キノの旅を総括したい

"世界は美しくなんかない。そしてそれ故に、美しい"
そんな世界を余すことなく総括する、キノの旅まとめサイト。ネタバレ注意


   
 〜 管理人コメント 〜

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  完成! キノの旅
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キノの旅 the Animated Series
中巻(初回限定生産特典ドラマCD)


 
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まとめサイトの見直しを行います

   みなさん、こんにちは。新年度を迎えいかがお過ごしでしょうか。

 

   アニメ「キノの旅AS」は放映終了からだいぶ時が過ぎ、残すはBD下巻の発売を待つのみです。ここ最近本サイトではニコ生放送と連動し、メインキャラクターをまとめた記事を作成、先日それも一段落しました。新作小説については例年通りですと22巻が10月に発売です。

 

   さて、本サイトにおける今後の予定ですが、小説記事のいわゆる二周目を行いたいと思います。これまで管理人は小説各話をまとめてきましたが、誤字を放置していたり、ネット上で話題となった議論や考察について全く触れていませんでした。そこで、各記事やExcelデータベースを補強すべく全面的な見直しを行いたいと思います。

 

   見直しの完了予定は小説22巻発売まで、つまり2018年10月とだいぶ先です。毎週1巻のペースで見直しをし、毎週金曜25時からのニコ生放送にて気になった点を取り上げていこうと思います。そのため、注意してほしいのが記事末尾やデータベースにある数値カウントです。一巻ごとにカウントを正していくため、合計数値が常に変動します。なので見直し完了予定の10月まではご注意ください。

 

   これからも、よろしくお願いします。

[ 摘要 ] 23:00 - | comments(0) | trackbacks(0) |2018.04.06 Friday
キャラクター「ソウ」について

   フォトと共に生活をしているモトラド。折り畳み式でコンパクトな車体が特徴。声は聖歌隊のような清らかで澄んでいるが、フォトに出会った際はガラの悪い若者のように喋った(雲の前で)。素直すぎるフォトにおけるブレーキ役であり、生きていくうえではなくてはならない存在である。奇妙な成り行きで出会った両者であるが、最初からソウはフォトのことを真摯に考え、面倒見がとてもよかった(フォトの日々)。
   また、両者のお話はフォトが撮った写真が重要な鍵を握る場合が多いが、そのきっかけを生み出すのは大抵ソウである(残されたものでの新聞投稿や助けに来た国での写真の異変等)。

 

 


●フォトと出会う以前
   ソウの過去はほとんど分かっていない。売られるために商人達のトラックに積まれていたが、かなり長い間買い手がつかず(フォトの日々)荷台の端、棚の一番下のギリギリのスペースに押し込まれていた(雲の前で)。
   そんなソウであるが耳は良く、外での出来事を細かく把握することができた。そんな折、ある国でフォトが奴隷として買われた。フォトは商人達からは虐げられていたが、国での教えを信じ一生懸命働いていた。商人達はそれを嘲笑ったが、それはソウも同様であり、コイツは阿呆でこの世界では長生きは出来ないだろうなと思っていた(フォトの日々)。

 

 

●フォトとの出会い
   しかし事態が急転、商人達は毒により全滅しフォトだけが生き残った。所有者がいなくなり錆びつくことを案じたソウは、これを機に声をあげフォトに初めて出会った。商人達が死んだのは自分のせいだと打ちひしがれるフォトであったが、ソウはそれをハツラツに跳ねのけ、フォトが止めていたとしても彼らは聞き入れなかったと説いた。そして、フォトがどうやったら死ねるかと言う問いには生きればいいと答えた(雲の前で)。

 

 

●生き残るための旅
   そしてお互いが生きるための旅が始まった。ソウはフォトに金目のものをトラックに積むように指示し、さらにトラックの運転を教えた。行先についてもソウは考えをめぐらせ、フォトの身の上を考え故郷近辺には近づかないよう考えていたり、悪漢の類に出会えば助からないと思っていた。道中ソウはフォトとよく喋り、名前が無いというフォトの名前を考えてあげたりもした。
   燃料が尽きかけたころ、ソウはフォトとの別れを覚悟し自分を忘れ生き延びるよう言った。しかしそれを言った直後に国を見つかった。その時、ソウはフォトのことを壮絶な幸運の持ち主かと思った。それは間違いでなくトントン拍子で良い話が舞い込み、フォトはこの国での移住でき、さらには莫大な富を得ることになった(フォトの日々)。

