キノの旅を総括したい

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キノの旅アニメ1期 感想(ネタバレあり)

●キノの旅アニメ一期 -the Beautiful World-

「世界は―美しくない」

監督:中村隆太郎/アニメーション制作:A.C.G.T.
初回放映時期:2003年4月〜7月
劇場版第一作目公開:2005年2月19日
劇場版第二作目公開:2007年4月21日

 

登場人物:キノとエルメス、シズと陸、師匠(劇場版第一弾)
全十三話+劇場版二作+劇場版DVD付属の一話

 

 

 

このアニメについて
   キノの旅のアニメ第一期は小説第6巻を迎えた後に開始された。キノの旅に限らず、アニメと小説は認知の仕方が異なる。小説版は文章から物語を読者が頭の中で想像するしかないが、アニメであれば映像と音を用いて具体的に視聴者の感性に訴えかけてくる。

 

   小説で文章で語られてきたいろいろな場所の風景、さらに銃といった物に関してもアニメならきっちり映像化される。管理人の場合、「人の痛みが分かる国」の自動機械達はもっと未来チックなものかと思っていたのだが、アニメではレトロチックなもので想像と違った。戦闘描写に関してもやはりアニメなら分かりやすい。

 

   キノの声優さんは女優の前田愛さん。自分が知っているTV出演作は「はみだし刑事」で、兵吾くん兵吾くんとよく言っているのをよく覚えている。ほかにも、エルメスの声優さんに関しては、最初はイメージと違ったが徐々に慣れた。また陸に関してはとても渋い声でありイメージとまるで違った。小説では陸の性別描写がないと思うので、もっとかわいい感じを想像していた。そして、サクラの声優さんは新アニメでキノの声を務める悠木碧さんが務めている。

 

   ストーリーに関しては基本的には原作の話を踏襲しているが、異なる点も見受けれられる。小説版には無い名言も多い。そして1放送分というアニメの制約を踏まえたうえで、小説という素材を再構成している。例えば、アニメの「レールの上の三人の男」の話の中で仕事がテーマであり、作中に「仕事をしなくてもいい国」の話を組み込んでみたり、「彼女の旅」については小説では2つに話が分かれているものを、アニメで1つの流れにまとめていたりする。

 

   一方で放送当時は、原作とかけ離れたキノのキャラクターデザインが批判されたらしい。アニメのキノの顔は丸過ぎなのだそうだ。確かに小説版と似ていると言い難いが、管理人はさして気にならなかった。

 

 

 

目次
プロローグ「砂漠の真中にて・a」
第一話「人の痛みが分かる国」
第二話「人を喰った話」
第三話プロローグ「満天の星の下で・b」
第三話その1「予言の国」
第三話その2「伝統」
第三話その3「悲しい国」
第三話エピローグ「予言の国・そして満天の星の下にて・a」
第四話プロローグ「紅い海の真ん中で」
第四話「大人の国」
第五話その1「レールの上の三人の男」
第五話その2「仕事をしなくてもいい国」
第五話その3「多数決の国」
第六話「コロシアム」(前編)
第七話「コロシアム」(後編)
第八話「魔法使いの国」
第九話「本の国」
第十話「機械人形の話」
第十一話その1「彼女の旅」

第十一話その2「賢者の話」

第十二話(プロローグ「森の中で」)

第十二話「平和な国」
第十三話「優しい国」

エピローグ「砂漠の真中にて・b」

劇場版第一作「何かをするために」
劇場版DVD付属話「塔の国」
・劇場版第二作「病気の国」 (レンタルビデオ屋で見つけるかネット放送を見つけ次第)

 

[ アニメ1期 ] 21:43 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.08.22 Tuesday
キノの旅アニメ一期 砂漠の真中にてa・b 感想

●砂漠の真中にて(小説版タイトルとわずかに異なる) -Biginner's Luck-

登場人物:キノとエルメス
aパート約3分+bパート約30秒

 


aパートあらすじ
   砂漠を走るキノ。あたりが白すぎる景色になり、キノは井戸を覗くが水はない。
   日よけを作り休むキノ。エルメスが戻るべきだというがキノは却下する。
   すると、あたりが急に曇り出す。旅人に一番なのは運だよとキノ。雨が降り出した。

 

bパートあらすじ(最終回第13話「優しい国」終了後)
   雨が降り注ぐ砂漠にて、キノは立ち尽くしていた。
   「キノ、これからどうするのさ」とエルメス。
   「さあね、どうしようか。どうしようか悩み続けようか」とキノ。
   キノは雨に当たりながら、安らかな顔で言った。

 


感想
   OPを終えて最初に始まるのが「砂漠の真中にて・a」である。砂漠を表現する際、よくイメージするような"明るい灰みの黄"の砂丘ではなく、画面全体が白くなっている。その活力のないアニメ画面はキノが干からびようとしていることを表している。しかし雨雲が現れると画面は緑色主体の普通のアニメ調に戻る。これによりアニメもキノも活力が湧いてきたことが容易に想像できる。
   小説版のタイトルは「砂漠の真ん中にて」であり、アニメ版は「ん」が抜けている。誤字のミスを制作者が犯してしまったとは思えない。おそらくタイトルをわずかに変えることで、小説版と同じようであっても僅かに違うように作るという、アニメ製作陣の宣言とも受け取れる。
   そして最終回の最後でbパートが始まる。これからどうするという質問に、どうしようか悩み続けようかとキノは言う。その顔はとても安らかだった。きっとキノの旅は続くのだ。

 

[ アニメ1期 ] 22:43 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.08.22 Tuesday
キノの旅アニメ一期第一話 人の痛みが分かる国 感想

●人の痛みが分かる国 -I See You-
登場人物:キノとエルメス
本編約20分
備考:他の話の言及(優しい国)

小説版「人の痛みが分かる国」ページ

 

 

あらすじ
目の前にある道が崖によって通れなくなっていた。教わった地図通りではなく騙されたとエルメス。迂回を試みるキノ。すると目の前で崖が崩れ地形がかわった。なんとか道らしき道を渡りキノは国に近づいた。
入国審査のための建物入ったが、機械しかなかった。門から国に入ると機械がパンフレットをくれた。レストランに入ったが、ここでも仕事を機械がこなしていた。ホテルに入ったがとても豪華なのにとても安かった。人はどこにおらず、仕事は機械が全自動で行っていた。
スコープで人を探すと家の庭に人が居た。だが彼らは外に出ておらずみんなひとりだった。ホテルに戻り、キノとエルメスは滞在期間三日間ルールの話をした。エルメスが三日以上滞在しようとした国は一つだけだったと言う。キノは三日間ルールについて、それだけいればその国がだいたい分かる等があるが、それは嘘であり本当は長くいればそこにいついてしまい旅人じゃなくなるのが怖いんだといった。
人が住む区域に行くと、キノを見た男は逃げ出した。別の近くで作業をしていた男に話しかけると、男は驚いて家の影に隠れた。男は家の影からキノに私の思ってことが分からないのかといった。そしてキノが旅人だと分かると合点する男。キノは事情をうかがった。
過去に国の科学者が人間同士の思いを直接伝えられる液体機械を発明した。それを国中の人が飲んだ。男はそのおかげで片思いだった人と結ばれたのだが、知られたくないことまで知れてしまうことが分かった。そして国は崩壊した。そこで国の住人はみな離れ離れになって暮らすことになったそうだ。
最後にキノは花を見てなにか想いを伝えるそぶりをし、男がそれに気付いた感じ穏やかな表情になった。そして二人は別れた。その後、別の家で男の庭にあった花と同じ花が植えられているのを見つけ、この家に男の恋人がいるのではと思いつつ、国を出国した。

 

感想
物語のはじまりからして小説とストーリーが異なる。小説版では崖なぞなく、お腹を空かせたキノがすんなりと入国を果たす。
キノを出迎えた機械は小説では詳細な記述がない。管理人の想像ではもっと未来チックなものかと思っていたのだが、アニメではレトロな機械であった。
三日間ルールの会話でエルメスが、三日間以上滞在したかった国は一つ(優しい国)しかなかったと言う。これは小説にはないが時系列考察の上で重要な手がかりである。
さらに三日間ルールの真の理由は"いつく"ことで旅人でなくなるのが怖いと言うが、小説版にこの旨の記述があったことは一度もないはずである。ほかにも、アニメでは「液体機械」と言われているが小説では「薬」としか記述されていなかったり、男と恋人の出会いが片思いから始まっているなどなど、小説版との設定の差異が多くみられる。こういった違いは管理人の思い描くキノ像と差異がうまれていく。いいことかもしれないしわるいことかもしれない。

 


キノの容姿と装備:スコープ・カノン・森の人
エルメスの言い間違い:ミシンぜんしん:→正:以心伝心(小説未登場)

 

[ アニメ1期 ] 23:44 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.08.22 Tuesday
キノの旅アニメ一期第二話 人を喰った話 感想

●人を喰った話 -I Want to Live.-
登場人物:キノとエルメス
本編約20分

小説版「人を喰った話」ページ

 


