キノの旅を総括したい

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キノの旅Ⅻ 感想(ネタバレあり)

●キノの旅Ⅻ -the Beautiful World-
「あなたが泣いたり あなたが怒ったり あなたが憤ったり あなたが憎んだり あなたが叫んだり あなたが苦しんだり あなたが悲しんだり あなたが絶望したり あなたが決意したりすることは― あなたが正しいことの証明にはならない。」 -Everybody Has the Right to Make Mistakes.-
発売日:2008年10月10日
登場人物:キノとエルメス、シズと陸とティー、師匠と弟子

 

 

2018/6/18以後周辺〜巻全体を通し記事を加筆修正

 

この巻について

   「ねえキノ、死なないでね」。管理人がこの巻を購入した際に付いていた小カバーのこのフレーズがとても好きである。出典は口絵「願い」より。短いこの言葉から多くの想いが伝わってくる素晴らしいフレーズである。

   お話の方では大きな野望を秘め巨大建造物を作る「日時計の国」。 惑星を暖かくするために「努力する国」等々。ちなみにこの2つの話でも「惑星」という単語が登場する。ほかにも本巻の特殊な仕掛けとしてカバー裏のチラシを模した「寄付の国」。あとがきは著者による小説ができるまでの徹底解説。
   そして「雲の前」にて、キノ・シズ・師匠に次ぐ第四の主人公、フォトが登場。

 


目次
カバー裏「寄付の国」
口絵「山賊達の話」(複数主人公)
口絵「パクリの国」
口絵「願い」
プロローグ「幸せの中で・b」
第一話「正義の国」(複数主人公)
第二話「悪魔が来た国」
第三話「求める国」(複数主人公)
第四話「日時計の国」
第五話「努力する国」(師匠のお話)
第六話「続・寄付の話」
第七話「手紙の話」(シズのお話)
第八話「賭の話」
第九話「徳を積む国」
第十話「雲の前で」(フォトのお話)
エピローグ「幸せの中で・a」
あとがき

[ 小説第12巻 ] 20:42 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.08.23 Wednesday
キノの旅十二巻カバー裏 寄付の国 感想

●寄付の国 -How's Tricks?-
一言でいうなら:寄付を募るチラシ
名言:「(この国に来た理由は)とても美味しい食べ物があると聞いたから」


登場人物:キノとエルメス
話の長さ:数ページ
備考:他の話とリンク(続・寄付の話

 

 

あらすじ
   カバー裏が一枚のチラシとなっている。

   「私達で、旅人さんを救いましょう!」という大きな見出しから始まり、入国理由についてのキノのコメント「とても美味しい食べ物があると聞いたから」などなどを絡め旅人が困窮していることを紹介つつ、寄付してくれれば責任をもってキノさんに支援をすると書かれている。


オチ
   「続・寄付の話」にて

 

感想
   キノは自分の故郷は滅びたと言っているが、そんなはずはない。これはチラシを作った人のねつ造だと思われる。逆にはこの国に来た理由が食べ物というのは正直すぎるキノのコメントである。振込先の口座番号は4930-1544となっている。4930はシグサワか、では1544は…思いつかない。このお話はカバー裏にあり気付きづらいが、目次にはしっかりと"「寄付の国」カバー裏"と書かれている(参考URL:2ちゃんねる「時雨沢恵一総合スレ73」https://love6.5ch.net/test/read.cgi/magazin/1224861755/842-)。

 

追記

   感想にて故郷が滅びたのはねつ造と断じたが…キノの旅アニメ二期「大人の国」を見て考えが変わった。小説「紅い海の真ん中で」にて直接の言及はないが故郷が滅んだように思え、同時にこのお話でのキノの台詞は全て嘘偽りのないように思える。

 

 

キノの容姿と装備:十代の中頃としか形容しようがない・カノン
エルメスの言い間違い:なし(累計言い間違い数:26)
殺害人数:0(キノの累計殺害人数:35)
キノが危害を加えられそうになった回数:0(累計数:33)
国の技術レベルと特産物等:現代
収穫:寄付による補給

[ 小説第12巻 ] 21:08 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.08.23 Wednesday
キノの旅十二巻口絵 山賊達の話 感想

●山賊達の話 -Can You Imagine!-
一言でいうなら:師匠達を教訓に偵察する話
名言:「〜。"一人で旅をしている"ということは、"一人で旅ができる"というこのなのじゃよ。〜」

 

登場人物:キノとエルメス、シズと陸とティー、師匠と弟子
話の長さ:数ページ
備考:三者三様

アニメ二期「山賊達の話」ページ

 

 