 


●フォトとの日々
   せっかく安住の地と富を手に入れたフォトであったが、彼女は持ち前の従順さは変わらずで働きたいと言い続けた。ソウはそれをたしなめると彼女に写真を撮ることを提案、この国ではカメラが貴重であったため写真撮影が仕事となった。そして写真屋としてのフォトとの生活が始まった。ソウはフォトをよく見守り、お金を使い方や仕事と休みのバランス、必要投資や無理のない行動スケジュール等を適切にアドバイスし、フォトもそれに従った。

 

 

 

●その他
・ラジオを聴くのが趣味で、最低でも一日に一回はニュースを聞くようにしている(夫婦の話
・もう一台のモトラドのエルメスは多彩な能力を持ち合わせているが、ソウも同様かは不明。ちなみに全方位視界があると述べたのはエルメスでなくソウである(見えない真実
フォトの日々の冒頭にはソウのモトラドに対する見解が述べられている。この世界の誰もがモトラドについてどうして生まれなぜ喋るのか知らず、その不自然と思わない。そのことのついてはモトラドである自分も知らないとある

 

 

[ 登場人物 ] 19:53 - | comments(0) | trackbacks(0) |2018.03.30 Friday
キャラクター「フォト」について

2018/3/24…放送での指摘を受け項目「雲の中で」の記述を変更

 

 

   キノの旅における第四の主人公。黒くて長い髪、身長155cmぐらいの17歳の少女(フォトの日々)。新天地となった国ではみなからフォトと呼ばれるが、これは本名でなく通り名である。小説12巻において初めて登場し、15巻以降はレギュラーキャラクターとなった。フォトは最初こそ故郷で売られ奴隷という波乱の展開となったが、その後運よく自由と定住地を得て写真屋を営むこととなった。それ以来お話は写真稼業がメインとなり、その中でもフォトが撮った写真が物語の重要な鍵を握るということが多くなった。

 

 


●生い立ち
   幼少期の頃フォトには親も祖母もいたが、彼女が学校に上がるか上がらないかの頃に流行病でみな死んでしまった。そのため、フォトは孤児院で十年近く暮らすこととなった。そこでのフォトはルールを守る"よい子"であった。
   フォトが生まれた国は一つの宗教が治める宗教国家であり、"どんな時でも人を信じなければならない"という教えや、"人類皆仲良し"、"愛は世界を救う"といった現実離れな戒律があった。そんな教えのもとで国民はこの国が世界で一番美しいと信じられていたが、余所から見れば教祖による独裁国家に過ぎなかった。

   そんな折、国の教祖は余所から来た商人との取引にて支払いが足りず困っていた。そこで教祖は孤児であったフォトを身売りとして差し出した。そのためフォトは商人達の奴隷として扱われることとなった(フォトの日々)。

 


●雲の中で
   商人の奴隷となって十日ほど経った頃。商人の一行は山岳地帯にて野営地を組んだ。商人達は楽しそうに作業をしていたが、フォトだけは奴隷としてひどい扱いを受けていた。しかしそんな扱いを受けてもフォトは故郷での教えを信じ、教祖や商人たちを憎むことはしなかった。
   食事が完成し皆が口をつけようとした矢先、フォトは食事に入れた草に毒が含まれていると気付いた。そしてそのことを言おうとしたが、ついに言い出せなかった。食事をとった商人達は全滅し、生きている人間はフォト一人となった。その場に立ち尽くすフォトであったが、そんなフォトに誰かが声をかけた。声の主はモトラドのソウであった。ソウは快活にフォトの行動を認め、毒を食べたのは連中のポカであることと、例えフォトが止めても皆は聞き入れなかったと諭した。そして共に生き残るため金目の物をトラックに積み、新天地へ向かうことを提言した(雲の中で)。

 