あらすじ
雪原にウサギがいた。銃声と同時にウサギが倒れた。白っぽい全身防寒着を着込んだキノが撃ったのであった。それより前の話。飢えた男達三人に出会った。持っていたものはもう喰い尽くしてしまったという。それを知りキノは彼らを助けるため狩りに出た。ウサギを鍋にし食べられるようにするキノ。男達は涙を流し食べる。そしてお礼にと指輪を差し出され、とりあえず預かっておくことにする。
テントを張るキノ。男達が喜んでいたとエルメスが言うが、複雑だとキノは返す。男達のためにウサギを殺した事、自分の携帯食糧にも動物の命が犠牲になっている事をキノは気にしている。
その後もキノは狩りに出てウサギを仕留めた。それを食べ男達はだいぶ回復した。男達は商人であり、自分たちの国の事を話した。エルメスが売り物はなんなのと聞くが、男たちは口を濁した。話は続き、一人の男が旅人のために笛を吹いた。
男達は回復し、トラックを雪から掘り起こした。それができた途端男達がキノに銃を向けた。そして自分たちは奴隷商人だと明かした。キノは銃を捨て、最後のナイフを捨てようとしたとき、そのナイフに仕掛けてある銃で発砲。それを皮切りに男達三人を殺した。トラックの荷台を見ると、女の子幽霊が飛び出した。さしてそれを気にしないまま荷台の奥を見ると骨があった。指輪を返しキノはこの場を後にした。

 

感想
この話はアニメ第二話である。だが小説版での記述にて「十代後半」と記述され時系列的に後期に位置している。それをわざわざアニメ第二話にもってくるのはそれなりの制作意図が必要である。
ウサギの解体シーンは現実に比べだいぶ単純化されたアニメ表現になっているが、それだけでも見ていてドキドキしてしまう。小説ではさらっと「解体した」で済まされそうだが、その点アニメ視覚的に見させられるので気持ち悪さが容易に想像できてしまう。
ウサギや携帯食糧には動物の犠牲になっている事について、キノは多めの尺を使い話している。だが、そんなそぶりを小説版ではしていない。ほかにも売り物は何かと聞き口を濁す男達や、笛を披露するシーンは小説にはない。笛に関してはアニメでないと具体的に感知することができない。さらに戦闘描写や銃仕込のナイフなど、アニメじゃないとわからないことが多くあった。

 

今回はニコニコ生放送のタイムシフトを見て記事を書いたのだが、やはりコメントがあると発見が多い。例えばキノはウサギ鍋を作ったが、食事のセンスは壊滅的じゃなかったとの旨のコメントに設定の矛盾を発見したり。(キノの料理センスが壊滅的だと初めて判明したのは小説3巻「説得力」だったか?)

 

 

キノの容姿と装備:レーザーサイト+サイレンサー付き森の人・カノン
エルメスの言い間違い:
お化けは人のためならず→正:情けは人のためならず
(次回予告にて)三段憲法→正:三段論法

[ アニメ1期 ] 00:23 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.08.23 Wednesday
キノの旅アニメ一期第三話プロローグ 満天の星の下で・b 感想

●満天の星の下で -(なし)-
登場人物:キノとエルメス
本編約1分
備考:アニメオリジナル

 


bパートあらすじ
 満天の星が空にあった。
 「鯨のため息。夢見る流れ星」とキノ。なにそれとエルメスが言うと、そう歌っている気がしたとキノ。そんな調子でキノが詩的なこと言い続け、最後には旅人は時々詩人になるのさと言う。


感想
 これだけを見ても唐突で意味が分からないが、最後のエピローグを見てようやく話しの流れが理解できる。(予言の国・そして満天の星の下にて・a)

 


キノの容姿と装備:黒いジャケット
エルメスの言い間違い:なし

[ アニメ1期 ] 05:35 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.08.28 Monday
キノの旅アニメ一期第三話(その1) 予言の国 感想

●予言の国 -We NO the Future.-
登場人物:キノとエルメス
本編約5分
小説版「予言の国」ページ

 


あらすじ
 いきなり「世界が終わる」と国の住人が言った。国の住人はその言葉を信じとても暗そうにしていた。なぜかというと予言があるからだという。そのため宿代はもちろん行く店の品物はみなタダだった。これを言い出したのは南の塔の司祭様で、彼が予言の書を解読したのだという。
 そして、世界は終わらずいつも通り朝が来た。国の住人が南の塔の司祭に詰めよった。すると、いきなり北の塔の司祭が現れ、世界の終りは30年後と言い出した。
 キノは再び旅出した。


感想
 アニメでは場面の転換のタイミングで逐一予言の書の一節が表示される。とてもアニメならでは。
 本編中、キノが解釈うんぬんの台詞を言う。その台詞は小説では言っていない。アニメオリジナルながらとても深みのある台詞となっている。

 

 

キノの容姿と装備:茶色のコート・カノン
エルメスの言い間違い:なし

[ アニメ1期 ] 05:37 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.08.28 Monday
キノの旅アニメ一期第三話(その2) 伝統 感想

●伝統 -Tricksters-
登場人物:キノとエルメス
本編約5分
小説版「伝統」ページ

 


あらすじ
 入国前、何が来ても驚かないと宣言するキノ。
 だらけていた入国審査官はキノの来訪を知り歓喜した。そして国に旅人の来訪を知らせる鐘を鳴らした。
 門をくぐると住人みなが猫耳をつけていた。過去に猫耳党なる団体が悪い王を追放したそうだ。彼らを讃えるためこの伝統が生まれたらしい。猫耳と踊りを勧められたが、キノは丁重に断った。キノが出国すると、住人達はため息をついた。この伝統は猫耳を騙すために作られた伝統であった。
 出国してすぐ、道の先に女性がいた。エルメスを止めると彼女は近くの家へと手招いた。家の主人の男性は、さきほどの国の伝統を研究している学者で、国について話した。これまでも亀の甲羅を背負う、ライオン尻尾をつける、歌いながら食事をする等々さまざまな伝統を作り旅人に真似させていると学者。旅人の間では話題になっていたとキノ。あの国は過去に王を森に追放し、同時に古い伝統を否定し、気付いた時にほかの国に自慢できる伝統がなくなってしまったため、国の立派な伝統がほしいのだと学者。そして、彼らにはすでに立派な伝統があるとキノは指摘する。
 別れる際、主人は国を追放された王の末裔で、これからもあの国の伝統を見守るのだという。主人は息子らしき子の頭を撫でた。


感想
 入国審査官のコミカルな動きが印象的。小説だとどうも文章を機械的にとらえてしまい、コミカルな演技を感じ取ることが難しい。
 過去の王を追放うんぬんは小説にはないアニメオリジナルの設定である。

 

 

キノの容姿と装備:茶色のコート
エルメスの言い間違い:郷に入らずんば虎に従え→正:キノは言い返せなかったが郷に入っては郷に従え

 

[ アニメ1期 ] 19:34 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.08.28 Monday
キノの旅アニメ一期第三話(その3) 悲しい国 感想

●悲しい国 -(なし)-
登場人物:キノとエルメス
本編約7分
備考:アニメオリジナル

 


あらすじ
 誰かが悲しげなフレーズをうたっていた。悲しげだとゴンドラに乗ったキノとエルメス。これは悲しみの詩(うた)であり、この国は悲しみを伝え続ける悲しい国なのだと男のウンディーネが言う。
 遠い昔、この国にはある詩人いた。この世を美しさを説き、それによりみなが力をもらっていた。しかし当時の王が意地悪な心から詩人に悲しみの詩を作ってみるように言った。悲しみを知らない詩人は悩み続け、それを見かねた妻は自殺した。詩人に悲しみを教えるためだった。そして詩人は悲しみの歌を完成させた。悲しみの歌を聴いた王はあまりの悲しみに王宮の奥に引っ込んだ末、病気になり死んでしまった。それでも詩人は悲しみ詩は止まらず、国を覆い続けた。
 そして十年後、詩人が死に国はようやく悲しみから解放されたかにみえた。だが再び悲しい歌が聞こえた始めた。14歳になった彼の娘が父と全く同じ悲しい詩をうたい始めたのだった。それ以来この国では悲しみを忘れないために、十年ごとに14歳で最もいい声の少女に悲しい詩をうたわせるようになったのだという。

 

オチ
 悲しみ詩を書き取った本が、遠い国に伝わり、そこでは予言の書と言われありがたられているらしい。

 

感想
 原作小説には「悲しみの中で」というエピソードがあるが、それとはまったく異なるアニメオリジナルの話。なかなか感心する展開なうえ、オチも逸品。

 

 

キノの容姿と装備:茶色のコート
エルメスの言い間違い:なし

 

[ アニメ1期 ] 20:40 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.08.28 Monday
キノの旅アニメ一期第三話エピローグ 予言の国・そして満天の星の下にて・a 感想

●予言の国・そして満天の星の下にて・a -(なし)-
登場人物:キノとエルメス
本編約3分

 

 

あらすじ
 予言の国を出国、夜になった。その時、近くを戦車が通った。キノの元にひとりの兵士が近づき事情を話した。そして先の予言の国を滅ぼすのだという。予言の解釈は違うが、彼らも予言の書に基づき行動するのであった。
 予言が当たったのか外れたのかいったいどっちとエルメス。さあね、星にでも聞いてみようかとキノ。(満天の星の下で・bに続く)

 