あらすじ
   山賊の長老と少年は山の頂上で襲うべき相手を探していた。
   シズ達を発見した。少年は襲うべきだと提言するが、老人は止めた。シズの強そうな風貌や、ティーが手榴弾とグレネードランチャ―を持っていること、犬の陸の鼻が利くであろうことからであった。
   キノ達を発見した。少年はキノを少女だと確信し襲うべきだと鼻息を荒くするが、老人は止めた。少女が旅をしているということは、それができるだけの実力があるのだと言った。
   そして老人は、自分たちが狙うべきは実力を勘違いして自分よりも強い人間にうかつに手を出すような奴だと言った。ところでと少年は、このように見張りをたてるようになったのは長老が襲撃チームになった時だそうだがと聞いた。老人は当時のことを思い出した。

 

オチ
   師匠と弟子を発見し襲った。彼らは恐ろしい悪魔だった。長老はその時のことを思い出すと、うろたえ叫びだした。


感想
   師匠達を襲ったが故に賢くならざるを得なかった山賊のお話。それぞれの特徴的なイラストともに、そんなに悪魔的に師匠達が強かったのかと思うと笑いがこみあげてくる。

 

 

キノの容姿と装備:黒いジャケット・リヴォルバー
殺害人数:師匠達2人以上、おそらくもっと大きな被害のはず(師匠達の累計殺害人数:44)
国の技術レベルと特産物等:国外
収穫:なし

 

[ 小説第12巻 ] 22:25 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.08.23 Wednesday
キノの旅十二巻口絵 パクリの国 感想

●パクリの国 -I Have Ever Seen Before.-
一言でいうなら:過去の旅人のパクリだと言われる話
名言:(強いてあげるものはなし)


登場人物:キノとエルメス、クラーク(言及のみ)
話の長さ:数ページ
備考:口語がメインの話

 

 

あらすじ
   入国すると、旅人観察者と名乗る男から歓迎された。彼はキノを見て考察し国民に伝えるのだという。どんな考察をするのかというと…、
   エルメスは32年前に来たクラークという旅人から、
   リヴォルバーは3年前に来たジャッカルズという傭兵集団から、
   たれのついた帽子は北方旅鳥の一団から、
   それぞれからキノは影響を受けてその装備をしているのだと男は指摘した。

 

オチ
   そして男の目が茶色のコートに及んだ。男はそのコートはとてもオリジナリティにあふれており、今度からみんなに吹聴したいと言った。


感想
   そんなに世界が狭いわけなかろう。
   最後のコートに関してはもし男が過去に同じコートを見ていれば、初代キノもしくは同じ国の旅人がこの国を訪問したことになるのだが、そうはならなかった。

 

追記

   2ちゃんねるのレスを読んでからこのお話の認識が変わった。ラストの台詞は「キノ。―キノです」とあるが、わざわざ二言述べたのは強調したい意味があるのではないか。キノはこのコートを受け継いだ初代キノを意識し「(このコートを使うに至る影響を受けた人物は、初代)キノ。―キノです」と言いたかったのではないだろうか。

 

 


キノの容姿と装備:リヴォルバー・茶色のコート
エルメスの言い間違い:なし(累計言い間違い数:26)
殺害人数:0(キノの累計殺害人数:35)
キノが危害を加えられそうになった回数:0(累計数:33)
国の技術レベルと特産物等:不明
収穫:なし

 

[ 小説第12巻 ] 00:34 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.08.24 Thursday
キノの旅十二巻口絵 願い 感想

●願い -(なし)-
一言でいうなら:相棒に願いを伝える話

名言:「ねえキノ」「死なないでね」


登場人物:キノとエルメス
話の長さ:数ページ
備考:口語がメインの話・管理人が好きな話

 

 

あらすじ
   エルメスがキノに「死なないでね」と言った。
   いきなりなんだいとキノ。エルメスは自分が走っているのはキノのおかげであり、キノに死んでほしくないからと言った。

 

オチ
   キノはエルメスに朝早く起きてと念を押した。エルメスは寝ているふりをした。

 

感想
   短いながらもとても好きなお話。
   現実世界において隣人に死んでほしくないと願うことはある。だが、それを直接言葉にすることのなんと難しいことか。その真心を口にするエルメスの心情は美しい。

 

追記

   文章の傍らに空と雲の縦長のイラストがあるのだが、下隅にほんの僅かなサイズでエルメスを牽いているキノの影が見受けられる。

 

 

キノの容姿と装備:不明
エルメスの言い間違い:なし(累計言い間違い数:26)
殺害人数:0(キノの累計殺害人数:35)
キノが危害を加えられそうになった回数:0(累計数:33)
国の技術レベルと特産物等:国外
収穫:なし

[ 小説第12巻 ] 19:37 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.08.24 Thursday
キノの旅十二巻第一話 正義の国 感想

●正義の国 -Idiots-
一言でいうなら:服装を変えず滅びる国
名言:「また一つ、国が消えてしまったな」


登場人物:キノとエルメス、シズと陸とティー
話の長さ:約20ページ
備考:複数主人公・世界地理描写・三日間ルールキャンセル(半日)・ひと気のない国

 

