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キノの旅XXII
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キノの旅三巻第六話 終わってしまった話 感想

●終わってしまった話 -Ten Years After-
一言でいうなら:キノとの決闘に負けた話
名言:(強いてあげるものはなし)


登場人物:キノとエルメス、イーニッド
話の長さ:約20ページ
備考:国外・第三者が主体の話・戦闘あり

 


あらすじ
   深夜に原稿を書き終え、ふと昔を思い出した。自分が十代で『拳銃』を握りしめていた頃…あの生意気なモトラドは何をしているのだろうか。


オチ
   イーニッドはエルメスを盾にキノと対峙していた。エルメスの茶々を跳ね除けながらキノを倒すべく奮戦するが、キノの敵ではなかった。イーニッドは海賊になるために今日の戦いに臨んだが、負けてしまいうなだれた。運が悪かったのだよとエルメス。
   海賊の仲間たちがやってきた。危害を加えないかつ賠償をするとのことでキノは彼らと会うことにした。海賊の頭領は金銀財宝を用意していたが、他人のものだと疑われるということで燃料をもらった。頭領はあの子が仲間にならなかった悔しいが、死ななかったのはキノのおかげだ、殺そうと思えばできたのになぜ殺さなかったのかと聞いた。キノは分からないと答えた。それを聞き頭領はあの子は運が良かったんだと結論付けた。
   こうしてイーニッドこと私は海賊になれず、その後無人島に引き籠り、仲間がこっそり水と食料を置いて行ってくれなかったら死んでいるところだった。私は海賊を秘密裏に支援している国で、普通の人として暮らすことになった。そして今に至る。いままででエルメスというモトラドに乗ったキノという旅人は来たことがない。キノ達が来たら、私はさぞかし歓迎するだろう。


感想
   キノが大人になり過去を振り返るような所から始まるが、実際はキノではない。イーニッドは海賊になることが全てだと思っていたが、今では作家という新しい人生を歩んでいた。人生には無限の可能性があるのだ。

 

追記

   「終わってしまった話」とタイトルのように、冒頭は歳をとったキノを思わせる。しかし実際はイーニッドであり、発売当時は騙されたと思った人が多かった模様(参考URL:2ちゃんねる「キノの旅」http://salami.5ch.net/test/read.cgi/magazin/964296943/182-)。

   キノの旅で「銃」という単語は常に「パースエイダー」と置き換えられている。しかし、このお話の183p末尾には「拳銃」と単独表記されている。これはシリーズ中でも唯一的である。(これは、しまうました様のサイトの指摘で気付きました。トラックバックができなかったのでリンクさせていただきます。)

   小説12巻あとがきによると、著者は3の倍数の巻を話の区切りと考えているそうだ。だからこそ執筆当時はこれでキリよく終わりということで「終わってしまった話」を持ってきたのである。

 

 

キノの容姿と装備:ゴーグル・2丁のパースエイダー・レーザーサイト・大きな鞄
エルメスの言い間違い:杖か義足→正:通過儀礼(累計言い間違い数:7)
殺害人数:0(キノの累計殺害人数:6)
キノが危害を加えられそうになった回数:1(累計数:15)
国の技術レベルと特産物等:国外
収穫:燃料

[ 小説第3巻 ] 23:04 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.08.09 Wednesday
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[ - ] 23:04 - | - | - |2019.10.05 Saturday









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