感想
 予言の国の後日談であり、こちらは原作小説通りのオチとなっている。
 思えばアニメキノの旅第三回放送は「悲しい国」で悲しい詩が作られ、予言の国にそれが伝わり、さらにエピローグで別の解釈の予言を実行するという、悲しい詩をキーとした一連のエピソードで綴られている。

 

 

キノの容姿と装備:黒いジャケット
エルメスの言い間違い:なし

[ アニメ1期 ] 21:28 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.08.28 Monday
キノの旅アニメ一期第四話プロローグ 紅い海の真ん中で 感想

●紅い海の真ん中で -Blooming Prairie-
登場人物:キノとエルメス
本編約1分

小説版「紅い海の真ん中で」ページ

アニメ二期「紅い海の真ん中で」ページ

 

 

あらすじ
 歌声。あたりは紅い花畑。
 アンコール、もう2、3曲聞かせて、もしくは起こしてとエルメス。キノは再び歌う。
 あの時もこんな感じの紅い海だったねとエルメス。その時を思い出しているようなキノ。
 「これからどうするの?」とエルメス。「いつもと同じさ」とキノ。「そうだね、そうしよう」とエルメス。


感想
 原作小説では歌声としか記述がないが、アニメではそうはいかない。そのためキノは実際に歌を歌っている。そしてそのメロディ自体は誰でも知っている、通称「パッヘルベルのカノン」と呼ばれるものである。
参考URL:ウィキペディア「カノン(パッヘルベル)」https://ja.wikipedia.org/wiki/カノン_(パッヘルベル)

 

YouTube「パッヘルベル カノン」https://www.youtube.com/watch?v=MOBYK_reo-4


 一方、キノが歌う歌詞は聞き慣れない。正確な出典は不明だが、こんな記事を見つけることができた。
参考URL:Yahoo!知恵袋『キノの旅の「パッヘルベルのカノン」の歌詞を…』https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1225133297

 ふうむ、こんな歌詞を付けることができたとは。

 

 

キノの容姿と装備:茶色のコート
エルメスの言い間違い:なし

 

[ アニメ1期 ] 23:31 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.08.28 Monday
キノの旅アニメ一期第四話 大人の国 感想

●大人の国 -Natural Rights-
登場人物:キノとエルメス
本編約20分
小説版「大人の国」ページ

アニメ二期「大人の国」

 


あらすじ
   あたしがキノと名乗る旅人と出会ったのは、まだあたしが生まれた国にいたころ、あたしが十一歳の時だった。

 キノと名乗る旅人に話しかけられた。宿を探しているというキノに、両親が経営する宿屋に案内した。次の朝、カンカンという音で目が覚めすとキノがモトラドを直していた。そしてモトラドを直すためのパーツを売っている店に案内した。
 その帰り、この国の人はみんな笑顔で仕事をしているねとキノ。大人だもんとあたし。大人は仕事をしなければいけないんでしょ、キノの仕事は何と聞くと、旅をしているとキノ。嫌なことがあるかと聞くと、あるが楽しいことが圧倒的に多いとキノ。それじゃ仕事じゃない、嫌なことじゃないと仕事じゃないとあたし。
 近くを子供が通った。彼は12歳になったので病院に行き、大人になるための手術をする。この国仕組みを聞きずいぶんと乱暴だとキノ。キノは大人なのと聞くあたし。君のいうところの大人ではないとキノ。一体なんなのと聞くとボクはキノという男であり、旅をするのが好きだと言う。君の好きなことはと聞かれ、歌を歌う事とあたし。歌手になればいいとキノは言うが、両親が宿屋なのでそれを継がなきゃいけなかった。
 直したモトラドの名前を決めることにした。エルメスと名付けることにした。その夜、あたしはキノと話したことを思い出していた。
 そして次の朝、キノは大人になるための手術を受けないことはできないかと興味本位で聞いた。両親は激怒した。近くにいた監督官が寄ってきた。周りの人がなんということだ、失敗作だと口々に言い始めた。そしてそれを吹き込んだのがキノだということになり皆が非難した。監督官がキノにこの国のしきたりだと言い、キノは了解した。そして両親はあたしを殺しにかかってきた。それをキノが体を挺して守った。あたしの目の前でキノは死んだ。

 声がした。死んじゃってもいいんだという声。やだなとあたし。じゃあ第三の選択だと声がし、モトラドのエンジンがかかった。そしてあたしはモトラドに乗って逃げた。城門を破り、国から遠く離れた。
 そこは一面の紅い花畑だった。モトラドごとあたしは倒れた。あたしはようやく声の主がモトラドだと気付いた。そして、ポケットに入っていた大人のカウントダウンの玩具を投げ捨て、自分はキノだと言った。そしてモトラドの名前はエルメスだと言った。

 

 時は立ち、紅い花畑があった。キノは昔を思い出したかのように笑った。


感想
 キノの昔の名前をバカにされる描写があるが、馬鹿にする子供たちの口が動く描写があるものの無音である。原作小説では「×××××」と表現されるところをアニメではこうやって表現している。

 


キノの容姿と装備:十一歳
エルメスの言い間違い:なし

 

[ アニメ1期 ] 19:41 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.08.29 Tuesday
キノの旅アニメ一期第五話(その1) レールの上の三人の男 感想

●レールの上の三人の男 -On the Rails-
登場人物:キノとエルメス
本編約4分+5分
小説版「レールの上の三人の男」ページ

 


あらすじ
 キノはレールの上をエルメスで走っていた。目の前に誰かいたので止まった。男の先を見ると、ピカピカのレールが続いていた。これは男が仕事で50年ほど、鉄道会社に今後レールを使うかもしれないかと言われやっているらしい。自分も話をしたのだから旅人さんもしてほしいと男。そこでキノは「仕事をしなくてもいい国」の話をする。

 無意味な仕事を延々をするなんて頭がどうかしていると男。キノは男と別れる際、旅人さんはどこへ行かれるのかと聞く。

 

 キノはレールの上をエルメスで走っていた。目の前に誰かいたので止まった。男の先を見ると、レールがなくなっていた。これは男が仕事で50年ほど、鉄道会社にレールがいらなくなったと言われやっているらしい。自分の話はいいから旅人さんが話をしてほしいと男。そこでキノは「仕事をしなくてもいい国」の話をする。
 そんな国があるなら自分は仕事をしないと男。キノは男と別れる際、旅人さんはどこへ行かれるのかと聞く。

 

 キノはレールのない道をエルメスで走っていた。目の前に誰かいたので止まった。男の先を見ると、レールが続いていた。これは男が仕事で50年ほどやっているらしい。鉄道会社にレールをまた使うかもしれないと言われやっているらしい。よければ旅の話をしてほしいと男。そこでキノは「仕事をしなくてもいい国」の話をしかけたが、話下手と言い訳をしてやめた。

 キノは男と別れる際、旅人さんはどこへ行かれるのかと言いかけて物語は終わる。

 

感想
 アニメの構成が光る話。この話が大枠としてあり、その中に「仕事をしなくてもいい国」が内包されている。
 作中、旅人さんはどこへいくのかというタイミングでアニメが止まり特徴的なカットとなる。それにより印象的な話の節目となっている。
 キノが最後の男に「仕事をしなくてもいい国」の話をしなかったのは、これまであった彼らのように無意味なことをするのを控えたということか。

 


キノの容姿と装備:茶色のコート
エルメスの言い間違い:なし

[ アニメ1期 ] 22:14 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.09.05 Tuesday
キノの旅アニメ一期第五話(その2) 仕事をしなくてもいい国 感想

●仕事をしなくてもいい国 -Workable-
登場人物:キノとエルメス
本編約5分
小説版「仕事をしなくてもいい国」ページ

 


あらすじ
 科学技術がとても発達した国に来た。自動機械に乗り行きたいところへ連れて行ってもらった。自動機械は室内ですら作動した。次の日、街を見ると住人達が乗った自動機械のラッシュアワーであった。この国は機械技術が発達しているため仕事をする必要がないはずだが。自動機械に頼みこの国の人たちが向かったところへ連れて行ってもらった。そこでは多くの人が机に向かいなにか作業をしていた。休憩時間に働いていた男に何をしているのかと聞いてみると、仕事をしているのだという。理由はストレスをもらうためだそうだ。具体的には機械の計算等の作業の再確認をしているらしい。そしてそのストレスの度合い次第で多くのポイントがもらえるそうだ。人間楽だけではいけない、ある程度のつらい思いをしなければダメ人間になる。人をぐうたらにしないために必要なのが仕事だという。


感想
 タクシーのような自動機械はこんなデザインだったのか。管理人はガラス張りのカプセルのようなものを想像していたのだが、アニメでは巨大なスケボーの板にセグウェイの持ち手を付けたようなものだった。

 小説では触れられなかったが、アニメでは仕事の内容が具体的に述べられている。

 


キノの容姿と装備:茶色のコート
エルメスの言い間違い:なし

[ アニメ1期 ] 23:01 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.09.05 Tuesday
キノの旅アニメ一期第五話(その3) 多数決の国 感想

●多数決の国 -Ourselfish-
登場人物:キノとエルメス
本編約10分
小説版「多数決の国」ページ

 