 

あらすじ
   海と草原の間をキノは運転していた。目指すは常夏の国だったがあたりは寒くなる一方だった。どうやら付近で火山が爆発し、その火山灰のせいで寒くなっているらしい。そして目的の国にたどり着くと、住人は半袖短パンでとても寒そうにしていた。
   国を見て回っていると牛車が現れて、中から女性の首相が現れた。キノが住人がとても寒そうだと言うと、この国は建国以来この恰好をしており、ほかの服を着るのは憲法違反であると同時にこの服以外存在しないと言った。
   キノは「×××××が×××××ですから」と嘘を言って三日間どころか半日も経たないうちに出国した。


オチ
   およそ二百数日後、シズと陸とティーがこの地にやってきた。あたりは雪が降り始めていた。そして付近には死体が転がっていた。シズはティーにこの国の住人は「昔からずっとそうだ。今まではそれでよかった」という考えのままで、取り巻く世界の状況に対応できなかったのだよと教えた。「かれらをせいぎをつらぬいたのか?」とティー。沈黙の後、そうだと答えるシズ。
   するとオオカミが現れた。普通はこんな土地にはいないのだが、生きるために移動しこの国の死体を食べていたのだった。彼らのほうがずっと逞しいとシズは言った。

 

感想
   シズの「また一つ、国が消えてしまったな」は風の谷のナウシカの冒頭の「また村が一つ死んだ」を意識したのか。
   今まではそれでよかったという考えの元、事態をそのままで放置するのは危険である。

 

追記

   英題「Idiots」を訳すと「馬鹿」らしい。著者からバッサリと切り捨てられている。参考URL:2ちゃんねる「時雨沢恵一総合スレ71」https://love6.5ch.net/test/read.cgi/magazin/1220641311/987-

 


殺害人数:0
国の技術レベルと特産物等:中世
収穫:なし

 

[ 小説第12巻 ] 20:59 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.08.24 Thursday
キノの旅十二巻第二話 悪魔が来た国 感想

●悪魔が来た国 -Talk of the Devil.-(目次記述-Take of the Devil.- 参考URL
一言でいうなら:バターには二種類の使い方がある話
名言:(強いてあげるものはなし)

 

登場人物:キノとエルメス
話の長さ:約10ページ
備考:三日間ルールキャンセル(半日)・世界地理描写

 


あらすじ
   この世界は自分たちの国しかなく、外の世界では存在できないと思っていた。そんな時キノとエスメスがやってきた。国中が大騒ぎとなった。首長が名乗り出てキノと食事をすることとなった。キノは首長の奥さんが腰に下げていたバターの匂いに気付き、バターをもらった。

 

オチ
   キノがバターをパンに塗りつけて食べた。化粧品であるバターを食べたのだ。そして国の住人はキノを悪魔だと確信した。悪魔なら国外で生きていけるのも納得だということで、住人達はキノに話しかけた。どこから来たのかと聞くとずっと東から来たのだと答えた。
   キノは三日間の滞在を希望したが、悪魔は夜になるとコウモリやモグラに姿を変え、人間を襲うと木に変えてしまうので断った。キノは仕方ないので出国した。

 

   この話をした人について、また隣のおじさんが木彫りの人形に話しかけているわと近所の人が噂をした。


感想
   最後のオチでこの話は男が木彫り人に話していた内容だと判明する。この話は本当にあったことなのか。キノが登場する以上は真実の話のはずだ。一方で作中に、悪魔は人間を襲い木にしてしまうとある。もしかしたら木彫りと悪魔は関係あるのかもしれない。
   なぜエルメスがしゃべるのかという質問に、おしゃべりだからとキノは返している。

 

 

キノの容姿と装備:不明
エルメスの言い間違い:なし(累計言い間違い数:26)
殺害人数:0(キノの累計殺害人数:35)
キノが危害を加えられそうになった回数:0(累計数:33)
国の技術レベルと特産物等:中世
収穫:食事

 

[ 小説第12巻 ] 22:39 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.08.24 Thursday
キノの旅十二巻第三話 求める国 感想

●求める国 -Common Sense-
一言でいうなら:平和主義者の裏側の話
名言:(強いてあげるものはなし)

 

登場人物:師匠と弟子、シズと陸とティー(直接記述なし)、キノとエルメス
話の長さ:約10ページ
備考:三者三様

 


あらすじ
   師匠と弟子が入国すると、公開処刑が行われるところだった。処刑されるのはかつて平和主義者と名乗り、戦争は悪で軍隊をなくす運動をしていた者達だった。だか彼らは近隣の国の息がかかっており、この国の当局が証拠つかみ処刑されるのだった。
   二人の人間と一匹の犬が入国すると、公開処刑が行われるところだった。処刑されるのはかつて平和主義者と名乗り、戦争は悪で軍隊をなくす運動をしていた者達だった。だか彼らはこの国を占領した国の息がかかっており、占領の為に尽力したものの甘言で母国を裏切るという者は信用できないので処刑されるのだった。
   旅人としゃべるモトラドが入国すると、公開演説が行われるところだった。演説するのは平和主義者と名乗り、戦争は悪で軍隊をなくす運動をしていた者達だった。それを見て彼らが近隣の国の息がかかっているのだと察知した。