●安住の地へ
   そして生き残るための旅が始まった。この時フォトは、生まれた国では本名があったが奴隷の時に名はなくしたということなので、×××××・×××××という名前をソウは付けてあげた。道中フォトは初めて見る景色に感動し、絵に閉じ込められればいいのにと言った。絵を描けばいいとソウは言ったが、描き方を知らないとさびしそうにフォトは言った。
   人里はなかなか見つからず、フォトはトラックの燃料が尽きるたびに予備の燃料を補充した。そしてフォトが自由の身となってから十四日目、いよいよ燃料が尽きかけた頃にようやく国を見つけることができた。入国した国でフォトは政治家の人と面会、ソウの危惧をよそにフォトは真実をすべてぶちまけた。しかしそれが功を奏し、とてもよい待遇でこの国に移住することが叶った(フォトの日々)。

 


●写真屋の開業
   トラックに積み込んだものはオークションに出してもらい、フォトは多くの富を得た。新しい家を得ても十分な資金があったが、それでもフォトは仕事をしたいと言った。そこでソウはオークションで売らずに残しておいたカメラをフォトに教えた。
   フォトは写真にのめり込み、ソウに乗って国中を回っては写真を撮った。この国では写真が普及しておらず、そのうちに報酬込みの写真撮影の依頼が舞い込むようになりこれが仕事となった。
   そしてこのころ初めてフォトと呼ばれるようになった。これはフォトグラフやフォトグラファーを短く読んだのことから名付けられた。一方で以前ソウがつけた名前は長く発音しづらく浸透しなかった(フォトの日々)。

 

 


●写真稼業での出来事
・家族写真を撮った際に親子の容姿が異なった写真が収められ、それを喜んだ息子は完全に失明したとソウは悟った(見えない真実
・寒地の村で撮影し、後に村が雪崩に襲われた際もフォトは駆けつけて撮影した。出稼ぎの村男からは咎められたが、以前撮った村での写真を見て涙した。さらに被災した村の写真が新聞に載ったことで国から支援が入った(残されたもの
・同胞捜索隊に同行し、記録係として写真撮影をした。その際超望遠レンズで撮った写真に手を振る獣人が映っており、仲違いしたのではないと気付いた(助けに来た国
・夫婦の写真を撮影、後日スパイの夫が死に妻もスパイだと知った。せっかく撮った写真は受け取ってもらえなかったが、実は白黒写真の方を妻がもらっていった(夫婦の話
・治療を拒む父親を説得するため妻の心霊写真を作った(見える真実

 


●フォトの信条
   生まれた国にて人を憎んではならないという教え受け、奴隷になってもその教えを守ろうとした。そして運良く自由と富を得ても仕事をしたいと願う実に従順な性格であった。定住の地を得てからは住人達とは写真を撮って渡したりと仲の良い関係を築き、依頼主の喜びや悲しみを一緒になって分かち合う実に素直な性格であった(見えない真実助けに来た国)。
   写真稼業は好きな景色や人々を撮ることから始まったが、国で写真は貴重な存在でありみなから喜ばれた。素直すぎる面が目立つフォトであるが、写真と依頼主について真摯に考えているようで、見えない真実では写真は何もできず何かをするのはいつだって人間ですと説いた。また雪崩に襲われた村の撮影を咎められた際は、記録を残すことが村人の願いであり後世に伝えなければならないと怯むことなく主張した。

 


●その他
・小学校もろくに出ていないため読み書きが苦手。見えない真実時点では練習により簡単な読み書きはできるが、手紙はソウに読んでもらっている

見えない真実にて望遠レンズを、残されたものにて遠征用の小型トラックを購入した

・自由の身となってすぐのトラックの旅にて、ソウはパースエイダーの使い方を教えようとしたが、フォトはそれを頑なに拒んだ。商人達の最後の男の自殺がトラウマである模様(フォトの日々

 

[ 登場人物 ] 00:16 - | comments(0) | trackbacks(0) |2018.03.24 Saturday
フォトが登場するお話 全話リスト

[ 摘要 ] 23:42 - | comments(0) | trackbacks(0) |2018.03.22 Thursday
キャラクター「相棒」について

   師匠が現役の頃、共に旅をしていた若い男。左利き(宝探しの話-Genocide-)で金髪碧眼(ある愛の国)。少し背が低くてハンサムな容姿。現役時代は破天荒な師匠に付き従うが、これは実力がなければできないことである。また、キノが旅をしている時代では優しい国のパースエイダースミスとして登場した。本名は明かされておらず、小説9巻の登場人物紹介においては「相棒」と書かれている。