あらすじ
 訪れた国は廃れており、ひと気がまるでなかった。誰もいないと立ち尽くしていると、いきなり男の声がした。彼はこの国で起きたことを話した。昔は王政が続いていたが悪政だった。しかし人民は革命を起こし成功した。そこで国民は王一人が物事を決めるのをやめ、住人の多数決によって多くの人が望むことを選ぶと決めた。だがそのうちに危険分子が現れ、多数決の少数派はことごとく死刑にした。そしてついには話し手の男一人になってしまった。
 キノが行こうとすると、男が住人になるといいと言った。だがキノは断った。すると男はパースエイダーを向けてきた。キノはこの行為を断じる多数決をするかと言った。男はうろたえ出ていけと言った。しばらくして銃声がした。


感想
 アニメ随所に出てくる挙手が不気味で印象深い。小説ではなかったが、アニメでは男は自殺したようだ。…2発以上の銃声がした。それぐらい撃ったってことは1発目を撃った時点で2発目を撃てる状態だった。つまり即死ではなさそうなのだが…。

 

 

キノの容姿と装備:茶色のコート
エルメスの言い間違い:何の風の吹き溜まり→正:何の風の吹き回し

[ アニメ1期 ] 00:16 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.09.06 Wednesday
キノの旅アニメ一期第六話 コロシアム(前編) 感想

●コロシアム -Avengers-
登場人物:キノとエルメス、シズと陸
本編約20分

アニメ二期「コロシアム」ページ

小説版「コロシアム」ページ

 

 

あらすじ
 馬車に乗った女性。白昼の光景。
 評判が良いと噂された国に入った。するといきなりコロシアムに参加し戦うことを迫られた。参加しないこともできるがそれならばこの国で一生奴隷だという。ルールを確認しキノはなんとかなりそうだとコロシアムに参加することにした。
 国の中はとても荒れ果てていた。コロシアムに案内され、予選に立ち向かうキノ。キノは相手を圧倒し、相手が降参する前に自分が降参、国外退去する戦法でいくという。案内の兵士に挑戦者は自分のような者がいたかと聞くと、馬車に乗った夫婦がいて、初戦で運よく夫婦があたり妻の降参を認めたが、夫は次で死んだという。そして予選開始。キノはさきの話を聞いたせいか、予選を勝ち進んだ。
 予選通過者が集められ告示を受けた。そこには犬を撫でる青年がいた。告示が終わると、女性が男に声をかけられていた。キノは誰も誘ってくれないとエルメス。軽く蹴るキノ。それを見て犬が声を出して笑った。いくぞ陸と主人の青年に言われ、陸と呼ばれた犬は続いた。
 案内人の住まいのドブ街に行きたいとキノ。そこはひどいところであった。前の王は立派だったが今の息子は…と老人。息子っていうととエルメス。すると「今の、王だ」と急に声がした。キノは驚き銃を向けた。先の犬を連れた青年だった。息子が王を殺し反対者を粛清したそうだ。ほかにも今の王とは別に二人の子孫がいたそうだが行方知れずらしい。

 

 キノの戦いが始まった。相手は殺し屋の男だそうだ。キノは飛びナイフの攻撃を華麗に避け、ブーメランの奇策も回避、男に銃を突きつけた。男は自殺しようとするが、男が持っていた武器を弾き降参を認めさせた。
 次の相手は初老の男だった。キノは先制し男の手を撃ったが、撃った弾は男の義手で弾かれた。男はショットガンを撃ってきた。弾切れになると次は火炎放射で攻撃をしてきた。キノは男の燃料ホースを打ち抜き攻撃できないようにした。男は降参を認めなかったのでキノは銃のグリップで叩き気絶させた。
 シズも順調に勝ち進んでいるようで、陸が労った。それに応じシズは陸を撫でた。ほかにもライバル達が勝ち進んでいた。そして勝ち進んだのはついにキノを含めた4人だけとなった。夜、エルメスが過去を思い出して言った。馬車に乗った夫婦に会い、その後一人で馬車に乗った奥さんに会ったと。ああとキノ。その光景、まるで別世界を見ているかのような奥さんの目を見てキノは汗を垂らしたのを思い出した。

 

感想
 ナイフ攻撃を避けるキノの動きがとても華麗。ほかにも男の燃料ホースを撃つ際、森の人に備え付けられたレーザーサイトを使っているなど細かい描写が光る。
 キノは火炎放射の男を気絶させる直前、いわゆるデコッキングをしてるかもしれない。デコッキングとは撃鉄=ハンマーを起こし固定した後で発砲せずにハンマーを戻す動作のこと。ハンマーを起こし即射体制にしたというのに、発砲せずわざわざ戻すという珍しい動作である。ただ、ハンマーを戻す絵はあれど、その前のハンマーを起こした状態の絵は確認できないため違うかもしれない。(こぼれツイート

 

 

キノの容姿と装備:茶色のコート・カノン・レーザーサイト付き森の人
エルメスの言い間違い:なし

 

[ アニメ1期 ] 19:41 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.09.06 Wednesday
キノの旅アニメ一期第七話 コロシアム(後編) 感想

●コロシアム -Avengers-

登場人物:キノとエルメス、シズと陸
本編約20分
備考:世界地理描写

アニメ二期「コロシアム」ページ
小説版「コロシアム」ページ

 


あらすじ
 コロシアムを勝ち抜いた4人へ王が褒美として余興の劇を見せてくれるという。内容は、平凡な国の王が息子に厳しくあたっていが、我慢の限界となった息子が王を殺害、王位を継いだ。しかしそれを見た新王の妻は自分の息子達がいずれ王を殺すのではないかと恐れ、息子達を遠ざけた。妻の裏切りを知った王は妻も殺した。その時、劇を見ているシズの手に力が入っているのをキノは見た。そして劇を見て王が笑った。
 その場は男達が下がりキノとこれまで勝ち抜いた女性だけとなっていた。王はどちらでもいいから結婚しないかと言った。は?と反応する女性。自分がおかしくなったと思ったか、こんなことを続けていたらおかしくなると王。キノがそれならどうして続けるのかと聞くと、楽しいからだ冠を投げつけ言った。そして王は自分の中には破滅の虫がいて滅びの道を突き進む、自分を救ってくれと言った。だが二人は断った。
 準決勝戦はキノと女性との勝負となった。女性は炸裂弾を撃ってきた。彼女の目的は死んだ母の願いを叶えることができなかったと事を悔やみ、コロシアムで優勝して記念日を作りその日は母に花を手向ける日としたいそうだ。しばらくすると彼女が降参を認めると言ってきた。キノは囮を使い、彼女の隙をついて頭に銃口を向けた。王がその女を殺せと言い、会場もコールが響くが、キノはとどめを撃たなかった。その場を後にするキノ。すると、王が女性を撃ち殺した。
 エルメスは陸を邪魔だと言うと、陸がしゃべった。エルメスは驚きそして口論になった。そこへシズとキノがやってきた。シズはキノに決勝に当たった場合、「降参してほしい、認めるから」と言うがキノは断った。シズは準決勝を勝ち抜いた。

 

 白昼、ひとり馬車に乗った女性の光景。また会いましたね、東のオアシスで、西の森の中にある国に行くと聞いたとキノ。キノはその時の女性の顔を思い出していた。女性はとても素晴らしい国だったと言った。そして自分はその女性の笑顔の意味を知りたいだけであり、そのためにここまで戦ってきたという。分かったのかと聞くエルメスに、わからないとキノ。そしてカノンを取り、いずれにせよこれで終わりにするつもりだと言う。
 決勝戦に臨む直前、準決勝で降参した男が忠告にきた。絶対勝てないの早めに降参しないと殺されると言う。キノは忠告に感謝した。そして男になぜコロシアムに参加したのかと聞くと、この世界に退屈し、生と死ぎりぎりのスリルを味わいたかった、なので王が退屈する気持ちも分かると言った。
 決勝戦が始まった。キノが撃った銃弾はことごとく刀で弾かれた。世界は広いとエルメス。キノの森の人が弾かれた。キノは小手で刀を受けた、その際シズは逆手でキノに切りかかっていた。だが、その反応を見て逆手を解いた。シズが切りかかってくるが、キノはものすごい反射神経でカノンのグリップの底をシズの柄の頭に叩きつけ、刀を弾いた。キノはシズに銃口を向けたまま、腰だめのような態勢を取った。そしてシズの背後にいる王を狙い撃った。それは防弾ガラスを貫通し、見事に王を打ち抜いた。
 キノは出国した。エルメスは、キノが優勝した暁に付け加えた新ルール「新しい王を決めるために一級市民同士が戦い最後に残った人が王」について振り返っていた。そのまま走っていると湖畔にシズと陸がいた。シズは優勝時のメダル獲得時に父を切り殺すつもりだったという。復讐なんてつまらないとキノ。キノのもとに陸が寄って行く。かわいいと撫でるキノ。シズがキノに次の国までご一緒しないかというが、知らない男の人にほいほいついて行っちゃいけないとキノは断った。
 キノとシズは別れた。シズはまだキノが女だと分かっていなかった。エルメスはキノに陸は喋れると言うが、キノは信じなかった。

 