 

感想

   裏切り者は往々にして殺されてしまう話。人への危害は悲劇の元であり、戦争は反対である。だがこちらが仕掛けなくとも戦争が持ち込まれる時はある。そのため軍隊を持つことは賛成である。

 


キノの容姿と装備:リヴォルバー・自動式のパースエイダー
エルメスの言い間違い:行ったり来たり→正:在り来たり(累計言い間違い数:27)
殺害人数:0(キノの累計殺害人数:35)
キノが危害を加えられそうになった回数:0(累計数:33)
国の技術レベルと特産物等:近代・ディープフライドシュリンプ
収穫:なし

 

[ 小説第12巻 ] 23:57 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.08.24 Thursday
キノの旅十二巻第四話 日時計の国 感想

●日時計の国 -Counter Strike-
一言でいうなら:巨大な大砲で世界征服を目論む話
名言:(強いてあげるものはなし)

 

登場人物:キノとエルメス
話の長さ:約40ページ
備考:三日間ルールキャンセル・世界地理描写(丸い惑星と認識)・ひと気のない国(×2、南の廃墟の国も含む)

 

 

 

あらすじ
   巨大な日時計があると言われている国に来た。無愛想な女性の案内人のもとホテルに案内された。国の中には噂通り巨大な日時計らしき建造物と、規格品らしき質素で統一された住宅街があった。畑もあったが不作のように見えた。


   次の日、昨日とうってかわって女性の案内人が明るく登場した。大統領令により口止めが解禁されたためだという。彼女は例の巨大建造物は何だと思うと聞いてきて、キノとエルメスは日時計だと答えると、彼女はまだバレていないと喜んだ。そして例の巨大建造物のお披露目式が開かれた。それは巨大な大砲であった。


   この国は優秀な国民が住むが、辺鄙(へんぴ)な場所にあるせいかまるでに相手にされず、不当に差別されてきたので世界に対し復讐という正当な権利を行使するのだという。そのために国は大砲を建造することにすべてを捧げ、家や食料の簡素化をしてきたのだった。


   だが惑星のどこでも任意に攻撃をすることができる大砲が完成したことで、こんな生活ともおさらば。世界中の国を奴隷に従えて国民は楽して暮らすのだという。そしてこれから設計図の指示に沿って試射が放たれるが、どこに狙って撃つかは分からないのだそうだ。エルメスがその計算式と大砲の図面を見せてもらうが、エルメスはどこを狙っているか分からないと言った。


   これから試射と久しぶりの豪華な食事が始まると言うが、エルメスが出国すると即答した。エルメスは「ベルセチャモンダネヅの祈り」をしなくちゃいけないと言い、キノも話を合わせて出国した。城門が見えなくなった途端エルメスはすぐ国を離れるため全力疾走するようにとキノに言った。

 


オチ
   国から距離を取って大砲が発射されるのを見た。そして、撃った大砲が国に直撃した。弾は惑星を一周して国に着弾、住人は全滅したようだった。エルメスの見立てによると、元はマスドライバーとして設計されたものだったが違いは使い方だという。


   しばらくして複数の車に乗った旅人達に出会った。地震が凄かったのと、日時計の国があると聞いたとキノに言った。キノが訳を話すと言うと、鹿と新鮮な野菜の食事にしないかと聞かれた。キノは喜んで引き受けた。

 


感想

   世界を支配するつもりが自滅してしまった話。
   現実世界において私たちは自分の住む大地を「地球」と呼称している。一方でキノの旅の世界では「惑星」と呼称し、大地が丸いという事も認識している。
   管理人も初めて知ったのだが、日時計を建てる角度はその場所の緯度で作るらしい。塔の建物は四十度ほどだそうで、この国は緯度が四十度ほどの場所にあるそうだ。

 

 


キノの容姿と装備:十代の中頃・銀色のフレームのゴーグル・カノン
エルメスの言い間違い:食べてすぐ寝ると虫になる→キノは指摘しなかったが正しくは牛になる(累計言い間違い数:28)
殺害人数:0(キノの累計殺害人数:35)
キノが危害を加えられそうになった回数:0(累計数:33)
国の技術レベルと特産物等:近未来・巨大な大砲
収穫:鹿と新鮮な野菜用いた豪華な食事

 

[ 小説第12巻 ] 19:37 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.08.25 Friday
キノの旅十二巻第五話 努力する国 感想