 

 

 

●相棒の信条
   昔の話にて師匠と相棒は、要人護衛のため怒れる民衆の群れをトラックで突破することとなった。運転を任された相棒は、同乗した要人に語りかけた。他人が死んでも痛くも痒くもない。私腹を肥やす間は民は苦しんでいたであろうが知らないと。しかし最後に、良ければ自分が生きるために人が死ぬということを見ておくようにと言った。発言の是非は置いておくとして、この経験を経た要人は亡命先の国で大統領に登りつめるほどの立派な人物となっている。
   相棒は師匠と共に散々危ない橋を渡りつつも、このような生き方をしているのであればいずれ死ぬと悟っている(生きている人達の話)。しかしそう思いつつも、不意の事態で死なず、いつどうやって死ぬのか、分かっている朝が来ますようにと星に願いをかける一面もある。そしてその願いは優しい国で叶うこととなった。
   旅先においては基本的に前向きで、生きるのは楽しいものだと説いたり(殺す国)、役目を終えるつもりだった高性能機械に新しい人生を見つけることを促したり(止まった国)と、暗いそぶりを見せたことがない。

 


●師匠と出会う以前
   相棒の過去を直接描いたエピソードは存在しない。しかしながら各所で過去を匂わせる台詞が存在している。アジン(略)の国では子供の頃は優等生でテストはすべて満点で将来を期待された神童と言っており、昔の話では祖国から逃げ出したと述べ、殺す国では「仕方なく始めた旅が今の生き甲斐」と言っている。そして、森の中のお茶会の話では故郷も待つ人もいないと述べている。また冗談とも取れるが実家から出た際は編み物の途中だったらしい(止まった国)。
   長のいる国のエピソードより半年前ほど前には、師匠はある国で相棒の手配書を目撃しており、元は手配されるほどの悪者であったようだ。さらに歴史のある国にて相棒の私物が明かされ、暗殺グッズてんこ盛りであったため、それに通じる過去があったとうかがえる。

 


●師匠との出会い
   師匠と出会う直前、後に相棒となる男は山賊達と共にいた。山賊達は長のいる国で捕えた長を人質に(正確には長の方が山賊を言いくるめ)、金品と食糧を国からゆすり生活していた。そんな折師匠が長のいる国に現れ山賊退治の依頼を受諾、山賊を遠くから狙撃し長以外の見える者を全滅させた。しかし、男は奇襲を知ると真っ先に長に後ろに隠れて死んだふりをし、長以外の山賊で唯一生き残った。
   師匠は山賊達が壊滅した現場に来るとまずは長を確認、そして死んでいるふりをしている男に起きるよう言った。これこそが師匠と相棒の出会いであった。その後、師匠は事の黒幕であった長を殺害。残った男からは金品の在り処を聞き出した。その際男は自分の分け前を求めたが、師匠は有無を言わせずすべてを踏んだくった。男は山賊が壊滅し居場所を失ったので師匠に同行したいと願い出ると最初は断られたが、銃のメンテナンスが出来ると言うと同行を許可された。

 


●師匠との旅
   そして師匠と相棒の旅が始まった。両者は出会いからして力関係が決しており、相棒は師匠のもとさまざまな事でこき使われることとなった。また師匠は金品にがめつい存在であったが、相棒も躊躇なくそれに付随し時には悪事を働いた(中立な話いい人達の夕べ)。
   相棒は好戦的だがそれなりの実力を持っていた。歴史のある国では、濡れ衣を着せてきた警官4人を二秒弱で撃ち殺すつもりでいたり、その後燃えに燃え針の穴に糸を通すような狙撃で篭城戦を展開したり、殺す国では点滴をつけながらも楽しむために無理して狙撃に加った。
   師匠についてはオニと言ったり(長のいる国宝探しの話-Genocide-)守銭奴だと思っていたりと(ケダモノの国)畏怖の念を抱いていたようだ。

 

 