感想
 準決勝の女性の願い、なんともけなげである。その後キノに負けた女性は王に撃ち殺されるが、よくよく考えると観客席から場内まで結構距離がある中、王は見事に狙撃をしている。とても王位につく人の腕とは思えない。
 作中、夏の虫のイメージのひぐらし鳴き声が聞こえる。それは白昼のシーンとラストシーンである。
 キノが王を狙撃する際、反動を抑えるためカノンに備え付けられた変わった取っ手を掴みつつ、腰だめ態勢のように撃っている(画像参照)。見慣れない仕掛けであるが、実際にこんな銃があるのであろうか。もちろんこの態勢では照準器さえ覗くことができない。その上で狙撃を成功させるとは大したものである。

 

 

 

  

出典:いずれもニコニコ生放送タイムシフトより。最後の画像のシズはやや滑稽である

 

 

キノの容姿と装備:茶色いコート・カノン・森の人
エルメスの言い間違い:なし

[ アニメ1期 ] 06:14 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.09.12 Tuesday
キノの旅アニメ一期第八話 魔法使いの国 感想

●魔法使いの国 -Potentials of Magic-
登場人物:キノとエルメス
本編約20分
小説版「魔法使いの国」ページ


あらすじ
 私はいつも夢で空を飛んでいる。ニーミャはフィアンセの掛け声で目が覚めた。フィアンセが言うことを無視してニーミャはあれが完成したので国長に許可を取りに行くと言う。すると旅人が国を訪れたとの警笛が鳴った。そして彼女は住んでいる倉庫から出発した。昔この家では「魔法使い」、別の国で言うところの建国の神様と呼ばれる存在がいた。彼は外国に留学してからこの国に戻ったが、住人と話が合わなくなってしまったらしい。この国で役立つことは、収穫量を増やす技術などだけだった。そしてその魔法使いは寂しく死んでいった。
 そんな折、ニーミャの両親は死に叔母に引き取られた。財産を奪った叔母は、安値で買った魔法使いの倉庫に私を住まわせた。だがそれがニーミャを変えた。倉庫で暮らすようになったニーミャは老人が書き残した百科事典であり、外の世界で得た知識すべてであった。それから私はいろんな装置を作った。その後20歳になった私は、私をだましていた叔母から家と財産を取り戻した。そして子供のころに思った夢の「空を飛びたい」を実現したいと思うようになった。


 ニーミャは国長のもとへ行き、飛行機を飛ばすために必要な銅像の撤去を訴えた。しかしいつも通り退けられた。その光景をキノが見ていた。キノが国長の元を後にすると、銅像を眺めているニーミャを見つけた。ニーミャは先ほどの件についてキノに事情を話すべく、キノ達を倉庫へ案内した。そして作り上げた飛行機を見せた。叔母から取り戻した財産を使い、ここまで作り上げたという。
 次の日、国長と国の衆が押しかけ、近隣の苦情により飛行機が解体されることが決定されたと言われた。そしてそれは明日行使されるという。ニーミャはエルメスにあれは飛ぶかと聞き、エルメスは飛ぶと言った。だがやはり銅像が障害だった。そこで対策を考えていると、キノの思いつきが基でいい作戦を思い出した。
 日の出の前、ついに飛行機を飛ばす作戦を実行に移した。銅像の前にはそれを乗り越えるための大きな土台があった。そしてついに飛行機は飛び立った。ニーミャの念願がついにかなったのだ。そして着陸するためには銅像をどける必要があるとキノが言い、みなが銅像をどけた。
 無事着陸したニーミャに、みなが魔法使いだとひれ伏した。それを見たキノは話がややこしくなりそうなのでさっさと出国した。エルメスを走らせているキノは、まさかあの機械が飛ぶとは思わなかったと言った。

 

感想
 原作ではキノ視点の物語であったが、アニメではニーミャ視点の物語として大幅に改編されている。
 ニーミャはこんな顔をしているのか。イメージと違いずいぶん可愛らしい。アニメでは随所でニーミャが発明した機械が出ており、アニメ的に退屈しない作りとなっている。
 滑走路を塞ぐ銅像は10階建ての建物ぐらいの大きさな気がする。管理人の小説でのイメージではハチ公の像程度かと思っていたのだが、ここまででかかったのか。
 作中、キノはこれまでの国で機械が飛んでいる国は見たことがないという。今後、ホヴィーやらが出てくるキノの旅において、時系列考察の貴重な手がかりである。

 

 

キノの容姿と装備:茶色のコート
エルメスの言い間違い:なし

[ アニメ1期 ] 20:06 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.09.12 Tuesday
キノの旅アニメ一期第九話 本の国 感想

●本の国 -Nothing Is Written!-
登場人物:キノとエルメス
本編約20分

備考:追加考察余地
小説版「戦車の話」ページ
小説版「本の国」ページ

 

 

 

まえがき
   このお話は時系列が入り組んだうえ、さまざまな世界が交錯したとても複雑な話となっている。そのため、各場面ごとに,反字を振っていき、スクリーンショット(いずれもニコニコ生放送タイムシフトより)を交えたあらすじを書いておく。話が混乱しやすいのであらかじめ述べておくが、最初の男はまだ本を書いたことがない。

 

 

あらすじ
\鐚屬力

   キノとしか思えない旅人が森で休んでいると、一台の戦車に出会った。浮遊戦車が「戦車を見かけなかったかい?」と聞いてきた。その戦車は最後に戦車に乗っていた人間の命令に従い探していると言う。目の前の戦車こそ、その戦車だったが旅人は言わなかった。

 

 

∨椶旅颪見える場所


   そんな本をキノは読み上げた。エルメスはモトラドが活躍しなかったことに文句を言い、これから行く国ではもっと面白い本を読みたいと言った。

 

 

砂嵐にて脱国者から本をもらう


   道中、砂嵐の中で倒れていた男に出会った。キノが水を渡すと、お礼に本を差し出された。これから行く本の国では、持ち込んだ本の冊数だけ持ち出せるそうだ。そしてその男はあの国から脱出してきたと言う。理由は本を書くことが禁止されているためだった。

 

 

タイトル
に椶旅


   キノは入国、図書館へ行き、さきほどの男の本を差し出し本を借りたいと言った。さらにここには世界中の本があると聞くが、それは読書厚生省の建物の"城"にて批評家達が認可した無害な世界中の本だけだとという。


   作家からの連絡が途絶えて三か月であり城に捉えられたのではないかと住人。キノはおもしろくなかったと図書館を出ると、受付の司書がキノが差し出した本について聞いてきた。男からもらったと言うと、司書はその男が自分の恋人だったと言う。彼女はレジスタンス「出版の会」のメンバーであり、この国でいう違法な本を作っているのだという。そして捕えられた同士を救うため、旅人から本を城へ運ぶ仕事をしていた男から城の入り口を聞き出したかったのだという。


   ところで通称"作家"という人から原稿が届かないらしい。その作家は元は城の中にいて世界中の本を読みつくし、その後一冊の本を二週間で書き「世界の全てを書き記した」といい姿を消したのだと言う。そしてその本は今も城にあるのだそうだ。またその作家は別の本を書いており、その本は人を引き付けるものがあるのだという。


   夜、エルメスを押して歩くキノ。最初に男からもらった本が作家の本なら才能ないんじゃないかとエルメス。一方であの話が面白くもっと読みたいとキノ。すると「もう読んだのかもしれないよ」とベンチに座った男。続けて男はここは本の世界であんたもモトラドも本の登場人物だったら…旅人の本があってそれを読むうちに、自分が登場人物の旅人だと思い込んでいるかもしれないと言う。あなたはと言うキノ。作家だよと男。


   すると役人から逃げる男がキノとぶつかり鍵を落とした。彼は司書に鍵を渡してくれ、作家ならそれがどこの鍵か知っていると言い逃げてしまった。キノは鍵を拾い作家がいたベンチを見るが、そこには原稿しかなかった。すると背後に役人が現れ、世界の危険な本に触発され凶悪犯罪を起こす者が出てきたと言う。本が悪いのではなく人間が悪いのではとキノ。役人は続けて、虚構と現実の区別につかなくなったり、本の登場人物に恋をしだしたので、国は彼らを治療するための隔離病棟として城を作ったのだという。虚構に飲み込まれるのは危険だと役人。

 


ヌ任鵑誓こΔ肇ノと呼ばれる少女(=原稿のお話)


   科学が発達した世界にキノと呼ばれる少女が本を読んでいた。またそんな大昔の本を読んでいるのかいと父親。本が好きとキノ。だったらちょうどいい、自動読書装置が完成した、これで本の世界が現実のように体験できる、世界が滅んで私達だけが生き残った現実なんて忘れて本の世界で生きると良いと父親。

 

 

λ椶旅駘眛


   キノは目覚め、ここは本の世界?とつぶやいた。傍らには作家の文章入りの原稿を読んだ跡があった。キノは出発すると、病気を名目に司書が逮捕されるところだった。ベンチで司書に渡すはずだった鍵を見ていると、作家が現れた。作家は鍵を手に入れたという事はキノに役回りが回ってきた、この世界は自分が書いた本の筋書き通りだと言う。そして、すべての人間は自分を主人公とする虚構を生きているのだと言う。だが世界は自分を主人公とみてくれない、それなら主人公でも脇役でもない立場になる、それが作家だと作家。


   作家が城の扉へ案内してくれた。赤い本棚を探せば「世界の全てを書き記した本」があると作家。鍵を使い扉を開けるキノ。城の中では批評家達があれこれ本に文句をつけていた。そこへ逮捕された司書達が来た。役人たちは彼女らに本を分別する批評家になれと言う。