●努力する国 -Passage2-
一言でいうなら:氷河を爆発させ地球を暖める話
名言:(強いてあげるものはなし)

 

登場人物:師匠と弟子
話の長さ:約10ページ
備考:徒労な話・世界地理描写

 

 

あらすじ
   師匠達は大量の爆薬を買い込み、いつもの車にリヤカーのようなものを取り付け運んでいた。師匠達が向かったのは氷河の近くにある国で、そこで爆薬を高値で買い取ってもらった。それで何をするのかと聞くと見学しますかと住人。さきほどの爆薬で氷河を砕くところを見学した。

 

オチ
   なぜこんなことをするのかというと、惑星を暖かくするためだという。この国の住人は古い書物に「惑星温暖化は氷河を溶かす」という記述があるのを知り、ならば氷河を溶かし惑星を暖めてしまえばいい、そうすれば冬に凍えなくてもいいし、夏にジャケットを着なくてもよくて、生活が楽になるという。
   弟子が理屈は分かったが、この国だけの努力がうまくいかないのではと聞いた。すると住人はこの国のスローガンの小さな一歩から世界は変わる〜という言葉があると言った。

 

感想
   このお話の英題はPassage2となっており、過去にPassageという英題の「道の話」が存在する。Passageとはネット和英辞典で調べると通路や廊下という意味らしい(参考URL:英辞郎 on the WEB:アルク「passage」https://eow.alc.co.jp/search?q=passage)。道の国での最終目標は世界滅亡だが、こちらの国はみなの生活がよくなることを目指している。どちらの国も世界を変えるため、惑星環境に影響を及ぼそうと地道に努力している。

  

 

師匠達の容姿と装備:不明
殺害人数:0(師匠達の累計殺害人数:44)
師匠達が狼藉を働いた回数:0(累計数:9)
国の技術レベルと特産物等:近代
収穫:爆薬を売った儲け

[ 小説第12巻 ] 20:48 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.08.25 Friday
キノの旅十二巻第六話 続・寄付の話 感想

●続・寄付の話 -How's Tricks?-
一言でいうなら:旅人に寄付する国で儲けた話
名言:「騙される方が悪い」

 

登場人物:キノとエルメス
話の長さ:数ページ
備考:ほかの話とリンク(寄付の国の後日談)

 

 

あらすじ
   キノ達は旅人に寄付する国の恩恵を受け、装備を一新しホクホクな状態で国を出た。だが実際に寄付された額の半分以上は「救う会」の人達の儲けになるのであった。実は恵まれない旅人のふりをして優しい国民から寄付を集めるという方法は、昔師匠がこの国に伝えたのであった。

 

オチ
   師匠の言伝でネタばらしすべきだと聞いたキノは、出国前に真相をこの国の報道機関宛に投函しておいた。いまごろ国は大騒ぎになっているはずだった。


感想
   カバー裏の「寄付の国」を見つけないと分かりづらい話。見事にいただいてからネタ晴らしをするあくどいキノである。世界では義援金を集める基金が多く存在するが、それらが正しく運用されているかは不透明である。だが騙される方も悪い。

 


キノの容姿と装備:黒いジャケット・森の人・フルート
エルメスの言い間違い:十字架へ→正:宗旨替え(累計言い間違い数:29)
殺害人数:0(キノの累計殺害人数:35)
キノが危害を加えられそうになった回数:0(累計数:33)
国の技術レベルと特産物等:現代
収穫:装備一新・燃料と携帯食糧たんまり・エルメスのメンテナンス

[ 小説第12巻 ] 21:57 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.08.25 Friday
キノの旅十二巻第七話 手紙の話 感想

●手紙の国 -the Weak Link-
一言でいうなら:命を懸けた手紙の話
名言:(強いてあげるものはなし)

 

登場人物:キノとエルメス
話の長さ:約20ページ

 

 

あらすじ
   寒波の荒野でシズは双眼鏡を見渡し、目標を見つけ出した。

   昨日のこと。入国した国は科学技術の発展がゆるやかな国で定住は叶わなかったが、ある郵便配達人が遭難したらしく馬車しかないこの国の代わりシズの車でその配達人を探してほしいとの事だった。シズは承諾しついに彼を見つけた。
   彼の元に駆け寄るが、手紙をと言い残し彼は死んだ。彼の手元には手紙があった。もし手紙を燃やしていれば助かったかもしれなかった。シズは遺体と手紙を持って国に戻り、郵便屋の仲間の元に届けた。彼らは泣き、残された手紙は送り主に詫びを入れつつ届けることとなった。シズはそれを見守ると言った。

   たいていの受取人は配送遅れを気にせず受け取ったが、なかには叱咤する受取人がいた。だが規定により事情は話すことはできない。受取人は叱咤を続けるが、それを見守っていたシズを見たことで事情を察知し、最後に感謝の言葉を述べて手紙を受け取った。

