キノの旅Ⅺ 感想(ネタバレあり) |
う〜む、この巻も旧カバーなしか。これ以降はもうないかな。
●キノの旅Ⅺ -the Beautiful World-
「この腕で人を殴り この腕で人を抱(いだ)く」 -Farewell to Arms?-
発売日:2007年10月25日
登場人物:キノとエルメス、シズと陸とティー、師匠と弟子
2018/6/12以後周辺〜巻全体を通し記事を加筆修正
この巻について
ひた〜すらアジンから始まる国名が延々と続く「アジン(略)の国」が際立つほか、意外にも議論を巻き起こした「つながっている国」。学園キノ(管理人は読んだことがない)ではないがキノが学校に通う「学校の国」に加え、キノの旅の神髄とも言うべきか、なかなかハードな展開となる「戦う人達の話」を収録。あとがきは本の中間で始まる「とても見つけにくいあとがき」と、カバーの表紙裏にある「とても見つけやすいあとがき」が。
さらに、本巻ではじめて「惑星」という単語が登場(国境のない国・道の話)。謎に包まれたキノの世界の想像が膨らむ。
目次
・口絵「子供の国」
・口絵「お花畑の国」(複数主人公)
・口絵プロローグ「カメラの国・b」
・第一話「つながっている国」
・第二話「失望の国」
・第三話「アジン(略)の国」(師匠のお話)
・第四話「国境のない国」(シズのお話)
・第五話「学校の国」
・第六話「道の話」
・第七話「戦う人達の話」
・エピローグ「カメラの国・a」