   すると笑い声とともに「世界は牢獄だ、すべて空想の牢獄だよ」と作家の声がした。それを皮切りに争いとなった。キノは隙を突き司書に鍵と作家の原稿を渡した。そしてキノは「世界の全てを書き記した本」を見つけるが、読書厚生大臣の女性に呼び止められた。大臣によると、鍵は作家の手に渡るように仕組んでいたが、手違いでキノの元に渡った。作家はここの患者であったが、逃げ出してしまったので鍵を与えることで舞い戻ってくるよう仕向けたのだと言う。


   好きな本を持ってっていいとのことで、キノはを「世界の全てを書き記した本」をもらうことにした。また大臣曰く現在の批評家達が城にいるシステムは、うんちくを垂れるだけの輩や作品を貶(けな)して偉くなった気でいる者達であり、やつらは人の楽しみに水を差す亡者どもなので、一般人と隔離しているのだという。そして本とは個人が楽しむものだと大臣。すると役人が血相を変えて現れた。火事だと言う。血相を変える大臣。みんな本の亡者だねとエルメス。キノのは城を脱出する。

 

 

Ш討咫∨椶旅颪見える場所


   で、「世界の全てを書き記した本」の感想はとエルメス。あまり面白くない、白紙の原稿用紙だからねとキノ。「世界の全てを書き記した本」は実際は白い原稿でしかなかった。そしてキノは、あの人はもう次の国についただろうかと思い出す。

 

 

┷能蕕涼砲箸諒未


   男はキノに感謝し行くよと言った。本をもらっていいのかとキノ。すると男はもういらない、これからは自分が書くからねと言った。男は去った。キノはその本を開いた。

 

 

戦車の話


そこには戦車に出会う物語が書かれていた。

 

 

感想
このお話は場面が複雑に入り組んだ末、最後にはループしている。そこで時系列を正しく並べておきたい。

→脱国者から本をもらう
→\鐚屬里話
∨椶旅颪見える場所で、最初にもらった本を読み終える
に椶旅
ジ狭討里話
λ椶旅駘眛
Ш討咫∨椶旅颪見える場所で「世界の全てを書き記した本」を読んだ後、最初に出会った男を思い出す

 

   管理人はこのお話を何度も見返してようやく全貌が把握できた。それでも細部では理解が及んでいない。このお話のテーマは現実と虚構のようだが、そのテーマについてはうまく書き起こす自信がないので申し訳ないが差し控えさせていただく。ここからは随所で連想した点を書き連ねていく。
   世界は自分を主人公とみてくれない、それなら主人公でも脇役でもない立場になる、それが作家。というセリフからは小説の「戯言シリーズ」、特に「ヒトクイマジカル」における西東天の哲学に通ずるものがある。こぼれツイート
   世界は牢獄だ、すべて空想の牢獄だよ。というセリフからはアニメ「忘却の旋律」迷宮島編におけるモンスター"ホル"を思い出す。彼は迷宮という牢獄を生きている。彼は言う「知らなかったのか、ここは全て迷宮なのさ」。
   特徴的なオブジェクトのふもとで語り、さらにループの世界に入るキノとエルメス。これは押井守映画「イノセンス」におけるキムの屋敷突入前のバトーとトグサを思い出す。
   作中、批評家はうんちくを垂れるだけの輩、したり顔で本を採点して悦に入っている連中、作品を貶して偉くなった気でいる者達、やつらは人の楽しみに水を差す亡者どもだという。管理人もまとめブログにて感想を書いているが、彼らのようにならないよう、読んでもらった人が不快な気分にならないよう肝に銘じておきたい。

 

 

 

キノの容姿と装備:茶色のコート
エルメスの言い間違い:なし


最後に、管理人が見つけた本の国の理解を深めることができる余所様のサイトをご紹介させていただく。
いぬ日記「キノの旅 第9話『本の国』を、劇中の時系列をわざと変えて、たんたんと書いてみました」http://d.hatena.ne.jp/inu/20030611/1055339940
アニメ感想「キノの旅感想」http://www.interq.or.jp/saturn/eswat/anime/tv/kinonotabi.htm
(製作スタッフから見た本の国)

[ アニメ1期 ] 21:59 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.09.19 Tuesday
キノの旅アニメ一期第十話 機械人形の話 感想

●機械人形の話 -One-way Misson-
登場人物:キノとエルメス
本編約20分

小説版「機械人形の話」ページ

 

 

 

あらすじ
   探している国が見当たらないでいると、老婆がいた。国について知らないかと老婆に聞くが知らないと言う。そのかわり自分が仕えている家に来ないか言われたのでお言葉に甘えた。キノが部屋がどこか迷い地下の部屋に進んでしまった。そこは機械人形が並べられた部屋だった。すると老婆が現れ、ここは自分の作り主の部屋であり自分は機械人形なのだと言う。

 

   食事の席が設けられ、キノは老婆が仕える家族達に会った。老婆が奥へ下がると、キノは老婆は機械人形なのかと聞いてみた。するとそうだと言った。さらに近くには国はないか、お二人はどこで働いているのかと聞いたが、彼らはオウム返しの答えをしてきた。キノは食事を平らげたが、彼らは食事をとらず捨てた。

 

   次の日。家族は昨日と同じような朝食を取った。そして出かけて行った。すると老婆がいいものを見せてくれると言った。そこは湖で、谷の底をよく見ると街が沈んでいた。キノはこれが探していた国だと確信した。

 

   キノがエルメスを整備していると、老婆が見てくれた。老婆が故障個所を見事に直してくれた。翌日、キノが部屋を出ると老婆が倒れていた。老婆曰く機械の寿命だと言う。家族が老婆を抱えベットに連れて行った。そして老婆は息を引き取った。家族は老婆を埋葬した。すると家族が真実を教えてくれると言った。

 

   すると家族皆が自らの首を取り、自分達が機械人形であることを示した。そして湖の底の国は2つの民族のいさかいが絶えない国だった。彼女はその国の機械工学博士であり、機械人形を研究していた。苦難の末完成したが、夫と息子がテロに巻き込まれ死んでしまった。すると彼女はショックで自分を機械だと思い込んでしまった。そして国では紛争が激化し崩壊、後になって機械達は彼女の記憶を封印するためにダムを作って街を沈めたのだと言う。

 

   真相を知ったのでキノが行くというと、機械達が役目がほしいと言った。キノはできることはないと言った。すると機械達は湖に身を投げた。キノは再びエルメスで走り出した。

 


感想
   これまでアニメの話は拡張設定や別展開が多かったのだが、この話は原作批准となっている。そして丁寧に作られている印象。

 

 

 

キノの容姿と装備:茶色のコート
エルメスの言い間違い:なし

 

[ アニメ1期 ] 22:27 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.09.19 Tuesday
キノの旅アニメ一期第十一話(その1) 彼女の旅 感想

●彼女の旅 -Love and Bullets-
登場人物:キノとエルメス
本編約10分
小説版「彼女の旅 -Chances-」ページ
小説版「彼女の旅 -Love and Bullets-」ページ

 


あらすじ
   満天の星空を見て、こんな時は旅や生きる意味を考え込んでしまうとキノ。キノは筏(いかだ)で寝そべっていた。


   忘れるために彼女は旅に出るんだと男。キノはバーのカウンターで食事を取りながら、男の話を聞いていた。男は彼女のフィアンセを泥酔からの銃乱射で殺してしまい、罪を償うために彼女の護衛に出るのだった。男は去り際に、旅で一番気を付けなくちゃいけないことはなにかとキノに聞いた。キノは命をなくさない事だと言った。
   国外の森で発砲音がした。さきほどの男が彼女に撃たれた絶命した。彼女はさらに撃った。その様子をキノは見ていた。殺人で捕まらないために国外へ旅に出たんだねとエルメス。彼女がキノの近くに行き、私を止めようと思えばできたのになぜと聞いた。キノはボクは神様ではないですからと答えた。これからどうするんですかとキノ。忘れるために旅を続けると彼女。そして彼女はキノに旅で一番気を付けなくちゃいけないことは何かと聞いた。キノは同様に命をなくさないことだと答えた。


   筏の上でキノが魚を釣り上げ、それを焼いて食べた。そして彼女はまだ旅をしているかなとキノ。回想。男女ペアの旅人に会った。女性は武器を使わないという正しさをみなに伝えるため、それを実践しつつ旅をしているのだと言う。彼女はフィアンセをパースエイダーで殺されたことがきっかけで始めたそうだ。恨んでないのかというエルメスに、その犯人は誰かに撃たれ死んだと言い、もう憎む気持ちもないという。

   彼女がこの場を去り男だけが残りキノに話しかけた。彼女には秘密だがフィアンセを殺したのは自分なのだという。そして復讐を恐れ彼女を殺そうともしたが、彼女が好きであり世界を敵に回しても戦うと言う。そして男は銃を隠し持っていた。キノが出発すると、大勢の男達が死んでいた。彼の仕業だった。

 

   キノが故郷から逃げだした後。エルメスが燃料切れになりキノともども倒れてしまった。そこへ狼が現れキノを襲ってきた。すると発砲音。後に師匠と呼ばれる老婆と出会った。一番気を付けなくちゃいけないことは命をなくさないこと教えてくれたのは師匠だった。