しかし最後の手紙だけは受取人である女性は受け取ろうとしなかった。送り主は家庭内暴力の末に離婚した元旦那であり、有罪の末隣国に移住したものの自己弁護を繰り返すばかりの男だった。しかし珍しく口を開いたティーは、何度も女性に「よまないとだめ」と言った。女性は手紙を受けとった。


オチ
   女性は歓喜した。元旦那が事故で死んだのであった。


感想
   まあ結果オーライというやつなのでしょうか。死んだ配達人の命は無駄ではなかったのだから良かった。

 


殺害人数:0(シズの累計殺害人数:27)
シズの主張が認められなかった回数:0(累計数:5)
国の技術レベルと特産物等:近代
収穫:遭難した男を発見した報酬

[ 小説第12巻 ] 23:24 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.08.25 Friday
キノの旅十二巻第八話 賭けの話 感想

●賭けの話 -Which is Which.-
一言でいうなら:自動車か自転車かで賭ける話
名言:(強いてあげるものはなし)


登場人物:キノとエルメス
話の長さ:約10ページ

備考:第三者が主体の話

 

 

あらすじ
   交通機関が四輪の自動車か自転車しかない国にて。
   告白するか、転職するか、結婚するか、進学するか、遺産相続するか、今夜のおかずをどうするか、どっちの本を買うか、どうデザインするか、どっちの名前にするか、どんな味にするか、自首するか、住人たちがそれぞれ悩んでいた。
   そして次に来るのが自動車か自転車かで次の行動を決めることにした。

 

オチ
   キノとエルメスが通った。


感想
   モトラドのエルメスが通ってしまったばかりに、みなが再び路頭に迷うはめになるお話。

 

 

キノの容姿と装備:不明
エルメスの言い間違い:なし(累計言い間違い数:29)
殺害人数:0(キノの累計殺害人数:35)
キノが危害を加えられそうになった回数:0(累計数:33)
国の技術レベルと特産物等:近代・亀料理
収穫:なし

[ 小説第12巻 ] 19:12 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.08.26 Saturday
キノの旅十二巻第九話 徳を積む国 感想

●徳を積む国 -Serious Killer-
一言でいうなら:徳を積めば殺人もチャラにできる国
名言:(強いてあげるものはなし)


登場人物:キノとエルメス
話の長さ:約10ページ

アニメ二期「徳を積む国」ページ

 

 

 

あらすじ
   出国間近のキノは、最後にこの国で美味かったお茶をもう一杯飲んでいた。そこへ老人らしきある男が話しかけてきた。席を一緒にする代わりに、この国の"徳ポイント"について話してくれるという。


   徳ポイントとは、良い事をしてそれを見ていた人がいたらもらえるポイントであり、寄付や発明により国に多大な貢献をすることでより多くのポイントをもらうことができ、その人の身分証明書にも記載されるポイントだそうだ。


   もちろん悪いことをすれば減点されるが、徳ポイントを多く持っている人が悪いことをしたらポイントに応じて減刑されのだという。これは公平なシステムで、例えば今まで悪いことをしたことがない人が悪いことをすればとても酷い人と思われるが、悪さばかりしていた人が良いことをすると実はいい人と思われる、という錯覚を防ぐことためだとという。


   そして話し手である老人は多くの徳ポイントを持っており、人を一人殺せるくらいあるという。さらに余命は半年ほどだそう。これまで自分が徳ポイントを稼いできたのは合法的に人を殺したいと夢見てきたからであるが、その殺すべき人が思いつかないので悩んでいるという。

 

 

オチ
   そして最初はキノを殺そうと近づいた。だがキノはそれを初めから警戒しており、右の腰のリヴォルバーをいつでも撃てるようにしていた。誰を殺すべきかという問いに、キノはやがて病気で死ぬあなたと答えた。だが私の望む答えではないと老人は返した。キノが去った後、赤ちゃんを額を撫でてほしいと頼まれ、老人は了承した。その際、為したい事を為し、自分のように人生を失敗しないようにと呟いた。

 

 

感想
   老人の悩みを解く答えは難しい。キノがこれまで旅した国の中には「冬の話」のように重病人を安楽死させる国や、「人を殺すことができる国」のように不良分子を合法的に殺す国があった。


   現実世界においてゲームに実績が備わっているものがある。そこでふと思いついたのだが、現実世界においてもそんな仕組みがあったら面白いのではないだろうか。席を譲ったなどを実績項目にいれ、達成するとポイントがもらえるとか。そうすればポイントを稼ぎたいがためにいいことをする人が増え、さまざまな良い相乗効果が生まれる。ただそれが行き過ぎた伊藤計劃の「ハーモニー」なのか(管理人はアニメしか見たことがないのだが)。

   こぼれツイート

 

 