●師匠の相棒でいるためのお仕事
・車の運転。体調不良の際は師匠が運転してくれたが(殺す国)、利き腕とは別の腕を負傷した際は運転させられた(宝探しの話-Genocide-
・なぜか裸になって危険な狙撃兵の囮をさせられた(狙撃兵の話
・脅迫相手の追跡防止のため、わざわざタイヤのバルブを押して空気を抜く作業をさせられた(いい人達の夕べ
・料理。鍋を新調を提案したところ料理を押し付けられた(求める国
・温泉を信じない住人のため、裸になって温泉に入らされた(見つけてしまった国
・羆がでる国での夜、普段使わない大口径の銃を整備をさせられた(ケダモノの国
・羆の洞窟探検。先頭はもちろん相棒の仕事だった(ケダモノの国
・事件の黒幕であり師匠等に危害を加えようとする部隊長を銃で撃ち無力化した(ケダモノの国
・遥か崖下の師匠のため、断崖絶壁でハーネスを自分と銃にしっかり縛り付け、その体勢から銃を撃った(楽園の話
・敵の油断させるため、前情報なしで腕を刃物で切り付けられた(宝探しの話-Genocide-

 


●優しい国にて
   長い年月が流れ、相棒は師匠と別れ優しい国に収まった。それからは小さな店を構え、評判のパースエイダースミスとして余生を過ごしたようだ。そんな折、師匠の弟子であるキノが来店。キノが持っていた「カノン」を見て師匠の物と確信した。そしてかつて共にいた銃として「森の人」をキノに託し、国と運命を共にした。

 


●その他
・子供のころから霊感がある(森の中のお茶会の話)。それが師匠の弱点だと分かり、置いてきぼりにされそうになった際化けて出るかもと言いかけたが、殺意のオーラを感じやめた(殺す国
宝探しの話の冒頭、師匠より「〜あなたが運転手以外にも使えるということを、そろそろ証明してみなさい」と言われた。その後敵を油断させるため切られる役割を与えられ、"使えるということが証明された"のはなんとも皮肉である
・小説21巻ではたった4ページしか登場しなかった

 

 

 

[ 登場人物 ] 00:27 - | comments(0) | trackbacks(0) |2018.03.17 Saturday
キャラクター「師匠」について

   キノが故郷から逃げたした先で出会った老婆。本編におけるキノの強さは師匠から鍛えられた賜物である。小説では師匠が妙齢のころのエピソードも描かれており、当時は相棒と組んでさまざまなことに首を突っ込み、金品をせしめていた。さらに、小説21巻女の国にて師匠の旅立ちが明かされた。

 

 


●特徴
   女の国の出身で本名レジー。女の国のお話の時点で両親を失っている。銃の扱いに長け愛用の大口径リヴォルバーはもちろん、ライフル(ケダモノの国)から車両搭載グレネードランチャー(昔の話)に至るまで使いこなす。そして、これまで一度も被弾したことがない(生きている人達の話)。
   師匠の旅は高額報酬が目的であり、そのためであれば要人護衛のために多くの人を殺したり(昔の話)、川に身を投じることも厭わない(楽園の話)。さらに師匠は博識で、水晶だと思われていた石をダイヤモンドだと見抜いたり(開運の国)、長すぎるアジンの国から後日出会うミライツーの名前を把握したりと見事な完璧超人ぶりである。
   そんな無敵に思える師匠だが、唯一の弱点が「おばけ」で、森の中のお茶会の話では報酬を目前にして即時撤退した。

 

 

●旅立ち
   師匠ことレジーは女の国の出身で、「"この国最強の武闘家"と言われる師匠」のもとで修行をしていた。女の国はあらゆる面で女性が優位な立場にあり、男性の権利が著しく制限されていたが、住人達にとってはそれが当たり前だった。しかしレジーだけはそれを疑問に思い、男女は体の違いはあれど、ともに協力すればよい国になると思っていた。
   そんな折、恋人のアルトは車所持の許可が下りたため小さな黄色い新車を購入した。レジーは喜び、その勢いで国外へ繰り出すことにした。しかしそこで出会った商人達により拘束され、恋人のアルトも懐柔されてしまった。絶体絶命の危機に陥るレジーであったが、一瞬の隙を突き逆襲、商人達を全滅させ裏切ったアルトとは死別した。一人になったレジーは気の向くまま飽きるまで、そして小さな黄色い新車が壊れて走れなくなるまで旅をすることにした。

