこの日記がみなの日記帳に写されることとなった。それに疑問を持った生徒がいたが、先生から怒られた。
オチ
六三五年果実月九日。孫が日記帳を見つけた。一人称が変わる日記を不思議がった。
感想
自由な日記を認められない国。しかし、最後の日記の主は一人称が変わることを疑問に思っている。つまり、選ばれる日記を知らない=廃止されたのでハッピーエンドである。
これまで年月記述があったのは唯一、二巻四話の「自由報道の国」があるが、そちらは八九三年鹿の月五日と大きな隔たりがある。さすがに共通した暦を使っているわけではないようだ。
キノの容姿と装備:パースエイダー
エルメスの言い間違い:なし(累計言い間違い数:19)
殺害人数:0(キノの累計殺害人数:20)
キノが危害を加えられそうになった回数:0(累計数:28)
国の技術レベルと特産物等:不明
収穫:なし