追記

   最初に本記事を書いた後にこんなニュースが。Newsweek日本語版『14億人を格付けする中国の「社会信用システム」本格始動へ準備』https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/05/14-8_1.php。本エピソードのようなシステムが中国で実装されているらしい。中国といえば監視カメラがSFな光景だったり(ソース不明なので検索結果)、北京オリンピックに合わせた環境対策のために車のナンバーの末尾が偶数か奇数で運転できない日を決めたり(中国通信社「ホーム自動車の奇数・偶数日運転と時差出勤、北京で20日から実施」http://www.china-news.co.jp/node/2547)…こんなことって日本じゃできないよねぇ。相当な反対の声が上がるだろうし…それを十数億人を抱える中国がやってしまう。する是非はともかく、中国の実行力は素直に凄いと思う。

 

 

キノの容姿と装備:リヴォルバー
エルメスの言い間違い:なし(累計言い間違い数:29)
殺害人数:0(キノの累計殺害人数:35)
キノが危害を加えられそうになった回数:1(累計数:34)
国の技術レベルと特産物等:現代
収穫:美味しいお茶

[ 小説第12巻 ] 20:35 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.08.26 Saturday
キノの旅十二巻第十話 雲の前で 感想

●雲の前で -Eye-opener-
一言でいうなら:毒を飲むのを止められなかった話
名言:「ひゃゃあああ…(丸々2ページ)」


登場人物:奴隷の子(後のフォト)、キノとエルメス
話の長さ:約50ページ
備考:他の話とリンク(雲の中で)・国外

アニメ二期「雲の中で」ページ

 

 

 

あらすじ
   あざやかな高山植物がある高地にて。トラック三台で旅する大人と子供を合わせて総勢30人ほどの旅団がいた。彼らは旅をするにしては比較的優雅な生活をしていた。だが一人だけ、十代の後半くらいの子がみすぼらしい姿をしていた。


   その子は奴隷として扱われていた。この奴隷は旅団が前に滞在していた国で買われた子で、その国では「人はみな素晴らしくどんなときでも人を信じなければならない」という戒律のある宗教国家だった。そしてそんな綺麗事をいう国の教祖が奴隷を売ったのだ。それについて奴隷の子にどう思うのか、売った彼らを恨んでいないのかと意地悪く聞いたが、奴隷の子は今でも故郷の戒律を信じており、人を恨んだりするのは悪だと言った。それを聞いた男はあきれ果て鞭を取り出し奴隷を叩いた。その後も奴隷の子はこき使われ、食事に使う草を冷たい水で洗わされた。なにか頭をよぎったが、どやされて作業に集中した。そんな奴隷を見て男達はあんな人生はごめんだ、自分たちは「運」が良くて奴隷をこき使う商人に生まれたのだと話した。


   みなが食事を取ることになり、奴隷にも少しばかりの食事が運ばれた。その時奴隷の子はスープに入っているのが毒草だと気付いた。食べてはだめだと今言えば、皆を止められる。だがそれを言えなかった。皆がスープを飲んでいた。奴隷の子は言い出せなかったことを悔い、自分も飲もうとした。それを遮ったのは旅の頭領の息子が投げた石だった。奴隷の子は再び毒が入っていると言おうとしたが、それをまたしても息子が投げた石が遮った。しまいには息子が、奴隷を買いそして殺すと言い出し、頭領も嬉しそうに答える始末だった。奴隷の子は「ひゃあああ…」と長すぎる絶叫をし、強烈な蹴りを入れられ意識が飛んだ。


   奴隷の子が目を覚ますと三十人ほどの人間が悲鳴を上げていた。みな毒にやられたのであった。そして静かになった。一人だけ生きていた見張りの男に駆け寄るが、彼も死の間際だった。奴隷の子は彼に自分を殺してと言うが、男はそれを聞かず、奴隷の手を借りて自殺してしまった。ついに生きている人間は奴隷の子だけとなってしまった。

 

   その時、聖歌隊のように清らかで澄んだ声がした。モトラドがしゃべっていた。モトラドはみなが死んだという事実を奴隷の子こと"彼女"に突きつけた。自分は人殺しだと彼女は言うが、止めたところで主人たちが耳を傾けたのか、いずれにせよ彼らには「運」がなかったのだと言った。そして、トラックの運転を教えてやるから死んだみなの金品を集め、どこかへ一緒に行こうと言った。

 

 翌日の昼過ぎ。キノとエルメスがこの地に現れた。

 


感想
   キノの旅シリーズ第四の主人公フォトの初登場回である。フォトは奴隷として売り出されたが、故郷の戒律を信じていた。だが主人たちの酷い仕打ちに、毒が入っていると言う事を躊躇し主人達は全滅した。だがモトラドが言う通り言い出したとしても聞き入れてくれたとは限らない。


   そして運命を分けたのは「運」だった。「運」についてはキノの旅シリーズにおいても「砂漠の真ん中で」や「終わってしまった話」でも取り上げられている。もっと言えば洋画「ダークナイト」の目まぐるしい物語の最後においても、この世は「運」だと断定している。(補足ツイート

