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キノの旅四巻第十話 橋の国 感想

●橋の国 -Their Line-
一言でいうなら:自分たちの骨を使ってまで橋を完成させた話
名言:「私達は、成し遂げたのだ」

 

登場人物:キノとエルメス(直接記述がなく運転手とモトラドと記述、イラストあり)
話の長さ:約10ページ
備考:国外・口語がない話・世界地理描写・(ひと気のない国)

 


あらすじ
   情報通り隣の大陸へ進むための橋を見つけた。走っている最中、旅人の乗るモトラドが橋の欄干に文字が掘ってあるのを見つけた。そこには、この橋を作った人たちの記録が残っていた。

   橋を作ったのは元は陸で暮らしていた人々であった。ある日彼らは古代の記録を発見した。それによると、自分たちの祖先は罪人で、橋を完成させれば罪を帳消しになるはずだった。しかしそれをせず先祖代々国を発展させてきたのだった。そこで人々は、計画通り橋を作り上げることにした。


オチ
   橋は設計図通り建設していったが、本来あるべき資材はいままでの国の発展のために使い切ってしまった。そこで、最後の一人が死ぬまで人骨を使い、ついに橋を完成させた。


感想
   目的のためには死すら躊躇しないという、キノの旅シリーズでよくある信念、もしくは狂気のお話。最後に書かれる名言が、物語を綺麗に締めていると思う。このお話は珍しく「」が一切使われていない。しかしキャラクターの意思が文章になっているのであまり違和感なく読むことができる。

   本作はキノの世界の地理の貴重な情報源となっている。砂浜沿いに北に進む。左側すなわち西側には海、右側は広大な砂漠。そして海の上をまっすぐ西に延びるとても長い橋。これを渡れば隣の大陸に行ける。モトラドで2日かけないと渡れない距離。そんな記述がキノの世界の想像を膨らませる。

 


キノの容姿と装備:十代半ばか少し過ぎたくらい・黒いジャケット・銀色のフレームのゴーグル・大口径のリヴォルバー・ライフル
エルメスの言い間違い:なし(累計言い間違い数:8)
殺害人数:0(キノの累計殺害人数:6)
キノが危害を加えられそうになった回数:0(累計数:15)
国の技術レベルと特産物等:中世(鉄鋼技術なし)・橋
収穫:駄賃なしで隣の大陸に渡れた

[ 小説第4巻 ] 21:52 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.08.10 Thursday
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[ - ] 21:52 - | - | - |2020.09.19 Saturday









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