キノの旅を総括したい

"世界は美しくなんかない。そしてそれ故に、美しい"
そんな世界を余すことなく総括する、キノの旅まとめサイト。ネタバレ注意


 
 〜 管理人コメント 〜

学園キノ6巻が2019年10月
より発売中です。学園キノは
今のところレビュー予定は
ありません。申し訳ない


キノの旅データベース
作中言語解説記事
〜それぞれ公開中です


全話リストはこちら


学園キノ(6) (電撃文庫)    


 記事検索

 全話リストはこちら



 
SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
         











































<< キノの旅四巻第二話 ××××× 感想 | main | キノの旅四巻第四話 伝統 感想 >>
キノの旅四巻第三話 二人の国 感想

●二人の国 -Even a Dog doesn't Eat-
一言でいうなら:夫の暴力に耐えかねた妻が逆襲する話
名言:「残念ながらボクは、神様にはなりたくないんです」


登場人物:キノとエルメス
話の長さ:約50ページ
 

 

あらすじ
   長々と質問項目に答えた末に入国したキノは、住人の男性に出会いお家に招待された。だがそこで夫による妻への過剰な暴力を目撃した。しかしこの国では、夫婦間の問題は夫婦だけで解決すべきであり、行政は一切介入しないらしい。妻はキノに夫を殺害してほしいと頼むが、キノは拒否した。

 

オチ
   出国前に再び夫婦に出会った。妻はキノに断られたことで意識を変え、今までの立場が逆転し夫に暴力を振るうようになっていた。

 

感想
   暴力を受けていた妻が逆襲する過激な話。立場が逆転してしまった夫に、そうなった心当たりはないかと聞くが、全く覚えがないというのはいただけない。
   妻が逆襲する際の台詞を要約すると、自分の努力なしで望む方向に進むと思っていたが間違いだった。もう神様を待つのはやめた。この世に神はいなくて奇跡は起きず、人間の問題は人間で解決しなきゃらならないとのことだった。結果過激な展開となったが、これらの発言は正しいように聞こえる。いずれにせよ何事も穏便に進むことを望む。
   この話のようにキノは基本的に情に流されず、妻からの願いのようなことを言われても関わらないことが多い。逆に関わるのはもうひとりの主人公シズである。

 

追記

   最後に妻はキノへ「おしどりのお守り」を送る。妻はおしどり夫婦の意味を込めてキノに送ったようだが、自身の放送にて衝撃の指摘があった。実際のオシドリは子をなすと別れるそうである。そこでネットで調べてみると「おしどり夫婦」のイメージからは程遠い、非情な生態を知ることができた。著者がここまで意図しておしどりのお守りを登場させたと思うと、なんとも皮肉で末恐ろしいものである。

   参考URL

・ウィキペディア「オシドリ」http://bit.ly/2IaHL9i

・ミネルヴァのトリビア『「オシドリ」は全然オシドリ夫婦じゃなかった・・・ 』http://athena-minerva.net/doubutu/1125/

 


キノの容姿と装備:十代中頃・黒いジャケット・ゴーグル・カノン
エルメスの言い間違い:ナイゼル艦長→正:内政干渉(累計言い間違い数:8)
殺害人数:0(キノの累計殺害人数:6)
キノが危害を加えられそうになった回数:0(累計数:15)
国の技術レベルと特産物等:現代・結婚関連
収穫:恋愛祈願のおしどりのお守り

[ 小説第4巻 ] 21:31 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.08.10 Thursday
スポンサーサイト

[ - ] 21:31 - | - | - |2020.09.19 Saturday









トラックバック機能は終了しました。