 

 

 

キノの容姿と装備:茶色いコート・スコープ
エルメスの言い間違い:なし(累計言い間違い数:29)
殺害人数:0(キノの累計殺害人数:35)
キノが危害を加えられそうになった回数:0(累計数:34)
国の技術レベルと特産物等:国外
収穫:なし

[ 小説第12巻 ] 00:23 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.08.27 Sunday
キノの旅十二巻エピローグ・プロローグ 幸せの中でb・a 感想

●幸せの中で -Birth-
一言でいうなら:体の予備を育てる国
名言:「センターはそれからよ」


登場人物:キノとエルメス
話の長さ:約10ページ
備考:追加考察予定

 


bパートあらすじ
   大きな病院の前にさしかかった。夫婦のうちの妻がキノに、三人目の子供が生まれたと喜んで言った。おめでとうとキノ。じゃあこれからセンターにいくのとエルメス。妻は二人の子供たちに見せた後でセンターに行くと言った。


aパートあらすじ
   キノとエルメスは科学が発達した国を訪れた。そして、監視カメラや自動パースエイダー迎撃装置が厳重に備え付けられている通称「センター」にやってきた。そこには大量のガラス瓶があり中には老若男女が意図的に思考がない状態で育成されていた。彼らは予備であり、国の住人が負傷した際に彼らの肉体パーツを移植するのであった。そしてそれは夫婦間において三番目と四番目に生まれた子供が担うのであった。見学を終えキノとエルメスはセンターを後にした。


感想
   最後の名言は反応に困る。妻の言っている事は、三人目が生まれたから予備パーツとしてこれから育ててもらう、ということなのだから。
   自分が何かあったときのために別の体を育てておき、必要なときにその体から移植する。類似の内容が洋画「アイランド」あったな(補足ツイート)。
   エルメスが言い間違いをするのだがなんといったのかは明かされていない。それを聞いたキノは分かりにくいが言い得ている反応している。そこから察するに…何か思いついたら書いてみる。

 

 

キノの容姿と装備:リヴォルバー
エルメスの言い間違い:?→正:子供が想像する未来都市(累計言い間違い数:30)
殺害人数:0(キノの累計殺害人数:35)
キノが危害を加えられそうになった回数:0(累計数:34)
国の技術レベルと特産物等:近未来
収穫:なし

[ 小説第12巻 ] 20:30 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.08.27 Sunday
キノの旅十二巻 あとがき 感想

●あとがき -Preface-
一言でいうなら:著者の小説制作工程

 

 

内容
   あとがきは十四ページ! 著者は作品を3つでひとまとまりと考えており、その傾向は有名映画から著者の作品に至るまで行き渡り、今回の12巻で区切りを迎えたこと。そして著者の小説制作についての一連の流れを詳細に紹介。

 

 屮廛蹈奪判个掘廖礎甘者へ作る本の構想・企画を説明、承諾
◆崋紘」〜プロットに沿って執筆、下書き状態
「編集チェック・打ち合わせ」〜執筆したものを編集さんに提出、添削。それに沿って修正した「第二稿」を再び編集さんへ。第三稿を作るときも
ぁ崔稿」〜原稿を書き終える。作家にとって世界で最も美しい言葉
ァ崕藕札殴蕁γ者校・校閲」〜印刷所にてA4サイズ統一で印刷・印刷されたものを著者がチェック修正・校閲さんが一文字ずつの文章チェック、それらを編集部へ集約調整
Α嶌胴察γ者校・校閲チェック」〜イ亮蟒腓鬚發Π貪抃り返す
(А崟直討」〜印刷のテスト、著者はほとんどチェックせず)

 

 これら工程、さらにイラストレーターの黒星紅白さんやメディアワークスの社員のみなさん、印刷所・輸送・販売、それら大勢の方の力を借りて、キノの旅が完成している。それを改めて御礼申しあげる。

   そして黒星紅白さんのあとがきも。11巻の大胆予想が当たってしまいましたとあるが、これは11巻のあとがきで書いた次のキノのデザインが、12巻口絵のコミカルなキノのデザインとかぶった事を意味している模様。

 

 

感想
 ううむ、やはり業界というだけあって念密に工程が練られているのですね。
 自分もブログを書いて投稿するわけですが、本ブログは現状投稿ペースが物凄く速いです(初投稿当時)。一度メモ帳にて書き上げブログ投稿フォームへコピペ、そこでもう一度読み直し最終チェックをしますが、間違えを気付かないまま投稿してしまうことがあります。それを防ぐために業界ではここまで工程が組まれているのですね。でも、そこまでしても例の「エアリス」のミス等が起きてしまったり…。とても大変です。

[ 小説第12巻 ] 01:16 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.08.28 Monday