キノの旅XV 感想(ネタバレあり) |
●キノの旅XV -the Beautiful World-
「誰だって、悪いことはしない。 誰だって、何が悪いかは自分で決めている。」 -We're No Devils-
発売日:2011年10月10日
登場人物:キノとエルメス、シズと陸とティー、師匠と弟子、フォトとソウ
2018/7/10以後周辺〜巻全体を通し記事を加筆修正
この巻について
この巻より小説12巻「雲の前で」にて生き残った少女フォトとモトラドのソウの生活が始まる。彼女らこそキノの旅シリーズ第四の主人公達である。ほかにも獰猛なヒグマを退治する師匠のお話「ケダモノの国」。小説2巻でのキノのピンチを救うことになる「マニアの国」。初代キノの足取りが垣間見える「ジャーナリストの国」などなど。
そして、最後は著者による「あとがき」ならぬ「おしながき」。これまで出てきた食材を用いた料理のメニュー! これはよだれもの。奇想天外なキノの旅著者であるが、今回の小説カバーでは珍しく姿を確認できる。いつもは人ではないのでとても珍しいことである。
目次
・口絵「見つけてしまった国」(三者三様)
・口絵「白い国」
・プロローグ「戦って死ぬということ・b」(シズのお話)
・第一話「ケダモノの国」(師匠のお話)
・第二話「マニアの国」
・第三話「過去のある国」
・第四話「フォトの日々」(フォトのお話)
・第五話「ジャーナリストの国」
・第六話「犯人のいる国」
・エピローグ「戦って死ぬということ・a」(シズのお話)
・おしながき