 


●師匠と相棒の旅
   月日は流れ、車がボロボロになったころ。師匠は長のいる国に入国した。長旅で経験を積んだらしき師匠は依頼を承諾、長を含め山賊を皆殺しにした。その際殺しこぼれた男が師匠に同行を申し出た。師匠は初め拒否したが、自分には出来ないパースエイダーの整備ができるということで旅の同行を許可した。師匠は相棒に常に車の運転をさせたり、狙撃兵の囮(狙撃兵の話)という危険な仕事をおしつけたりとこき使った。そのような関係の元2人は長い間旅を共にし、さまざまな国に訪れては儲け話に寄り付き、金品をせしめていった。

 

 

●師匠の活躍
・国を出て早々、拘束およびゴム弾被弾から自ら肩を脱臼、隙を生み出し包囲していた商人8人を殺した(女の国
・機関砲を用い山賊のアジトを狙撃、20人以上いた山賊を全滅させた(長のいる国
・濡れ衣をきせてきた警察を相手取り警察本部を占拠籠城、大金をせしめた(歴史のある国
・商人の失礼な物言いがきっかけで、護衛4人の腰のパースエイダーを即座に撃ち抜き使えなくした(いい人達の夕べ
・戦争を吹っかけられ困っている国の軍師を買って出て、見事な統率をとった(殺す国
・多勢の民衆の包囲網の中、要人護衛のため車両搭載のグレネードランチャーを駆使し活路を見出した(昔の話
・隙のない対策のもとヒグマを仕留めた(ケダモノの国
・相棒にケガを負わせるという大胆な策を講じ、殺人犯をあぶりだした(宝探しの話 -Genocide-

 

 

●キノの師匠
   それから長い年月が経ち、師匠はひとり人里離れた森のログハウスで暮らすようになった。そしてそこにキノとエルメスが現れた(ごく一部がアニメ一期彼女の旅にあり)。師匠は国に追われ困っていたキノを保護し、一緒に暮らした。その後、キノはなにかをするためにを経験し強くなりたいと願うと、師匠は持ち前の旅の知識や戦闘術をキノにたたき込んだ。

 

 

 

 

[ 登場人物 ] 22:45 - | comments(0) | trackbacks(0) |2018.03.09 Friday
師匠が登場するお話 全話リスト

小説版「キノの旅」にて師匠が登場するお話の一覧。キノの言及のみの回は除く

 


妙齢時代
第21巻九話「女の国」(師匠が旅立つ話)

 

第2巻口絵「狙撃兵の話」
第5巻第八話「用心棒」
第6巻口絵「中立な話」
第6巻四話「長のいる国」
第7巻二話「ある愛の国」

第7巻五話「森の中のお茶会の話」

第8巻一話「歴史のある国」
第9巻口絵「なってないひとたち」
第9巻二話「いい人達の夕べ」
第9巻六話「自然保護の国」
第9巻八話「殺す国」

 

第10巻三話「保護の国」
第11巻三話「アジン(略)の国」
第12巻口絵「山賊達の話」
第12巻三話「求める国」
第12巻五話「努力する国」
第13巻口絵「生きている人達の話」
第13巻一話「昔の話」
第13巻スペシャル収録「いろいろな話」
第14巻口絵第一話「情操教育の国」
第14巻四話「開運の国」
第15巻口絵「見つけてしまった国」
第15巻一話「ケダモノの国」
第16巻口絵「昼と夜がある国」
第16巻三話「飲酒運転の国」
第17巻口絵「ファッションの国」
第17巻口絵「遊んでいる国」
第17巻七話「楽園の話」
第18巻二話「止まった国」
第19巻「捨てる国」
第20巻二話「仲の悪い国」
第20巻五話「宝探しの話 -Genocide-」

第21巻八話「鍵の国」

 

 

老婆時代
第3巻二話「説得力」
第7巻「何かをするために」
第9巻十一話「説得力II」
第10巻「在る男の旅」
第11巻五話「学校の国」
第18巻八話「お金の国」
第20巻「宝探しの話 -Generic-」
 

 

 

[ 摘要 ] 20:21 - | comments(0) | trackbacks(0) |2018.03.09 Friday