 

 

感想
   原作と違い、二人の彼女はフィアンセが銃殺され失っている。だが、一人目の女性は犯人の男を銃で殺し、二人目の女性は知らないうちに犯人の男に護衛されている。

   命をなくさないこと。それはキノの言う通り旅に限らず大切なことである。個人がもつ思考や希望は、命を落とした時点で無に帰るのだから。

 

 

キノの容姿と装備:茶色のコート
エルメスの言い間違い:なし

 

[ アニメ1期 ] 19:46 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.09.26 Tuesday
キノの旅アニメ一期第十一話(その2) 賢者の話 感想

●賢者の話 -(なし)-
登場人物:キノとエルメス
本編約10分
備考:アニメオリジナル
小説版「差別を許さない国」ページ(ストーリーの一部出典)

 

 

あらすじ
   エルメスが燃料切れになりそうな中、賢者が住むという庵に辿り着き戸を叩くと、少女が中に入れてくれた。聞いていた賢者は病気で休んでいると言い、地下に案内された。そこにはみすぼらしい老人がいた。なぜ賢者と呼ばれるようになったのかを少女に聞くと、彼は放浪の旅の末ある国で浮浪者だった際、通りかかった王が戯れになんでも望むものをくれる言われ、彼は陽が陰るのでどいてくれと言ったそうだ。太陽に勝る宝はないという奥深い言葉に感動した王は、あなたこそ真の賢者だとひざまずいたのだった。

   だがキノの前の老人が私はそんなもんじゃないと言った。少女がこの場を後にすると、キノはさきほどの言葉の意味について聞いた。老人は、自分は物欲がないがそれが悟りを開いて欲望を捨てたのではないと言った。老人は続けて語る。自分がいた国では凶悪事件を横行していたそうで、自分も何かの罪を犯し刑務所に入れらていた。そして自意識を消すという脳内物質の被験体に選ばれた。実験をする科学者達は犯罪等の欲望の種になるのは自意識であり、それを消してしまえばいいとの考えだった。だが自分は自意識が消えると同時に働く意欲も失ってしまい、失敗作として国を追放されてしまった。
   あるとき催眠術師が通りかかり、あなたを元通りにする言葉を言った。だが催眠術ですぐその言葉を忘れらせ、その言葉を思い出せれば元通りになると言った。言葉のヒントは世界で唯一本当の言葉だという。その後自分は諸国を放浪していくうちに、みなから賢者と呼ばれるようになったという。


   世界で唯一本当の言葉について、本当の青い空の話と似ていないかとエルメス。キノはその時の話をした。あの国で、本物の青い空をみたことがあるかとキノは聞かれた。聞いた男はじいさんに同様の質問をされ、分からないままでいると言う。キノさんならなんて答えるという問いに、キノはそんなものはないと言った。理由は空はその時々で変化するものであり、これこそというものはなかったためであった。

 

   そんなものはないと聞き、それこそが催眠術師が言った言葉だと老人は確信した。そしてそれがきっかけで感情をあらわにした。そしてこれまではこんな苦しみや悲しみはなかった、自分は一生は何のためにと言った。翌日、老人は落ち着いたそうだ。キノは庵から出て行く際、少女になぜあの時賢者を殺さなかったのかと聞いた。キノはパースエイダーの匂いと殺気で少女が老人を殺そうとした事に気が付いたのだという。少女は自分が彼が生まれた国の人間であり、男の実験は失敗したが後の実験の成功例、自意識を失いつつも働くことのできるようになったのが自分なのだという。そして、彼女の仕事は彼が元に戻ってしまわないよう見張り、戻ったのなら殺すことだった。だが少女は彼がもう長くないので撃たなかった。役目を終えたらどうするのかと聞くキノに、さあ?旅に出るかもしれない、そしたら私も賢者と呼ばれるかもと言った。


   筏の上のキノとエルメス。エルメスはキノの旅について、彼らと一緒で目的もなく計画性はないと言った。それを聞いて笑うキノだが、彼らとは決定的に違うことがあるという。それは生きようと思って生きているという事だった。

 


感想
   実験により意図せず賢者と呼ばれるようになったお話。この話に限らずキノの旅シリーズにおいて、ある革新的な発明がなされたが思わぬ副作用が起きるというのが挙げられる。最後に賢者は感情を取り戻したのだが、それは幸福か不幸か。見解はひとそれぞれだが、管理人はこの問題に限らずどんな過酷な現実においても肯定的に捉えていきたいと思う。なんていうかこう…ね、不幸だと認めたところで不健康なだけであり、前向きに生きたほうがよっぽど生産的だと思うから。

 

 

キノの容姿と装備:茶色のコート
エルメスの言い間違い:なし

 

 

注:本記事はアニメ一期をまとめてから半年後に投稿漏れに気付き投稿。記事掲載の順列の都合上、投稿日時を操作。初投稿日2018/3/9

[ アニメ1期 ] 19:47 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.09.26 Tuesday
キノの旅アニメ一期第十二話 平和な国 感想

●平和な国 -Mother's Love-
登場人物:キノとエルメス
本編約20分
小説版「森の中で」ページ
小説版「平和な国」ページ

 

 

2017/12/27追記〜「森の中で」部分を修正

 

 

あらすじ

「森の中で」(タイトル表示なし)
   焚き火の前で野宿をするキノが言う。自分はどうしようもない矮小なやつではないか、そう感じる時がある。そう思った時まわりの世界が美しく愛おしく思える。そう聞いたエルメスは、よくわからないと言う。それに対しキノは、それでいい、自分も分かってないかもしれない、それをもっと分かるために旅を続けているかもしれないと言う。キノは明日のために寝ることに、焚き火を消した。

 

 

「平和な国」

   大地のそこらじゅうに穴が開いていた。そして穴の中には死体が埋まっていた。墓場ではなさそうとキノ。そしてその先の国に着き入国が認めらた。入国審査官によると今は平和であり、この国の住人は平和で穏やかに暮らすのが好きだそうだ。そして観光なら歴史博物館に行くといいと言われた。


   街中では過去の兵器がオブジェクトのように飾ってあった。エルメスで走っていると発砲音がした。そこでは兵士達が銃を用い軍事演習をしていた。そしてキノは歴史博物館に辿り着いた。すると女性の館長が案内をしてくれた。この国の成り立ちから発展、そして拡大したが他国との戦争が勃発による大きな被害までをキノは見学した。だがその殺し合いも15年前に終わったのだという。今日はここまでで、明日戦争を見学してもらうと館長。


   キノとエルメスは軍隊に同行、ホヴィーに乗って国外へ移動した。これから隣国と戦争するそうだが誰も死なないという。そして戦争が始まった。目下にはタタタ人の集落があった。集落に目印となるラインが引かれると、両軍が一斉に集落を襲い始めた。多くのタタタ人が死んだ。時間になり、戦争が終わった。キノ側の国が勝利したようだ。


   翌日、キノは再び歴史博物館に来た。タタタ人の虐殺にしか見えなかったとキノ。館長の女性が再び博物館を案内した。彼女は家族のみなを戦争で失った。そして彼女はある提案をした。それが先の戦争であった。おかげで二国間で国民が死ぬ戦争が起きなくなったのだという。


   殺されるタタタ人はどうなるとキノ。すると館長は、他に代替案があるなら教えて下さいという。また、平和に犠牲が必要であり、それは絶対私達の子供であってはならないという。キノは、正しいか分からないと言った。館長はキノに、自分が子供を産みそのぬくもりを感じたときに分かると言った。キノは博物館を後にした。


   キノは国を出た。すると、道に旅人の持ち物が落ちていた。さらにタタタ人が大勢出現。彼らは自分達の憎しみを癒すためキノを殺すという。タタタ人は一斉にキノに襲い掛かったが、キノは反撃し一人を撃ち殺した。するとタタタ人は逃げていった。キノの顔は汗ばみ、荒く息をした。そしてエルメスに乗り再び走り出した。

 

 

感想

   最初に始まるのがタイトルは現れないが小説の「森の中で」のお話。これは小説第一巻の最初の話である。
   アニメではラストのキノがとても動揺している姿が強調されている。だが原作ではまったくそんなことはなく平静だった。小説版ではキノはよく襲われるので、反撃からの殺害描写は多い。だが一期アニメにおいてキノが人を殺したのは、人を喰った話、コロシアム、そして本作のみである。

 

 

キノの容姿と装備:茶色のコート・カノン・森の人
エルメスの言い間違い:なし

 

 

[ アニメ1期 ] 22:13 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.09.26 Tuesday
キノの旅アニメ一期第十三話 優しい国 感想

●優しい国 -Tomorrow Never Comes-
登場人物:キノとエルメス、サクラ
本編約20分
小説版「優しい国」ページ

アニメ二期「優しい国」ページ

 


あらすじ
   キノがこれから向かう国は旅人の間でとても評判が悪かった。エルメスは一生思い出に残る国ならいいねと言った。

 

   少女が男の子達にネクラだと馬鹿にされていた。あかんべーをする少女。すると旅人だと声がした。街のみなが顔を上げた。入国審査官達がキノにつめかけ、何日滞在するのかと聞いてきた。キノは慣例通り3日間と言った。それを聞いて安堵した入国審査官は城門を開けた。そこには住人達が大挙してつめかけており大歓迎された。キノが安いホテルを探しているというと、少女が声を上げた。キノが名前を聞くと、サクラだと答えた。エルメスは良い響きだと言った。キノは何か思うところがあったようだが、説明できるようなことではないと言った。


   サクラはキノをホテルに案内をした。翌日、キノは定例の訓練を終えた後でサクラに国を案内してもらった。ガンスミスの元に案内されたキノはメンテナンスのためカノンを差し出した。ガンスミスはカノンを見て驚いた、そして優しい声でそれを受け取った。
歴史博物館に寄ってから街に出ると、住人に結婚式に来てほしいと頼まれた。キノは了承した。サクラによると彼らはこの国にしては早い結婚だという。ガンスミスのもとへカノンを取りに行った。カノンを手に取ったキノは、初めてこれを手にした時以上だと驚いた。ガンスミスは師匠という人をしらないかと聞いてきたが、キノは知らないと師匠の言いつけどおり嘘をついた。さらにガンスミスは森の人をキノに受け取ってほしいと言い、キノは頂くことにした。


   ホテルに戻る前に、素晴らしい景色が見える城壁の上にきた。サクラはキノに、旅をしていてつらいことはあるか、やめたくないかと聞いた。キノはつらくても続けるだろうね、ボクがやりたいと思っていることだからと言った。サクラは自分は立派な案内人になりたいと言った。キノは既に立派な案内人だよと言った。


   夜、キノはホテルで星空を見ながらお茶を飲んでいた。近くにサクラがいた。すると両親が来てサクラにキノの同行を勧めた。だがサクラはそれを断り、ここで勉強をして案内人になると言った。

 

 

   三日目の朝。キノが寝坊した。約束の結婚式を見た後でホテルに戻った。するとサクラの両親が待っていた。キノはもう何日か滞在できないかと言った。驚愕するエルメス。だが三日間の約束だと断られた。そして、出国した後の野宿の場所を念入りに教えてくれた。母親とサクラからはお弁当と小包を貰った。キノは大勢の住人に見守られて出国した。


   教えてもらった場所へ行き夜になった。キノは嫌な予感で目覚めた。国を見渡せる場所に行くと、火山が爆発し国を火砕流が襲った。エルメスが状況を淡々と伝えた。その後、サクラの親からもらったお弁当の包みの中に、手紙が入っていることに気付いた。それによると、自分達はこれまで旅人に不遜な態度を取っていた。だが国が火砕流に飲まれることが分かり、行くあてのない自分達はとどまることにした。しかしこのままでは自分達の国を覚えている人は悪い印象しか持たれない。そんななか訪れた旅人がキノであった。


   もうひとつのサクラの小包を見ると、結婚式の木の種と手紙が入っており、これは私がもっていても仕方ない、私達のことを忘れないでと書いてあった。


「行こうか。」「うん。」キノは再び走り出した。

 


感想
    記事作成時ニコニコ動画で見ながら書いたのだが、最後のサクラの手紙のシーンにて、サクラは火砕流が起きることを知っていたとのコメントが相次いだ。管理人は小説を読んだ際、知らないままだったと思っていたが、みなは手紙の文章から気付いているものだと推察している。
   火砕流が流れる際、アニメの表現はキノの顔がアップで白黒暗転するのだが、レアな光景だった。

 

 


キノの容姿と装備:茶色のコート・カノン・森の人
エルメスの言い間違い:なし

 

 

[ アニメ1期 ] 22:59 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.10.02 Monday
キノの旅 劇場版アニメ「何かをするために」 感想

●キノの旅 劇場版アニメ 何かをするために -life goes on.-
公開日:2005年2月19日
おもな登場人物:キノとエルメス、師匠
本編約30分

 

 

 

まえがき
   この記事はアニメ第1期の各話まとめを書く前に書かれたものであり、あらすじと感想が入り混じった記事となっている。通常の書式とは異なるがご了承願いたい。

 

 

このアニメについて
   本作は劇場版として単館上映され、後にDVD化された。時期的には、キノの旅アニメ第一期シリーズが開始されたのが2003年4月、小説版キノの旅VIIIが発売されたのが2004年10月であり、その後に本作が公開された流れになる。

 

   今回総括ブログ拡張の一環として、劇場版の記事を書こうと思った。キノの旅のアニメ1期シリーズは放送当時に見ていたのだが、劇場版の方は把握していなかったためつい今しがたの初視聴となった。ということで、久しぶりにアニメ視聴。まず思ったことは、師匠の目が怖いな。アニメのキャラクターデザインは多用多種なので、こういったある意味目が特徴的な作品もあるのか。にしてもやはり小説とアニメは違う。銃の描写など、小説であれこれ書かれていても、想像力があまりない筆者にはイメージがわかない。しかしアニメはしっかりと描かれるので、小説で記述されていた銃は、絵にするとこんな形になるのかと感心させらる。

 

   話の序盤、ストーリーが幾分か変化している。小説では最初に来た火薬屋がキノのコートのことを教えてくれるが、アニメではそれを知る過程が増えている。ストーリーは進み、初代キノの母親と対面。カメラが360°回転するところや、さらに母親が殺しにかかってくる際、意識が朦朧としているなかで母親が異形の姿に見えている演出もアニメならではと思った。そんなことに関心しつつ、このままアニメは終るかに思えた。
 

 

   ところが、あれ!?「設定が、小説と違う!?」というのも、キノが初代キノの母親だと思っていた人物は、息子の死を聞かされた(おそらく初代キノではない)母親がそれを信じられず、しまいには息子の名前すら忘れ、通りかかる旅人を仇だと言って殺していたのだという。つまりただの殺人鬼である。そしてその人物は国外に住んでいたため近隣の国では裁くことができず、その国の人間が師匠の元に相談(作中伏線として登場)した後、キノが来たのだという。これは大幅な設定の改変である。

 

   筆者は小説版を呼んで印象に残っているのは、母親を殺した後に現れた老人の台詞「もう君は、このことで泣かなくてもよくなったってことさ。―終わったんだよ」である。キノは初代キノが死んだのは自分のせいだと悩んでおり、それを贖罪のために母親に許しを乞うた。結果は殺されかけたうえでの殺害となってしまったが、さきほどの名言もありキノの悩みはひと段落した。それを見て筆者は安堵した。

 

   なのにアニメ版では、キノは初代キノの母親だと思って出発したのに、裏で師匠は殺人鬼がいるから何とかしてほしいという依頼を、キノに伏せたままいいように利用した過ぎないではないか。これではキノの悩みにひと段落つかないと思う。キノは知っていたであろう師匠を根に持つ可能性すらある。

 

   話の終わりに師匠に対面するキノ。このシーンはアニメの始まりにもある。実はその時筆者は、キノの表情の少し微笑んだ顔に対し、小説版を読んだ時の想像と違い一抹の不安を抱えていた。そこに先の設定改変が加わり、大きな違和感になった。

 

   ちょっと…なんでこうしたのかが分からない。小説とアニメで展開が異なるという事はよくある。別の展開を描くことで楽しめるというのもあるが、少なくとも筆者は小説版の方が完成された話だと思う。

 

 

 

注:記事掲載の順列の都合上、投稿日時を操作。初投稿日2017/7/29

[ アニメ1期 ] 23:15 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.10.02 Monday
キノの旅アニメ1期 塔の国 感想

●塔の国(アニメ1期) -Free Lance-
おもな登場人物:キノとエルメス
本編約15分

 


あらすじ
   巨大な塔がある国に来た。キノは国の住人になぜ塔を建てているのかと聞くが、彼らは自分の仕事に集中しておりそれ以外のことを知らないという。住人の中には国が嫌になって出ていきたいと言う男がいて、連れだしてほしいとキノに言ってきたが協力はできないと断った。
   キノは国を見て回った。資材はどんどん塔へ運ばれていった。だが組み立て続けていた塔についに限界がきた。住人は最初こそ絶句してたが、崩れた終わった途端歓喜に沸いた。そしてまた塔を作り始めるぞという住人達に、国が嫌いな男はおかしいと言うが、キノは男にレンガに彫刻をしてみてはと言った。男の顔は固まったままだった。それらをよそに、キノは出発した。


感想
   この話はアニメは劇場版アニメ「何かをするために」の単品DVD化の際、一緒に収録された作品である。
   管理人が小説読んだ時の塔のイメージは、バベルの塔みたいな高くとも頂上は見えそうな塔だった。だがアニメで描かれたのは軌道エレベーターのような、細長く頂上がまるで見えないものであった。そして、そんな大きな塔に対し小粒ほどの資材を積んだトラックが入っていく。なんとも不気味な光景に見えた。やはりアニメならでは。
   最後の場面について、キノにアドバイスをもらった男は小説ではすぐに心機一転してやる気を見せるが、アニメでは顔が固まったままで終わった。

 


エルメスの言い間違い:人身孫悟空だね→正:人身御供(アニメなので累計にはノーカウント)

 

 

 

注:記事掲載の順列の都合上、投稿日時を操作。初投稿日2017/7/29

[ アニメ1期 ] 23:23 - | comments(0) | trackbacks(0) |2017.10.02 Monday